SVX日記

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2005-08-05(Fri) ニセポッドフィックスに思う

  とりあえず

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2005-08-06(Sat) 携帯電話パカパ化

  今日はオイラの誕生日である。30代も半ば。まさに中年力の真っ盛りといえよう。こんな歳になって、ふらふらと転職するなんて、フツーはありえないが、ありえないほど意外にシッカリと勤まってしまっているオイラなのであった。ま、それに関しては、また単独のネタで取り上げるつもりなので今日は書かない。

  で、そのお仕事の都合でココしばらく尾張に駐在中なのだが、江戸に戻る予定がちっとも立たない。就職する時から江戸に戻る予定は決まっていたのだが、こんなに時期があいまいだとは思わなかった。こっちもいろいろ事情があるもんで、早く決まらないと困るのだが、幕府では殿様がウンといわなければ決まらないのがしきたりである……と、そこに携帯電話が鳴る、もしもし拙者でござる……はッ!! ちゅーわけで決まった。9月の頭から江戸勤務である。休みの日にまで連絡いただきまして申し訳ない。

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  と、そんなコトはどうでもいいんだが、そのイキオイのせいかはワカらないが、携帯電話のヒンジが完全にイッてしまったようだ。かなり前から、瞬間接着剤やなんやらで延命措置を図ってきたが、今回の破損はとっても気持ち悪い。なにせ、ヒンジが完全にプラプラなのである。気がつくと中途半端に口を空けてしまうのだ。情けないったらありゃしない。

  そんな時に意外と役に立つのがパンツのゴムである。このようにして、電池を兼ねる裏ブタの間にハサみこんでしまえば、しっかり口を閉じることができるのである。なにせ相手はパンツのゴムである。信頼性は抜群だ。しかも、なんとレトロかつ新鮮な感覚であろう。オシャレな札入れにこんな形状のモノもあった着がするぞ。ナウい、ナウすぎる。ヒンジが壊れた携帯をお持ちのみなさま方、自由にマネをしてもらって結構ですので。いやいや、後から実用新案をとったりもしませんので。どうぞどうぞ。

  ま、携帯は3年も使うものではないということであろう。とほほ。


2005-08-10(Wed) SVX車検完了!!

  さて、今日はズキューンと江戸に戻って盆休みなのである。ついでに、車検で預けてあったSVXをお迎えに行くのである。なにしろ、しばらくザク・アベニールに乗っていたので、SVX・ガンダムに乗り換えられるのが嬉しくて仕方ないのである。

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  しかしその前に今回の車検、かなりの出費となった。ま、もともと高級車の部類であるからパーツが高いのは覚悟しているし、10年が経過したオンボロであるからあちこち修理が必要なのも覚悟していたが、50万!! ……という人の話を聞いていたので、30万が安く思えてしまった。ん? 高い? ま、ちょっと高いかな。いいじゃん、それくらい。感覚、ヘンかな……?

  内訳は、ざっと12万が車検の基本料金。9万が工賃、7万がパーツ代だ。ブレーキのオーバーホールして、エンジンのガスケット交換して、ATオイルを交換して、あちこちホースを交換すりゃ、それくらいかかるだろう。新車よりかなり安く買ってるんだから、最初の車検くらい、しっかり整備してあげてもバチはあたらないというモンである。

  で、久々に乗ったSVXは車高が低くて、車内が静かで、ガタつき感がなくてイイ。だけど、テンロクのつもりで踏むと飛び出してちょっとコワイぞ……って、ナニが悲しくて、SVXを商用のバンと比べなくちゃイカンのだッ!!

  しかし、なにが一番うれしいって、やっとこさブレーキロータを研磨してもらったので、ブレーキを踏んだ時に発生していたジャダーがなくなったコトだ……って、コレもSVX乗りらしからぬコメントだな……。

  ま、しばらくしたら、また高速で尾張に戻る予定なので、その時にまた気づくこともあるだろう、というコトで今日のところは以上。


2005-08-11(Thu) 古文書を入手

  とりあえず

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2005-08-13(Sat) 京ぽんに機種変更

  さて、今日はカミさんとお出かけ。「皇帝ペンギン」という映画を観にいく。この映画、単なるドキュメンタリー映画と思うなかれ、後半は宿敵のメカペンギンが現れ、母親ペンギンがピンチに、そこに子ペンギンの超能力アタック!! 動きがシブくなったメカペンギンに、母親ペンギンの目からビーム攻撃!! そこに空から父親ペンギンのクチバシファイア特攻!! どてっぱらに大きな穴を開けられたメカペンギンは永遠に動きを止めるのであった!! ペンギン家族の愛の力、万歳!! ……という話だったら、とっても面白かったんですが、そういうコトはなかったです。

  そんなことはともかく、やっぱりパンツのゴムはヤバい。間違いなく、新しい携帯に替えてもバチがあたらないトコロまできているのだ。しかし、定額プランでイッキに攻勢をかけるウィルコムではあるが、やっぱり扱ってないトコロでは扱ってない。扱ってても高い。扱ってても在庫がない。期待せずに、松戸駅前を京ポン求めてサマヨウのである。

  事前に最近話題のカカクコムで調べたら、機種変更の底値は6,800円であった。まぁ、その場で機種が変更できるなら、もうちょっと出してもいいけど……ん? 妙に小さな携帯ショップだな。お? 京ポン置いてあるぞ。新規の値段しか書いてない。お兄さん、京ポン在庫ある? えっ!? あるッ!? オイラ赤でないとヤなんだけど……赤もあるッ!? じゃ、値段は……? 6,800円ッ!? 買う!! 今すぐ買うッ!!

