SVX日記
2006-08-20(Sun) ガキのオモチャ、進捗
最近、なかなかに仕事が忙しく、なかなかに自宅でのんびりとプログラムする時間が取れない。よって、電車の中でのんびりとプログラムしている。しかし、前回のプロジェクトである音楽キーボードなら、ノートPC単体で完結するのでよいとして、今回のようにハード製作が伴うと、いくら環境を整備したとはいえ、電車の中にPICライタとハードを持ち込むわけにもいかず……ファームウェアの開発を電車の中で行う場合、テストランができないので、ひたすら頭の中でデバッグである。
……しかし、もしかすると、これがとっても効率がよかったりするのかもしれない。というのも、今回、PIC16F648Aを初めて内蔵オシレータの低速モード(48KHz)で動かしたのだが、初期化処理とLEDの点灯テストを一発クリアしてしまったからである。オマケに割り込み設定も一発クリア、48KHz用のウェイトルーチンも一発クリアである。
オイラは、動きが見えないと面白くない人なので、少し書いてはテストラン、を繰り返す開発スタイルを採っているが、コレはホントはよくないのかな。どうしても「動いた、動かない」に終始して頭を使わないようになってしまう傾向にあるし。「手を動かさず、頭を動かせ」ともいうしなぁ……まぁ、いまや職業プログラマではないから、どっちでもいいのだけれどね。
しかし、中途半端な考えで回路設計、基板デザインをして、PICを載せずに、適当に動いたのを確認したトコロで、ホットボンドでガワの中に基板を固着しちまったから大変だ。後から、ポートAには内部プルアップ機能がなかったコトに気づいて、ムリヤリに傾斜センサにプルアップを追加したり、振動モータをスイッチングするトランジスタのベース端子への制限抵抗に何気に75Ωを選んでて、大量のベース電流を無駄に流していることに気づいて、空中配線で抵抗を追加したり……。