SVX日記

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2009-08-03(Mon) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・Q

  のんびり回路をデザインしていたが、ようやくハンダ付けの工程に。大した回路でもないんで、一気に基板を完成した……

  画像の説明

  ……んが、動かん。振動スイッチによってFETをキックし、電源をオンオフさせる仕組みなのだが、オンになりっぱなしだ。ゲートには振動スイッチを経由して電源電圧がそのまま作用する設計なのだが、ゲートの電圧が抜けているのにドレインがGNDに落ちっぱなし。FETの破壊モードってどっちだっけ? ショートならば、FETが壊れている可能性を疑うが。

  画像の説明

  よくよく考えると、このチップFET(2SK1772)は、チップ裏面の面積の多くがドレーン端子になっている。このせいで妙なところに導通してしまっているのだろうか? 一度、チップFETを外して、FET実装位置の下のパターン(アニュラリング)だけをコテでウリウリして剥がし、もう一度、実装しなおす……

  画像の説明

  ……んが、動かん。今度は、オフになりっぱなし。確かにゲートの電圧はオンオフしているのだがなぁ。なんで? 仕方ないので、マジメにFETの破壊モードについて調べてみる……一般にはショートらしい。話が合わんやん。

  話は合わんが、チップFETを交換してみることにした。今回の基板に載せたチップFETは、一度、別の基板に載せたことがあるやつだし。こういうのは縁起モンですから。

  画像の説明

  「動いた」

  原因はなんだかわからんが、目論みどおり、基板を傾けることで、電源をオンオフできるようになった。きっとチップFETが壊れていたのだろう。熱を加えすぎたかな。

  さて、残すは送信機への実装のみ。また明日。