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  ちゅーワケで、全然、期待してなかったが、100%希望の条件で機種変更できてしまった。いやー、3年も経つと、カルチャーショックですな。アチコチの機能で、次元が変わってますわ。

  しかし、なにより嬉しいのは、携帯を開け閉めする時の「コッキリ、チャッカリ」感である。うーむ、特にこの京ポン、他のどの端末より気持ちイイ気がするぞ。コッキリ、チャッカリ、コッキリ、チャッカリ、コッキリ、チャッカリ。今度は3年以上壊れないことを祈ろう。なむなむ。

  あ、大事なコトを言い忘れているが、今更言うまでもなくこの京ぽんって端末は、PCでも有名なオペラというブラウザを搭載しており、単体でウェブサイトが見ることのできる端末である。徐々にオレ流に活用していくことにしよう。うひひ。


2005-08-14(Sun) 車検上がりのSVXで400km

  とりあえず

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2005-08-15(Mon) 京ポンにほえろ!!

  さて、先日購入した京ポンであるが、実はほとんど使っていない……というより、使えていない。まぁ、いろいろ事情はあるのだが、今日はその事情についてクダクダと書いてみる。

  オイラは先代のPHS「SANYOのJ700」を「データパックmini」というプランで契約していた。このプランは、長期割引サービスの10%が作用すると、基本料が月額税込み1,871円、しかも1,050円のデータ通信料を含む、という恐るべき格安プランである。

  しかしながら、利点があれば欠点もある。年間契約が必要で年間契約割引が適用されない、音声、メール、データのすべての通信料金が標準プランの1.5倍、データ通信料は通話には使えない、等である。とはいえ、ほとんど通話発信をせず、ときどき出先でNotePCにつないで、数分間のサイト閲覧やメールチェックする程度であれば、これで十分なのであった。

  ちなみにメールについては、ライトEメールという月額315円のサービスを付加して、短いメールを受け放題にしていた。送信は1件3.15円。ライトEメールはインターネットと相互にメールを送受信でき、当然ながら着信も自動であるから、これはかなり便利であった。

  しかしながら、このプランを、京ポンに作用させると大変なコトになるのだ。実はこの「データパックmini」というプランは「データ」なんて名前がついているのにもかかわらず、パケット通信が一切できないプランなのである!!

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  それだけならまだいい。京ポンはPIAFSでもネット接続できるので、Operaを試すくらいのコトは十分に可能だからだ。実際、ちゃんとこのSVX日記にもアクセスするコトができた。しかしながら、京ポンでは「オンラインサインアップ」という、サーバ側の設定(メールアドレスの登録とか)を行うページへのアクセスの際に使う通信経路が、パケット通信に固定されてしまっているのである。こればっかりは、どのよーに設定したトコロで、アクセスするコトができなかった。

  つまり、マトモにEメールが使えないのである!! ライトEメールは契約を継続しているから、数十文字のメールの送受信はできるが、さすがにそれだけじゃ困るのである。本来なら、ライトEメールの契約を外したいトコロではあるが、契約を外すのもオンラインサインアップで行う必要があるのである。なんてこったい!!

  しかし、SANYOのJ700はデータパックmini契約にもかかわらずオンラインサインアップを行うことができたのだ。つまり、オンラインサインアップの際に、必ずしもパケット通信で接続する必要はないハズなのである。あー!! もー!! これは京ポンの手抜きなのか!? そーなのか!?

  しかも妙なことに、オイラのNotePCには、京ポンを無線モデムとして使うためのドライバが、何度やってもインストールできないのである。インストールの際には再起動が必要になるので、非常に面倒なのだが、どーしてもダメ。えぇーい!! こちとら別にパケット通信をしたいワケじゃなく、PIAFSモデムとして使えるだけでエエんじゃ!! それとも、この問題はオンラインサインアップとは無関係なのか? まったく、イラつくわい!!

  では、果たしてオイラは「データパックmini」のままで、京ポンを使い続けるのか? ……といえば、そんなことはない。パケット使い放題プランに移行するつもりはないが、安くてソコソコ使えるコースに移行する予定はある。じゃ、なんで、京ポンを契約するときに、コースを移行しなかったのか? それは「データパックmini」というプランが年間契約が必須であり、別のコースに移行するには2,100円の違約金が必要になるからである!! いや、別にそのくらいの違約金なら払ってもイイのだが、微妙に9月末で年間契約が切れるのである。よって10月1日まで待てば、無料でコース変更が可能なのだ。むー、微妙だ、微妙すぎる!!

