SVX日記
2008-06-04(Wed) Fedora9、ブラウザチューン
まずは、無線LANの設定……だが、これは何も考えなくて済んだ。X40はIntelの「PRO/Wireless 2200BG」を積んでおり、これに対応するモジュール「ipw2200」は、標準カーネルに含まれているからだ。プレビュー版ではNetworkManagerが自動起動しない設定になっていたので、あれこれ探してヒドい目にあったが、修正されたみたい。
未確認だが、Atherosにはmadwifiというモジュールが適合するらしく、それはlivnaで配布されているらしい。LavieAまでLinux化することになったら、その時はお世話になることにしよう。
具体的には、X上で外部の領域をNFSマウントし、そのままシャットダウンしたりすると、アンマウントに先立ってXが終了し、無線LAN接続が解除されてしまうため、シャットダウンがアンマウントの段階で停止してしまう。まぁ、その段階で強制電源断したとしても、問題が生じる可能性は低いが、気分が悪いのでシャットダウン前にはアンマウントを忘れないようにしよう。
次に、FireFoxの設定……といっても、オイラはOpera派なので、基本的にはOperaをダウンロードするためだけに使うだけなのだが、縁起物なのでコンパクトフラッシュに配慮し、速攻でディスクキャッシュをオフにしておく。おそらくキャッシュが働くと、かえって遅くなるだけだろう。もしキャッシュを有効にしたいなら、キャッシュの位置をRAMディスクである/dev/shmに変更するといい。試してはいないが「~/.mozilla/firefox/xxxxxxxx.default」の下に「user.js」を作って、その中に設定を記述すればいいらしい。もし変更したら、元のキャッシュ情報である「~/.mozilla/firefox/xxxxxxxx.default/Cache/」の中身は空にしておくべきだ。
FireFoxをメインに使うつもりはないので、さっさとOperaをダウンロードする。基本的には安定版が好きなオイラだが、リリース直前っぽいベータがあるなら、それを使うのも悪くない。9.50beta2をrpmで落とす。
Operaは本格的に使うので、いろいろ設定するぞ。まずはやっぱりディスクキャッシュのオフ。キャッシュの位置は「~/.opera/cache4/」なので、空になっているか確認する。メモリキャッシュは、Operaの挙動にもよるが、とりあえずは自動のままで。
で、タブの挙動のチューニング。「ツール、設定、詳細設定、タブ」から、うっとおしいタブのサムネイル表示をオフ。で、オプションの中の「タブをクリックすると最小化」をオンに「タブに『閉じる』ボタンを表示」をオフにする。最小化は、閲覧中のページのタブをクリックすることで「直前に閲覧していたタブに戻る」かのように使えるので、オイラにとっては必須設定だ。
今や必須となったFlashプラグインも入れる。Operaとはいえ、公式サイトからrpmを落として普通に入れればよい。んが、音が出ない。話によると、オーディオ関係がPulseAudioというPCM8っぽいヤツ(?)になったせいだとか。これはFedoraから提供されているlibflashsupportを入れれば解決する。これでYouTubeやニコニコ動画もバッチリだが、Operaの場合はoperapluginwrapperというモジュールの安定度がいまひとつらしく、そこそこの確率で落ちる。これは9.5のリリース版で解決されることを願おう。
でもって、バリバリと閲覧するために必須のキーボードショートカット設定だが、これはまだ熟成中。ただし、ショートカット設定の中に「Opera Standard for UNIX」という既存設定があり、これだけでちょっとEmacsっぽくできる。