SVX日記

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2016-06-26(Sun) ブロック塀スピーカ(リアルタイプ)製作中

  先日に完成したブロック塀スピーカだが、ちょっと高音がサミしいということで、上にツイータを載っけて使っていた。先日のツイータを外して持ってきてもよかったのだが、別のツイータも試してみたかったので、やっぱり大須のボントンで片側500円のものを新たに購入。購入したツイータは「T6PH08F6」と書いてあるユニット。パナソニック製で7cm、6Ω、40Wのものらしい。

  ブレッドボードを経由して、別に秋月で購入しておいた3.3uFのオーディオ用電解コンデンサでローカットし、しばらく使っていたのだが非常に具合がよい。こんなことなら、ブロックの中段部分にツイータを組み込んでおけばよかったと後悔。今から追加しようとすれば、両面テープを剥がす必要があり、発泡スチロールのブロックはダメになって、買い直しになってしまうだろう。

  と、ここでふと思った。同じ貧乏オーディオをするにせよ、要素のひとつくらいは比類なき性能を持たせたアイテムを作るべきではないか。いっそのこと、ブロック塀に使う「本物の」コンクリートブロックでスピーカを作り直すのはどうだろう。そうすれば、重量と強度に関しては市販のスピーカを圧倒できるのではないか。重量と強度が大きければ箱鳴りは極小になるはず。

  というわけで、近所のホームセンタに行ってコンクリートブロックを物色する。なんと、端っこに使うブロックの形状は、最初からスピーカに持って来いのような形状をしていた。バスレフというか、バックロードホーンというか、そんな感じ。お値段、ひとつ160円。エンクロージャにかかる値段としては比類なき安さといえよう。重量、ひとつ13.5kg。エンクロージャの重量としては比類なき重さといえよう。真剣に扱わないとケガをしかねない。

  画像の説明

  箱鳴りを抑えるならパネルには木材を使いたいが、加工が面倒なので今回もコルクボードでいく。ツイータは、聴き比べた結果、ヤマハの「JA05R4」の方を組み込むことした。ブロック中段の貫通していない穴に配置し、スピーカコードはその上のミゾを使って後ろに通す。フルレンジは予備として買ってあったもので、前と同じ東京コーン紙製作所の「F77G98-11」の旧モデル。これは、ブロック上段の貫通している穴に配置する。

  画像の説明

  今回はコンクリート用の接着剤でパネルをシッカリとくっつけることにした。結構、見た目も悪くなく、むしろ面白い。後は、裏のパネルをくっつければ完成だが、今日はここまで。早く音を出してみたいもんだ。