  かくして、ノドをカキムシりたくなるような状態のまま、今日も京ポンを持って遠ぼえを続けるオイラなのであった。わおーん!!


2005-08-17(Wed) 使い放題じゃない、京ポンを考える

  突然だが、今日は京ポンにふさわしい料金コースについて考える。そりゃ、使い放題にしてしまえば、思考を停止してもいいが、さすがに使い放題とはいえ、5,000円を払う気にならないオイラがココにいるのである。まずは、前提条件。

昼得コース、基本料金1,871円、
標準コース、基本料金2,126円(昼得との差額255円)
スーパーパックS、基本料金2,598円(昼得との差額727円)、通話料1260円が込み

  まず、パケット通信を考えよう。どのコースも基本はAIR-EDGE PHONEセンタ利用なので、1パケット(128バイト)は0.105円。ただし、別途IIJmioと契約し月額300円を払えば、1パケットは0.0525円と半額になる。この損益分岐点は、以下のようになる。

        0.1050円 x 5,714パケット = 600円
300円 + 0.0525円 x 5,714パケット = 600円

  月額の300円は、5714パケットに相当するので、

5,714パケット x 128バイト = 731,392バイト

  731kバイト以上使うならば、IIJmioと契約したほうがいいことになる。

  一般のウェブサイトのトップページのサイズを調べてみる(カッコ内は画像抜き)。Yahooが76k(46k)、Impressが270k(103k)、SlashDotが83k(57k)。10ページ前後の閲覧で、731kに達するため、IIJmioとの契約は必須であるという結論になる。

  次に、64kPIAFS通信を考える。こちらは接続形態で差が出る。直接接続だと、10.5円で70秒〜20秒、PRINを使えば、15.75円で60秒、DALを使えば、10.5円〜13.65円(19時以降)で60秒、ただしIIJmioの月額300円が必要。

  オイラはYahooBBに契約しているので直接接続が最も安いが、安いためには常に市内のアクセスポイントに接続している必要があり、状況が限られるし、設定が面倒なので却下。よって接続場所を問わないPRINとDALに限定して考える。

  別途IIJmioと契約し月額300円を払えば、DALが利用できPRINよりは安くなるが、時間帯の制約が厄介。全部を昼、全部を夜と仮定して、損益分岐点を算出する。

        15.75円 x  57分 =  897.75円 (PRIN)
300円 + 10.50円 x  57分 =  898.50円 (DAL昼のみ)
        15.75円 x 143分 = 2252.25円 (PRIN)
300円 + 13.65円 x 143分 = 2251.95円 (DAL夜のみ)

  昼の利用がメインの場合は57分、夜の利用がメインの場合は143分以上使うならば、IIJmioと契約したほうがいいことになる。

  しかし、昼得コースとスーパーパックSとの差額は727円である。57分も使ってしまった時点で、この差額を超えてしまうため、昼得コースの意義はなくなる。よって、昼得コースを使うなら、2日に1回、3分程度のWeb閲覧にとどめる必要がある。

  さて、パケット通信と、64kPIAFS通信について、個々に考えたところで、両者を比較してみよう。100kのウェブサイトの閲覧を考える。

  まず、パケット通信での閲覧。

100,000バイト / 128バイト = 782パケット

  必要なのは約800パケット。42円または84円だ。

  次は、64kPIAFSでの閲覧。64kbpsは、通信効率90%とすると、7200バイト/秒である。

100,000バイト / 7200バイト = 13.89秒

  通信速度だけを考えれば、たった14秒である。その後、46秒間、通信せず、ただ閲覧していたたとしても60秒。PRIN利用で15.75円だ。しかも通信速度はパケット通信の倍速、実際には接続直後から、閲覧が可能である。ほとんどのサイトのページは60秒で読み込み完了する計算であるから、読み込みが終わった時点で、接続を切ってゆっくり閲覧するスタイルをとるなら、ほとんどのサイトは1ページ15円で閲覧できる、と考えることもできる。

  なんと、世間一般の携帯データ通信方式である、パケット通信方式に逆行して、PIAFS通信を行ったほうが、従量料金体制の中では、断然有利だという結論になるのであった。おぉう!!

  先ほど、昼得コースを使うなら、2日に1回、3分程度のWeb閲覧にとどめる必要がある、と書いた。オイラ的には、さすがにもう少し利用したいと思う。そこでリングに上がるのが「スーパーパックS」である。基本料に含まれる無料通話分1260円を接続時間に換算すると、

1,260円 / 15.75円 = 80分

  80分も無料なのである。つまり、概ね月に80ページは無料で閲覧できるコトになる。

  逆に、昼得コースとの差額である、727円を接続時間に換算すると、

727円 / 15.75円 = 46分

  46分の料金で、80分が利用できる……では「スーパーパックS」が得なのか?

