SVX日記

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2004-11-17(Wed) 駅の点字ブロックがクネクネ

  今回の出張では何度か京急電鉄のYRP野比駅を利用したが、なんだかホームで妙な違和感を感じていた。なんでだろー、なんでだろー、なぜだなんでだ……ハッ!!

  23時を過ぎて駅に到着、終電近くの電車を待っている間に妙な違和感の正体に気がついた。なんだよ、このクネクネしとる点字ブロックはッ!!

  画像の説明

  この黄色のタイルは「点字ブロック」と呼ばれ、そこいらぢゅうの街中に設置されている。もはや特に気にすることもないと思うが、忘れてはならないものでもある。これは目の不自由な方が移動の際に利用するための道しるべなのだ。目に障害のない人は、本来この上で立ち止まったりするべきではない。上に荷物を置くなどもってのほか。そういう意味を持っているモノなのである。それなのに、それなのに、この点字ブロックの敷き方はあまりにバカにしてはいないか。この線に沿って歩けということなのだろうか? それが安全なのだろうか?

  点字ブロックの形状には2種類あり、棒状のものはそちら方向に移動可、点状のものは分岐または注意を意味する(たぶん)。この点字ブロックはすべて点状だ。そういう意味ではこれはホームへの落下を防止する意味のみを表現してあるのかもしれない。いやしかし、ここまでクネクネと敷く必要があるのだろうか? 柱にぶつかることを防ぐ意味合いならば、奥側に一条、本棒状の移動用点字ブロックを敷けばよいではないか。

  偽善者ぶるわけではないが、どうせやるならちゃんと配慮すべきだと思う。やらないよりマシという考え方は間違っている。意味不明なやり方はもっと間違っている。以前、とあるタワーの展望台に登ったのだが「そこから見える景色をパノラマ写真にして、そこに山の名前などの説明が書いてあったりするパネル」を見て驚いたことがあった。なんと、説明の横に点字が併記されているのである。景色が見えないのにそれに合わせて点字を併記してもあまり意味があるとも思えない……あまりにお役所的な考えである。どうせやるなら、立体模型的な地図に合わせて点字を配置するとか、そこまでするべきだろう。

  画像の説明

  ちなみにこのような点字ブロックの配置は、京急のほかの駅でも行われているようである。柱が出てしまう構造自体にまず問題があるのだが……まったくどーにかならんもんかねぇ。