SVX日記

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2023-02-27(Mon) 九四ドライブ9日目

  今日も6時起き。昨日、コンビニで調達した食い物ほかで朝食。ちょっとベタつくが、パックごはんは便利だ。粉末の赤味噌もいい。もっと持ってくればよかった。

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  荷物をまとめ、クルマに向かうと霜が下りていた。寒いわけだ。すぐに身支度をして、昨日は暗くてよく見て回れなかった温泉街を散歩。西郷さんの訪れた湯という、これまたいい感じに時代の付いた温泉もある。近くに展望台という案内があるので行ってみると、確かにそれなりに見渡せる場所に行きついた。なんとも味のある温泉街だ。近所じゃないのが悔しい。

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  今日はとんでもない距離を走る予定なので、そそくさと宿に戻り、7時過ぎには出発。トンネルを通りたかったので温泉街を一周してから西へ向かう。そして走りに走って、一気に野間岬まで。しかし、こういう岬もあるんだな。岬といえば大概、堤防まで遊歩道があるものかと思ったら、野間岬はまったく観光地化されていない。車がギリギリ走れる道が途中まであるだけだ。どうも、以前は風力発電の風車がたくさん設置してあったらしいが、数年前に撤去されてしまったようだ。もう少し奥まで行けそうだったが、ヤバそうなので広場で引き返す。というか、この広場は5番目の風車があったところみたいだ。

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  その後、海っぺりを南下すると、お魚センターという案内が見えたので寄ることにした。まだ昼前だが、朝飯を6時に食っているのだから、本来これくらいの時間に食うべきだ。空いているだろうし。というわけで、市場の中の食堂で刺身定食を食う。甘い醤油だったが、別にイヤじゃないな。なぜかご飯とうどんと両方付いていたが、別にイヤじゃないな。

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  西に向かって走ると、目の前にデカい山が現れてくる。開聞岳だ。地図を見ると後から取って付けたような地形で、年輪のように美しい等高線の通り、横から見てもホントに美しい形をしている。別名、薩摩富士と呼ばれるらしいが、確かに富士山を彷彿させる。そして楽しみにしているのが開聞岳を南回りで走り、最後に開聞トンネルを走ることだ。ストリートビューで予習してしまっているが、ぜひとも生でその不思議な雰囲気を味わいたいのだ。

  いよいよ開聞岳の麓に差しかかる。少し道幅が狭くなり、怪しい感じになったと思ったら、その先でドンと広くなったりして、道幅が安定しない。珍しい作りの道だな、と思って走り続けると、もうすぐトンネルという辺りで、いきなり道幅が半分に。まぁ、これくらいなら、とさらに進むと、

 

  なんだか分岐のようなそうでもないような微妙な場所から、ダートのようなそうでもないような微妙な路面になり、急激に落ち込む形になっている。勢い余って鼻先が入ったが、本当に進んでもいいものか躊躇してしまった。戻るとすればだいぶあるし……と、意を決して進む。結局、少し進むと路面は多少マシになり、安心すると同時にトンネルの入り口が見えてきた。トンネル内は、路面が荒れているので落ち着かないが、想像以上に不思議な雰囲気だ。これは来られてよかった。対向車が来たら面倒だが、まず来ないような雰囲気もある。しばらくして反対側に出ると、放し飼いの馬がいるのに驚きつつ、その先で「長崎鼻」という奇妙な地名を目にする。長崎なら数日前に行ったが、何でこんなところに? そもそも鼻ってなんだよ、なんて呟きながらスルーしてしまったのだが、ここでいう「鼻」は「バエ」と同じく「岬」という意味だったらしい。後から調べたら、薩摩半島の最南端として、そこそこちゃんと見て回れる場所だった。行って「岬これくしょん」に加えるべきだったな。

  ちょっと間違えつつ先に進み、道の駅で休憩するが、その先は市街地。いまひとつスカッとしない道が続いたところで、指宿スカイラインという案内を発見。特段チェックしてなかったが、そもそも「指宿」ってなんて読むんだ? 入口はまだ先のようなので、クルマを駐めて指宿スカイラインの概要を調べる。有料のようだが、だいぶよさそうな道で、時間短縮にもなりそうだ。乗ってみよう。

