SVX日記
2008-06-01(Sun) スリーブロックレギューレータ交換
具体的な修理方法を公開しているサイトがないか、ババッと検索したところ、SVXを自分で直しに直しまくっているポヨさんのサイトが引っかかった。写真で説明してあるので非常に助かる。概略を頭に入れて、要点をちょっとメモして、ドライバほか何点かの道具を持って、SVXの元に向かう。
その並びで、ドアを開けるノブの下にあるネジも外す。こっちはプラスチック製の隠しカバーを外す必要がある。小さめのマイナスドライバが突っ込める隙間があるので、それを手がかりに外し、中にある1本のネジを外す。
ちなみに、この3本のネジだが、ウチのSVXではネジの頭で挟み込む相手、つまり、ネジ穴の周囲のプラスチックが欠けてしまっており、ネジの頭以上の大きさ穴になっていた。いわゆる「バカ」になっている状態。ネジの意味ねぇー。
5本のネジを外したら、ドアの内張りの下側を引っ張って外す。バョン、バョン、バョン、と3カ所くらい。ただし、これは比較的簡単に外れるものの、パワーウィンドウのスイッチほかに接続されているケーブルが2系統あり、このカプラを外さないと内張りを分離できない。
ウチではこのカプラがかなり堅くハマっていて苦労した。ひとりでやっていると、大きな内張りを抱えたまま、不自然な体制での作業を強いられるのでなおさらだ。オイラが外れずにモガいていたら、内張りの端をドアのスピーカーに押し当ててしまっていて、スピーカーのリム(周囲のプヨプヨ)の部分を破損してしまった。かなり経年劣化していたから仕方がないが、出る音に大した影響がなくてよかった。気をつけよう。
無事、内張りを外すと……ビニールが全面を覆っている。で、患部のスリーブロックレギュレータはその内側。ポヨさんのサイトには「丁寧に剥がす」とあったが、ウチのは接着が強く、剥がそうとしてもビニール自体が伸びてしまいそうだ。ここは、思い切ってカッターでカットする。
さて、破損したスリーブロックレギュレータは……ない。下に落っこちたのか? と、思ったらワイヤを噛み込んだまま下の方にいた。パワーウィンドウを動かして、本来の位置に移動する。見ると、足の辺りが欠けている。ワイヤをココに留めておくのがコイツの仕事らしい。