  ここでさらに深みにハマっていくのである。それは「オプションメール放題」の存在である。なんと、525円を追加することで、メール限定ながらパケット通信がまるごとタダになるのである。

  「スーパーパックS」と「標準コース」との差額は472円。さして525円と変わりない。「昼得コース」には「オプションメール放題」が付けられないから、「標準コース」に「オプションメール放題」を付けてしまうのである。月額2,651円。

  いままでウェブ閲覧の話をしていたのに、なぜココでメールをタダにする話をするのか? そりゃ、あーた、自宅サーバをウェブメールプロキシにしてしまうんですよ!! メール本文にurlを書いて自宅サーバに送ったら、自宅サーバからhtmlを返送するようにするんです。レスポンスは最悪だが、サイトをどれだけ閲覧しようが無料!! 名づけて、ビンボーつなぎ放題[0.01x]コース、ってトコですか!?

  しかし、こーなると、月額2,900円の「ウィルコム定額プラン」が浮上してきてしまうのであった……というわけで、続く……。


2005-08-20(Sat) コース変更 for 京ポン

  とりあえず


2005-08-21(Sun) リアル、ジンジャーエール、アゲイン

  先日、家族で墓参りに行った帰りに、最近流行りの「ちょっとハイソなスーパー」にてショウガビールを再発見、思わず購入してしまった。いやなに、以前にオイラが味わった「ある意味の感動」を、少しでも家族に分け与え、共感したかったからである。

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  しかしながら、なんじゃー!! 冷蔵庫に名前も書かず入れているにもかかわらず、誰も手をつけない。誰かが飲もうと言い出してもいいだろうに、誰も飲もうとは言い出さない。あまり「カラいぜ!!」とオドし過ぎたか? ……にしても、ちょっくら、飲んでやろうという勇気くらいはないのか? あー、いーよ、オイラが飲むよ!! 飲みゃ、いーんだろ!! 飲むってばよー!! かーッ!!

  だが、感想はちょっと待て。ここでオイラが提唱する重要な定説を聞いてからにしてほしい。それは「なんでも、ニ度食ってから、文句を言え!!」である。言い方を替えるなら「二度食わずに、マズいと言うな!!」である。これはどういうことか?

  以前に聞いた話だが、ある所に非常にラーメン好きの男がいた。その男は、三度の飯よりラーメンが好きで(?)、ラーメンばかり食っていたそうだ。しかしながら、日清のカップヌードルだけは食ったことがなかった。だが、ある時にすぐ脇でカップヌードルを食っているニオイを嗅ぎ、そのすばらしくウマそうなニオイに感激し、一度食ってみたいと思い始めた。なにせ、あのニオイだ、さぞやウマいラーメンなのであろう……と。そして、ものスゴい期待とともに、口にした……

  「マズッ!!」

  ……あんなにウマそうなニオイなのに、なんだこの、ラーメンとはかけ離れた食い物は。なんだこの、妙にダラダラな麺は? なんだこの、妙な具は? こんなもの、どこのだれがウマというんだ!! 二度と食うかッ!!

  しかし、数年後、男はひょんな事から、もう一度、カップヌードルを食すことになった……

  「ウマッ!!」

  ……あれほどマズいと思っていたカップヌードルが、なぜかその時ウマく感じたのだ。それは、ナゼか? それはそのモノに事前に抱く印象で、味が変わるからなのである。つまり、最初「ラーメンだ」と思って食ったら、その印象を裏切られるのは当然で、二度目に「カップヌードルだ」と思って食えば、その印象の中で、正しくその味を評価できるのである。これはウソのようだが、ホントの話である。

  実はオイラも、そっくり同じような経験をしている。ひとつはポカリスエット。一時期ブームになっていたため、どれほどウマいジュースなのかと思って飲んだら、それは単なるすっぱい塩水であった。しばらくして、二度目に飲んだら、フツーに飲める。そんなもんである。食わず嫌いはもってのほか、一度だけ食っても、やっぱり食わず嫌いなのである。そのものをワカって食わなければ、食ったことにはならないのだから。タバコもそう。吸ったこともないのにマズいというな。まずは一箱吸って、それから批判すべきだ。嫌煙原理主義者のべらんめぇ。

  感覚だってそうだ。100度のサウナに初めて入れば、アホか!! という熱さだ。しかし、そういうモンだと思って入れば、さほどでもなくなり楽しめる。いつ到着するとも知れない道のりを目的地に向かうと思いのほか長い。しかし、ある程度の距離感をツカんだ後に帰る道は意外と短かく感じる。つまり、事前の印象なしで特攻した時は、不思議な感覚に包まれたまま、意味不明なうちに終わってしまうものなのである。だから、最低でも、二度食わなければ、それに対する評価は下せないのである。これは絶対である。絶対、二度食わなければならないのである!! あー、もう一回、食べたいッ!! 食べたいッったら、食べたいッ!! そんな気分が正しい冒険者の心なのである。

