SVX日記

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2015-05-19(Tue) ニッカドバッテリ、転極したかも! じゃぁなかった、故障!

  昨晩、ラジコン用のニッカドバッテリを自作の充放電器で充電したのだが、様子がおかしい。今朝、充電状況グラフで電圧の推移を見たら、こんな感じになっていたのだ。

  画像の説明

  3時間チョイでピークに達している。ニッカドは、充電完了時に電圧が少し下がる特性があるので、充電完了時点が明らかだ。以前は、こんな感じだった。横軸の密度が変わっているが、5時間弱でピークに達している。いくらなんでも3時間チョイは短すぎるし、満充電で6.82Vは低すぎる。

  考えたら、そもそも昨晩の時点で、放電完了後、1時間の休息時間に、6Vまでしか戻っていなかったのがおかしい。正常ならば7V前後まで戻るはずなのに。そういえば、前回の充電時も3時間チョイでピークに達していたような気がするな。

  画像の説明

  そういえば、ニッカドバッテリは、深く放電しすぎると「転極」という現象が起き、プラスマイナスが逆転してしまうらしい。自作の充放電器は「6V以下の継続」を検知して放電を停止する仕組みにしていたが、放電し過ぎてしまっていたのか? ラジコン用のバッテリは、セルが6個直列になっているらしいので、例え6Vで停止しても、1V以上のセルと、1V以下に過放電したセルが混在する可能性はある。

  んが、考えても、どーにもならんし、満充電で6.82Vという現実は変わらないのだから、バラして調査しちまう以外なさそうだ。カッターで青いシュリンクを裂き、上下の黒いキャップをズラすと紙の筒が現れた。

  画像の説明

  この状態で、底の電極にアクセスできるので、テスタで計測する。プラス極間が4.09V、マイナス極間が2.73V。おぉ、問題のセルは手前側に居るらしい。じゃ、手前側のセルを露出することにしよう。

  サランラップかトイレットペーパの芯のような紙を想像したが、固く巻いてあるだけで、紙自体そんなに硬くはない。指でビリビリと破く。金属むき出しのセルが現れるが、指にビリビリくることはない。これ、外装を剥がさなくても、外から細い針を刺せば、各セルの電圧を計測できたかもなぁ。

  画像の説明

  マイナス極側から、各セルの表面(マイナス極だ)間の電圧を測っていく。1.36V, 1.36V, 0.00V……って、あれ? ゼロ!? いや、間違いじゃない、完全にゼロだ。問題のセルは手前側の末端のヤツ。完全にゼロってことは「転極」ではないのではないか。ショート状態? なんにせよ、故障だ。こりゃ、自作の充放電器のせいじゃないな。たぶん。

  気づけば、1.36x3=4.08V, 1.36x2=2.72Vという状態なのだから、残りのセルはキッチリと電圧がバランスしており、まったく健常な状態という事になる。うーむ、もったいないなぁ、これ。このカスタムパックバッテリは、ローエンドのバッテリだから、組み替える価値もないし、セル単位で買って、修理することもできないしなぁ。

  とはいえ、特性のわかっているバッテリで、放電終端電圧6.0Vならば、自作の機器を動かすにはぴったりかも。もしくは、昇圧して現地で追い充電するためのタネとして活用するか。なんにせよ、そのうちなんかに流用すべく、手元に温存しておくとしよう。