SVX日記
2016-11-19(Sat) お風呂スピーカを自作開始
ちょっと前に欲しいと思いついた「お風呂スピーカ」を自作してみた。既成品も考えなかったわけではないが、風呂場は音場として最悪であるから音質にこだわる必要がなく、また、風呂場は水場であるから故障する可能性も高いため、自分で交換、修理、メンテナンスができる自作が一番である。
起き抜けに作業をし始めたら気分が乗ってしまい、ドリル、リーマ、ハンドニブラ……と、作業を進めたところで、ニブラが面倒になってきてしまい、カッターで大まかに切ろうとしたら、ミスってタッパーを割り、ひとつ無駄にしてしまった。ガッカリしつつ、予備のタッパーを取り出してきて作業のやり直し。
ハンドニブラは、いつも人差し指がコスれて水ぶくれができるので、今回は指にマスキングテープを巻いた上にゴム手袋をして齧り進む。大まかに丸く穴を開けたら、ラップの芯にサンドペーパを巻きつけて、スピーカユニットがキッカリとハマるまで中をグリグリと削りまくる。右手が完全に筋肉痛になるレベルまで一時間以上グリグリして、ようやく穴があいた。
で、暫定的に完成したのがこれ。以前にどこかで見たような見かけだが、予備としていくつも買っておいた同じ100円のタッパーを使っているから当然である。ただし、今回は、防水性が必要であるから、背面にスピーカ端子はなく、音源、アンプ、電源は内蔵する形とする。
使ったスピーカユニットは、aitendoの「スピーカユニット(4Ω5W)[SPK-4OHM5W-7878]」。耳があり、350円と安価で、水がかかっても大丈夫そうなコーンなので選択した。青色というのも、水を連想させるので、お風呂スピーカとしてピッタリだ。
アンプは、秋月の「PAM8012使用2ワットD級アンプモジュール」。特に目的もなく予備で買ってあったものを使用。安くて小さいのにノイズもなく十分な音を出してくれる。D級アンプってホントすごいな。
早速、ブレッドボードほかを適当に放り込んでフタを閉め、風呂場で鳴らしてみた。うーむ、風呂場は想像以上に音場として最悪であった。それでも、立派な音が出るので、普通に風呂タイムが楽しい。試しにスピーカにシブキをかけてみたが、普通に水を弾くので大丈夫のようだ。