  ちゅーわけで、ジンジャーエールの感想を再び言おう。ウマい!! 決して、スゴく気に入って、ケースで買ったりはしないが、以前に全部飲めなかったのがウソのようであった。こんなに量が少なかったっけ? そんなコトを思ってしまったほどだ。そのカラさも、もう理解の中である。口の中より、ノド越しでカラさを愉しむ。そんな飲み物であるとの印象を、オイラは持った。

  この世にはウマいモノがたくさんある。マズいモノもたくさんある。マズいモノをマズいと知り、それ以上に、ウマいモノをウマいと死って生きていけることも、しあわせのひとつであろう……わかったら、二度食えッ!! 絶対ッ!!


2005-08-23(Tue) ペヤングで夢を叶える

  食べ物ネタが続くが、突然ではあるが、今日は「ペヤングソースやきそば」の超大盛りについて語るのであった。実はこの「ペヤング」東日本限定であるらしいのだが、なぜか会社へ向かう途中のコンビニで発見してしまったので思わず購入してしまったのだ。ここは中部地方だぞ。しかし、ヒトコトでいうとシンプルにオオバカ。なぜ、こんなに巨大なのか? だが、これには非常に深い意味が隠されているのである。

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  まず、ちょっとした周辺雑学から。Wikipediaからの引用だが、「ペヤング」の意味は「ペア」+「ヤング」つまり若い二人(=カップル)に楽しく食べてもらいたいという願いが込められているらしい。うわぁー……オイラはもう若くないんだけど……中年力とか叫びまくっているし……でも、ヤングな気持ちで食べればペアで食べても許してもらえるかな……などとひとり夢見がちになりながら、今回はひとりでガッツガッツと食ってしまうのである。ふんッ!!

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  ふたを開けるとビックリ!! なんと、麺がふたつ入っている!! この超大盛りの麺の量は180g。通常版の麺は90g。早い話が2個入っているのだ。なるほど、麺の製造ラインが1個で済むというアイデアか。抜け目のないヤツめ。ちなみに大盛りタイプの麺の量は130g。通常版+40gが大盛り、大盛り+50gが超大盛り。非常に挑戦的な布陣といえよう。

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  インスタントだけに、あっというまに完成だ。スゴイッ!! 恐ろしいボリュームだ。これをひとりでガンガンと食えると思うと、10歳の誕生日以上の喜びを感じる。では、いただきますッ!!

  そしてココで恒例の「フルタニアンの考察タイム」である。まず、一般の「インスタント焼きそば」という存在について考えよう。先日の「絶対、二度食えッ!!」ではないが、これは「焼きそば」とは似て非なるものである。まったく別物と考えたほうがよい。だいたい「焼いてない」時点で、麺一本一本まで、深く疑ってかかるべきである。正しく命名するなら「ソースふやかし麺」だからである。

  だが、そんなコトでインスタント焼きそばの価値は、1ミリも損なわれることはないのである。個人的主観ではあるが「ウマい!!」からである。一般においしさのキーワードである、具が多い、麺にコシがある、なんてイスカンダルの彼方に捨ててしまいたくなるほどに、ウマいのである。いわば、夜店の焼きそば。アレの「完全形」なのだ、と断言しよう。その証拠に、一時期販売されていた「ラ王焼きそば」の大失敗が挙げられる。インスタント界に、ヘタにリアルな焼きそばを持ち込んだのが失敗の原因である。まさに「二度食え」の逆転現象が発生したのである。消費者は「オイラの食べたかったインスタント焼きそばは、こんな中途半端な存在ではない!!」と思ったに違いないのだ。具のないふやかし麺、それこそが勝利のキーワードなのである(注:ちなみにオイラは一般のラ王のウマさは認めている)。

  さらに、インスタント焼きそばの素晴らしさに加え、このサイズの素晴らしさにも言及せねばならない。まず、一般にパックで売っている食料には、大きさという非情な概念が付きまとうコトを理解していただきたい。カップヌードルが好きで仕方ない!! しかし、通常はひとつしか食うことができない。つまり、カップラーメンで満腹になるというコトは非常に困難なコトなのである。そりゃ、一度に3つ食えばいい。しかし、一度に3つ食えるかといえば現実には食えないし、食わない。それがパック売りの食料の非情なる限界なのである。つまり、満腹になるまで食べられない特性を持っている食べ物であるといえよう。

  マクドナルドのハンバーガが好きだ!! これも同様だ。いかにビッグマックが好きであろうと、一度に2個食うことは普通は不可能。かっぱえびせんの乱れ食い然り、クノールのカップスープのガブ飲み然りである。そう考えると、コレで腹をいっぱいにしたい!! という夢をかなえるためには、かなり思いきった実力行使に出なければならないのである。大げさに言えば、それを実現できる人は、選ばれたひと握りの人間だけなのである。

