SVX日記
2006-05-19(Fri) テスター200連発ッ!!
先日、ラダー型のDACを組もうと購入した100本ずつの1kΩと2kΩの金属皮膜抵抗。なんでもDACを組む時は抵抗値が正確に1:2のモノを使わないとノイズの原因になるらしい……が、どこまで影響するものやら? 疑り深いオイラはフツーのカーボン抵抗で何も考えずに組んだモノと比較をしちゃってみたいなどとも思っているのだが……まぁ、比較するためにはできるだけちゃんとしたモノも組まなければならないワケで……それをさておいても、200本の抵抗器の抵抗値をガシガシと測るという作業もバカっぽくて単純に楽しいワケで……イザッ!!
ひたすら、ひたすら、計測する。このテスターは200Ω、2kΩ、20kΩ、200kΩ、2MΩと5つのレンジがある。どのレンジも有効数字は4桁であるから、2kΩで測定する……というか、購入した金属皮膜抵抗の1kΩと2kΩという値も、このテスターの計測特性を踏まえて決めたんだけどね。
家に帰ってから深夜に200本の抵抗値を計測するなどというバカな作業をするのは時間がもったいないので、職場に抵抗器とテスターを持ち込んで昼休みのヒマな時間に計測する……実は、既に昨日、持ち込んで測り始めていたのだが、いきなりコケ……というのも、テスターの電池が消耗していたらしく、なぜか2kΩのレンジだけ異常に小さな値を示すのだ。測定値も不安定だし……どうも、このテスターの2kΩレンジはダイオードの極性チェックを行うレンジと兼用のせいか、他のレンジとは流れる電流量が違うようだ。先日から2kΩのレンジに合わせた時だけ、電池消耗マークが出ていたのを無視していたのがよくなかった。というわけで、今日はテスターの電池を交換してのリベンジだったりする。
まぁ、ちょっとアレだが、ほぼ正規分布である。中心部が10kΩや20kΩにならないのは、真の抵抗値がそうなのか、テスターがズレているのか……基本的に1,000円のテスターなので絶対値は信頼していないが、まぁ、そんなことはどうでもいい。個々の抵抗値がほぼ同じなら、影響は少ないだろう。
一応、DACは8ビットなので、同じ抵抗値を持つ抵抗器を各10本程度は確保したい。一番、潤沢なのは19.91kΩと9.98kΩ。とりあえず、9.98kΩを2本取り出して、つないで測ってみる。こんな感じ。