SVX日記

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2006-05-22(Mon) マイ・メトロノーム

  仕事が忙しいので、平日には、なかなかまとまった時間がとれず、遅々として電子工作が進まない。こーゆー状況下では、ギターを弾く趣味も悪くないと思う。サッと取り出して、サッ弾き始められるからだ。

  しかし、弾き始める前にチューニングという作業が伴うとそうもいかない……というか、以前から気になっていたのだが、ギターを弾き終わったら弦を緩めなきゃならないってホント? ……で「弾き終わったら弦を緩めるか緩めないか」をネットを検索したトコロ、アチコチで意見が紛糾していた。意見が紛糾しているということはどっちでもいいってコトだ。オイラも以前はイチイチ緩めていたが、そんなことをしていたら、弾くのが面倒になってしまう……というわけで、サイレントギターは緩めないこと決め、そのようにしている。

  話は替わるが、左手の指先がどんどん硬くなってきている。6年半前にギターを弾き始めた時は、ちょっと弾いては左手の指先を押さえ、痛みをコラえながら練習していた記憶があるが、今回は意外と平気だ。あっという間に慣れた感じ。これも中年力なのか? なにはともあれ、指先の痛みに躊躇して弦が押さえきれないという感じはなくなった。だからといって、ムキになって力任せに押さえても、ちゃんと押さえられるワケではないのだが……それでも痛くて押さえられない状態よりは遥かにマシだ。いい傾向である。

  ここ数日、なんとなく調子に乗ってきたので、いつまでもコードチェンジのたびにツッカエてないで、リズムに合わせて練習することにした。そんな時に有効なのが、ギターのチューナに付いているメトロノーム機能だ。ピッピッという電子音に合わせてストロークやアルペジオして一定のリズムを刻むように練習するのである。

  ところが、オイラはギターチューナを自作したものの、メトロノーム機能までは実装しなかった。じゃ、どうするか……

  画像の説明

  ……コレである。先日1,000円で購入した子供用のキーボードだ。明らかにオモチャなのであるが、なかなかどうして、コレがあなどれない。だって「電子ボリューム、8種類のリズム、テンポ調節」機能があるんだぜ。そこに自分でイヤホンジャックを増設してるんだから、これをサイレントギターと併せれば無敵の環境であるといえよう。リズムにはワルツが含まれているのがミソで、3拍子の曲の場合はこれを選択するとグッド。4拍子の曲はロックでもポップスでも適当に。

  イヤホンからの出力をサイレントギターに入れて、サイレントギターからの出力をヘッドフォンで聴く。完璧だ。なんといっても安い。安くて完璧なら、これ以上の完璧はないくらいに完璧だ。

  夢中になって弾いているうちに、午前1時を過ぎてしまっていた。気がつくと、薬指の先の皮が薄くムケている。そういえば、6年前もこんな風になったっけ。昔、プロレスラーの手記に「朝から超ハードなトレーニングをして、小便をしたら血が混じって真っ赤で、なんか、すげぇうれしかった」なんてのがあったが、ちょっと気持ちがわかったような気がする……かな。