  しかし、それに対する道場破りともいえる存在が、この「ペヤング超大盛り」なのだ。この巨大さは、イッツァドリームカムツルーなシェイプといえよう。一般人でも夢が実現できるのだ。食っても食っても減らないったらありゃしない。戦いの中盤など、気がつけば、一度にものすごい量を口に放り込んでいた。通常の大盛では、到底実現できない、雑な食い方である。しかし、それだけの量を一度に口にほおばるからこそ、見えてくる世界が存在するのである。

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  久々に、ある意味、ものスゴい満足感を伴った食事であった。あこがれのインスタント焼きそばを、食いたくなくなる直前まで食うことができたのである。すばらしい経験であったといえよう。というワケで、このような、一見「量が多いだけ」というプロダクツも、実は消費者を異なる世界へ連れて行く可能性を秘めているので……ゲプ……失礼。ま、そーゆーことである。ごちそーさまでした。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

渡邉 [本日初めて拝見しています。 こんな焼きそばあったんですね。 知っているかもしれませんが2005/11/14から日新か..]

トホホ船長 [次は徳島製粉の金ちゃんヌードルを食べるのだ麸猿メには『金ちゃん焼豚飯店』も用意してあるあとは頼んだぜ健闘を祈る]


2005-08-24(Wed) インプルーブ!! ボタン式信号機!!

  押しボタン式信号機というものがある。大抵は、歩行者の交通量が非常に少ない場所か、特に交通弱者の多く通る場所、小学校近くとかに設置してあることが多い。一般に、ボタンを押した一定時間後に、信号が一定時間の間だけ青信号に変化し、その間に歩行者は道路を渡ることになる。

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  しかし、しかしだッ!! その際に微妙な空気が流れることに気づいていたか? 歩行者がボタンを押したコトにより、赤信号に遭遇し、停車を余儀なくされたドライバーと、その目の前をチンタラと渡る歩行者との間に、である。歩行者が一度に大量に渡るなら、まぁ、納得して我慢もできよう。しかし、歩行者がひとりしかおらず、その歩行者が渡りきった後、意味もなく青信号に変わるのを待つドライバは、少しイライラするのである。しかも、非常に自動車の交通量の少ない道路で自分の車だけが待たされているときは、かなりイライラするのである。

  この押しボタン式信号、アメリカにも存在する。実際、オイラは、グアム、ロサンゼルスで押しボタンを押して信号を変え、道路を渡ったことがある。しかし、この押しボタン式信号、日本の押しボタン信号と概念が少し異なる。というのも、日本の押しボタン信号が「比較的早期に青、10数秒は青、青点滅、赤」というサイクルなのに対し、アメリカの押しボタン信号は「かなり待たされて青点滅、赤」というサイクルなのである。つまり、かなりセッカチなセッティングの信号なのである。

  ここに効率と合理性を重んじる、アメリカ人の国民性ともいえる思想がノゾこう。そうなのである、車を長時間停車させること、さらに言えば、車が一時的に停車をすることは、エネルギー効率からして非常に非効率なことなのである。

  歩行者は停止したところで、再び歩き出すことに必要なエネルギーは小さい。また、時間あたりの移動速度も小さいので、比較的長時間の停止を強制したところで、目的地への到達時間は大きく変化しない。しかしながら、自動車はそうではない。ストップアンドゴーに要するエネルギーは非常に大きく、停車に対する目的地への到達時間の影響度も大きい。つまり、エコロジーでないことおびただしいのである。日本の警察のエコロジーに対する取り組みはこんなものでよいのか? このガソリンのクソ高い時代に、少しでも税収を増そうという日本国政府の陰謀か? なんにせよ、ひとついえることは、高速で流れているものは、止めるな、というコトなのである。

  ちょっと脱線したが、歩行者の視点から考えてみても、押しボタン信号が青に変わっている時間はものの数秒でコト足りる。歩行者は、押しボタンを押してから、横断歩道の直前でクラウチングスタート体勢に入っているのだ(少なくとも気持ち的には)。青になった瞬間から、道路幅を移動する時間があれば、それでいいのである。そうすれば、ドライバー側も、ひとりの歩行者が渡りきった後、意味もなく青信号に変わるのを待つ時間がゼロに近づき、イライラも減ろうというものだ。アメリカ人はこの辺をよくわかっているのであろう。それが、歩行者用信号が青に変わらず、いきなり青点滅に変化する理由なのである。

  ここまで書くと、良識的な人は「効率ばっかりを重視するな!! 子供や老人などの交通弱者が道路を渡りきる時間をどう考えているんだ!! 少なくとも、一般の人より長い時間、青である必要があるじゃないか!!」などと吼えるかもしれない。なるほど、なるほど、それもそうだ。では、どうするのよいのか?

