SVX日記
2004-08-30(Mon) シリアルポート切り替え機+α「EX232CP」ががーっと製作
例の「EX232CP」の設計は昨日完了したので、今日はががーっと製作するのである。その前に「EX232CP」という名称だが、特にカッコつけて名前を付けているワケではなく、呼び名がないと困るのと、開発中CVSで管理するのでプロジェクト名を付ける必要があるので付けただけである。CVSで管理するといっても、PICを使うわけではないのでファームのソースがあるわけでもなく、リポジトリに登録するのは、単に実体配線図の回路図のファイルだけなのだが。
ががーっと一気に製作するので、COLDHEATは使わず、使い慣れた安物ハンダゴテを使うことにした。途中、いつもの5Vと違って今回は16Vがメインなので、いつものように470Ωの抵抗をLEDの減圧に利用できず、手持ちの2.2kΩを利用することにしたとか、光らせるLEDの配色をどうしようか迷ったりとか(結局、CTSを緑、テスト基板からのTxDを赤、RxDを青とした)、切り替えスイッチの方向を逆に配線してアセったりとか(危うく配線し直すトコだった、グイッと180度ヒネれば解決である)、人差し指の甲をハンダゴテにジュッっとやったりしながらなんとか形にする。人差し指の甲が軽く水ぶくれになった以外、特に大きな問題は生じなかった。
まだ、シリアルポートのコネクタを付けていないので使えないが、簡単に配線チェックをした限りでは問題ないようだ。上部のジャックに16Vを入れて、軽くTxDやRxDに手を触れるとLEDも点灯することを確認できた。GNDに落とすと点灯するように作ってあるので当たり前なのだが、地球はデッかいアースであることを認識する一瞬である。
ちなみに今回、基板固定用に初めて皿ネジを利用してみた。ネジ頭がケースに埋没するタイプのネジで、見た目が多少よくなる。ただし、このネジを利用する場合、ネジ穴側をスリ鉢状に加工しなければならない点が面倒なのである。常々、専用の工具があれば欲しいと思っているトコロなのだが、今回は試しに手持ちの一番太い8mmの電動用ドリルをネジ穴にあてがって、手でウリウリと削ってみた。結果、ピッタリとはいかないが、半分以上ネジを穴を埋めることに成功した。今回タッパーの裏には若干出っ張っている部分があるので、これでネジがテーブルに直接当たることはなくなったが、やはり完全にネジを埋めてみたいものだ。今度、秋葉で専用工具の存在について聞いてみることにしよう。