  これが大正解。たった100円で、早いのなんの。どこまでも続くし。むしろ乗らなければ大変なことになっていた。ちなみに「指宿」は「いぶすき」と読むらしい。これまたグレートなクソ読み地名だな。「ゆびやど」に「いぶすき」要素がなさすぎて覚えるのも困難だわ。

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  あまりのブッ飛ばしロードなので、駐まるのももったいないが、駐まらないのももったいないと思い、気まぐれに樋高展望台で駐まってみたらスゴい景色が。巨大過ぎる石油タンク基地。これはエースコンバットで全基破壊してみたいもんだわ。

  どこまでも続くと思われる指宿スカイラインも終わりが近づいてくる。アドリブで乗ったので、詳しい道路仕様がわからず谷山ICで下りて市街地へ。しかし、市街地に入ったところで猛烈な渋滞。裏道へ逃げるも、そうは変わらず。どうやら、指宿スカイラインは、もう少し無料で行けたし、もう少し払えば鹿児島ICまで行けたようだが、どっちにしろ市街に下ろされるので、どうにもならかったかな。

  しばらくして郊外に出ると、また快走路になり鹿児島湾を回り込む。しかし、この景色はスゴい。地図で見た地形を頭に浮かべつつ、デカすぎるスケールに、心持ちまで大きくなる気分。鹿児島の人が羨ましいな、などと思っていると、桜島に差しかかる。ここから、グルッと右回りするのだ。

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  火山活動で生まれた島であり、現在も火山活動は続いているが、ごく普通に街もある。道の駅で一休みし、ゆるく煙を吐く火口を見上げ、植えてある桜島大根の巨根に驚き、周回を継続する。一周してから南に向かうが、重複する部分はわずかに数百メートル。そして少し進むと、今日の宿である古民家の宿たるみずだ。あー、今日はホントに走ったなぁ。

  さて今日の宿は、純粋に伝統的だった昨日の宿と違い、古民家といいつつ現代的な部分が取り込まれている感じだ。部屋に鍵は掛かるし、五右衛門風呂も薪で沸かしているわけじゃない。五右衛門風呂の入浴は時間での割り当てになるので、空いていた19時を予約。あ、それっていつも走り終わる時間じゃん。と、今日もジョギングすることにした。

  着替えて海っぺりへ。iPhoneで5kmの位置を確認しながら南へ向かう。松崎川の河口が丁度の位置だな。狭いところもあるが平坦で走りやすい。河口まで到達した帰り道、だいぶ暗くなってきた頃、海側の背後から鳥のVの字編隊が追い抜いて……え、10以上の編隊で300羽くらいが一斉に飛び立っていく。これはスゲえもん見たな。戻ったら19時過ぎなので、すぐに風呂。狭いがなかなか楽しい。温まったところで、目の前のコンビニで適当に晩飯と朝飯を買って宿に戻り、晩飯。

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  しかし、今日はまだやることがある。洗濯だ。宿にランドリーがないので、洗濯物をまとめ、事前にチェックしておいたコインランドリーまでクルマで向かう。歩きたかったが、夜にちょっと遠すぎる。洗濯中はヒマなので、コンビニでコーヒー買って飲んだり、電子書籍でマンガ読んだりして過ごす。乾燥は……ちょっと生乾きだが大丈夫かな、と撤収。

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  ようやく、部屋でゆっくりできるが、今日の部屋は3畳と狭い。本来はテーブルを畳んで布団を敷くのだが、洗濯物が思った以上に生乾きだったので、テーブルにも拡げ、隙間に布団を敷く。改めて、焼き鳥でビールを呑んで、落ち着いたところで、例によってノートPCで明日のルートをおさらいしつつ、隙間に体をツッコんで早めのおやすみである。

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  本日の走行距離は393.0km。累計距離は2046.8km。