  そこでオイラは提案しよう。なにも、押しボタンが一個である必要はないのだ。実際、老人用の押しボタンを設けている場所もある。一般人用の「青にすぐ変わり、すぐ戻る」タイプのボタンと、ヒマ人……失礼、子供や老人用の「青に変わるまで時間がかかるが、青の時間が長い」タイプのボタンを、両方とも設置すればよいのである。ついでだから、設置する高さも少し考えて、子供、老人用のボタンを0.8mの高さに、一般人用のボタンを1.6mの高さに設置しよう。そうすれば、適切な運用も行われやすいであろう。どうだ?

  日本人は、凝ったコトをするのが好きだから、いっそのことダイヤル式にして「ヒネった分だけ信号が変わる」なんてのもオツかもしれない。ギューっと一杯までヒネれば、信号が変わるまで軽く30分はかかるが、5分間は青が続くことが保証されるようにしてしまおう。これなら赤ちゃんでもハイハイして道路を渡ることができるのは、保証つきである。

  さて、ここまで書いてきてなんだが、こういう押しボタン式信号の運用が始まったら、オイラが喜んで一般人用のボタンを押すかといったら、さにあらず。オイラは、押しボタンなんか押さずに、そのまま渡ってしまうのであった。その際も、あまりシツこく左右を確認するのもダサいので、目だけをキョロキョロさせつつ、最低限の確認をして、最短距離を斜めに渡ってしまうのである。この方法こそ、歩行者の自動車の効率を同時に最大することを重んじる、エンジニアの正しい姿であると、オイラは信じているからなのどわわわッ!!


2005-08-26(Fri) 激しく江戸へ戻る

  すまんッ!! 今日は先に謝っておく。なにしろ、すまん。今日は名古屋での勤務を終え、夕方からSVXで江戸に戻ったのだが、その行程でとんでもない走り方をしてしまったのだ。

  今日はこれから、ズガーンと、江戸まで400kmの距離を戻るので……といいつつ、仕事を定時で抜け、153号を通って、東名三好ICから、東京方面へ……なんだ? 岡崎、豊川間、工事渋滞? 抜けるのに40分? そんなら下りて一般道を抜けてみるべ……下りてみる。前回、下りて中途半端に成功したのがイケなかった。今回は、音羽蒲郡で下りたら、1号へ出るだけで、大変な混雑。そこから、豊川まで混みっぱなしだ。まったくもって、高速は下手に下りるものじゃない……むしゃむしゃ。途中、マクドナルドに寄って購入した、チーズバーガ3つにカブりつきつつ、反省しきりである。豊川ICで高速に復帰したときは、40分の渋滞に対して、80分ものロスをしてしまっていた。仕方ない、晩飯を食う時間と考えて、自分をゴマかそう……とほほ。

  さて、再び東名高速に戻ったのはいいが、花の金曜日のこの時間、高速がこーゆータイプのドライバで埋め尽くされているとは知らなかった。おい!! そこのクルマ!! なんで、右を100km/hソコソコでタラタラと走っているんだ!! いや別に100km/hが法定速度だというコトは十分にワカってはいる。ワカってはいるが、ソコは追越車線なんだよッ!! 追い越させてくれッ!! 頼むからッ!!

  いつもは、比較的ジェントルに、追い越しの意思を示すオイラである。だから、そーゆー中、パッシングや蛇行、極めて短い車間距離などで、追い越しの意思を示す、いわゆる「追い越し過激派」を、冷ややかな目で見ていた。んが、しかしッ!! そーゆー過激派が少ない状況下では、道路がこうも、まったりとしてしまうものだとは知らなかった。それなら、オイラがやらなきゃ、どーしよーもないじゃないかッ!!

  だって、追い越し車線に3台くらい連なっている遅いヤツらをパスしたら、その前にはだーれも走っていないんだぜ? 下手すると、走行車線のが速く走っていたりする。どー考えても、これは罪であろう。パッシングまではしないが、車間距離を詰めて、イッパイまで右に寄って走る。それでもなかなかどきゃしねぇ。仕方ないから、左の走行車線の状況を確認しつつ、左からガツーンと追い越す。気がつけば、首都高でクルマの間を縫うように追い越していくバカポルシェのような走りをしているオイラがいた。あー、すまん。SVXの品位を落とすような走りをしてしまった。でも、だってぇ……だってぇッ!!

  ここ2ヶ月のうちに、4回……いや、3回のクルマでの往復を繰り返したオイラであるが、今回ほどストレスの溜まった時はなかった。まぁでも、SVXに乗っているのだし、たまにはこんな「若い」走り方をするのもいいかもしれないかな。

  あー、念のため、言っておきますが、オイラはいつもこんな走り方をしているワケじゃありません。道路状況の悪い高速に乗っているとき、SVXの調子が絶好調のとき、隣に女の子を乗せていないとき……この3つの条件が揃った時だけに発動する、V-MAXモードなのである。念のためったら、念のため。


2005-08-27(Sat) 引越し完了ッ!!

  さて、今日は引越しである。ウェブ上でこーゆーコトを書くと、サーバの引越しと間違われそうではあるが、今回はリアルな引越しである。もちろん、PCサーバも引っ越すが、プロバイダもドメインも引っ越さないので、こーゆーのはサーバの引越しとはいわないと思う。いや、いうかな? などと、極めて適当な文章で導入部をお茶で濁してみた。なははん。

  とりあえず、軽く100日は連続稼動しているLinuxサーバを停止する……その前に、ダイナミックDNSサービスにログインして、外部プロバイダに仮設したSVX日記のアドレスに転送設定をする。まぁ、そこまでせんでもいいのだが、検索エンジンがリンクを切ってしまうのもイヤだし。気休め程度に設定を行う。

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  で、Linuxサーバを停止する。完全停止は数年ぶりだ。ちょっと掃除でもしてやろう。すっかり片付いているリビングに引っ張り出してきて、外見を観察してみる。吐き出しファンの周囲はホコリがツララ状に生えていて、マコトにヒッドいコトになっている。エアインテークの部分も、黒いホコリでモコモコとふちどりされている。なんで、こーゆートコロに付くホコリは黒いのだろうか? 綿ボコリは白いのに。実はね、それは……などと、ウンチクをかますフリをして、スカしてみる。そんなこと興味ないので知らんのである。今やらねばならないことは、ホコリを除去することである。で、フタを開ける。うーむ、遠目ではどーにもないよーに見えるかもしれないが……。

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  アップにすると、このようにトンでもないことになっている。なんつーか、フワフワというよりは、ネッチョリとしたホコリである。とっても、空気の循環を悪くしそうな、断熱性の高そうなホコリである。こーゆーのを見ると、水冷なんてPC程度に大げさな、なとどいういつもの考えとはウラハラに、水冷こそ正解だという気もしてこなくもない。空冷はゴーゴーとうるさいし、空気を通せば通すほど、よりホコリを付着させ、どんどん冷却効率を落としていくのだ。バカくさい。

  そんなコトを考えていても仕方し、水冷に改造する予算などないので、ホコリをはたく。ブバババッっと、内部に思いっきりハタキをかける。恐ろしいほどの量の黒い物体が周囲に湧き出す。よくもまぁ、こんなに溜まったもんだ。以前に空気清浄機とPCの合体というウソネタを書いたが、意外と的を得ているかもしれないぞ。なにせ相手は大量に空気を浄化する機械だ。浄化した大量の空気が、多少は温まろうが、その風速の空気をPCの中に通さない手はない。いいアイデアだと思うけどなぁ。家電メーカーは今がチャンス。空気清浄機型PCケース、または空気清浄機能付きPCどうすか? こーゆーのは、シャープやサンヨー、東芝、松下、日立の独壇場だぞ。ソニーや富士通にはできまい。ビーバーやダイキンがPC事業に手を出すチャンスでもある!!

  と、くだらん話は置いておいて、リアル引越しである。一応、プロバイダ(Yahoo!!BB)には、今日引っ越すことを連絡してあるものの、数日はネット接続が出来ないコトは覚悟していたのだが……なんと!! 引越し先に着いた途端、接続ができるではないか!! 結局、我がitline.jpのダウンタイムは9時から16時と極めて短時間に収まってしまった。これは一時的に、引越し元、引越し先の、両方の回線が接続できるようになっていたためなのだろうか? なんにせよ、素晴らしい。まだ、ネット接続などは、生活に必須なモノではないから、などと考えていたが、ここまでしっかりと引っ越せるとプロバイダの信頼度もグッと上がるというものだ。まさに、電話並みと言えよう。素晴らしい、あぁ、素晴らしい、素晴らしい。

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  しかし、少々問題が。新しい住居は、築年数が若干高いためか、少々レイアウトが古クサい。コンセントの位置が外壁部に限られているのはともかく、モジュラジャックがひとつしかないのだ。つまり、そこにサーバを置くしかないのである。悪いことにソコは部屋のド真中である。

  まぁ、24時間稼動しっぱなしな都合もあるので、信頼性で選んだ電源はけっこうウルサ目。しかも、微妙にファンの音の高低が変化するものだから、非情に耳を突く。むぅ……やっぱり水冷が正解なのかなぁ。寝室にまでゴーゴーという音が鳴り響くのはチトかなわん……慣れの問題ならばよいのだが。

  ケーブルテレビを解約してしまったので、ビデオサーバとしての機能を失ってしまっている現在、ここまでハイパワー(といってもPen3の1GHzだが)のPCを常時立ち上げておくことに疑問を感じなくもないが、ルータをやらせたいから、LANのジャックは2つ欲しいし、ラジオ英会話の録音もしたいから、サウンドカードも必須なんだよな。ちまたで玄箱とか白箱とかのハックが盛り上がっているのは、とっても気になるオイラではあるのだが……しばらくは現状維持かなぁ。