SVX日記
2015-05-03(Sun) 本気でタミヤグランプリ出走
昨日は暑い中、一日中外にいてかなり疲労してしまい、正直、調子に乗って二日連続エントリしてしまったことを、やや後悔したりしているが、ガキは昨日のBメイン優勝に気を良くしていてかなりヤル気。まぁ、今日はオイラは走らないので、フォローに徹することができ、気がラクではあるのだが。
8時ごろに会場に着くと、今日はやや曇天でちょうどいい気候。練習走行まで間があるので、車検に向けガキにモータを外すよう指示しつつ、昨日ホームセンタで買ってきたばかり漬物石を使ってテーブルとパラソルでチープなピットを設営する。
今日のジュニアグランプリの参加選手は34人。ガキは2組目の11番目。暇なので、オイラは汚れたダンパを磨いたり、ダンパオイルを補給したり、ルーフのキズを隠したり、メカニックさんを務める。ガキは指人形でヒーローごっこ……。
さて、予選第1レース。そつない走りで5/11番手、総合11/34番手。いきなりAメインの可能性が出てきた!? 実は、昨晩、充電をミスって、2本の1600SPバッテリのうち、片方は5時間で充電を打ち切ってしまったのだが、それを使っての結果。そのせいもあって、ストレートでは悲しいほどの速度差なのに、インフィールドで取り返し、抜き去る……オマエは藤原拓海か。なんにせよ悪くない走りだ。
ところが、予選第2レース。中盤の接触でマシンがコースの壁に立てかかってしまった。オイラはビデオ撮影中だったが、なかなか出てこないマーシャルに業を煮やして自ら出張るも、またもや前輪が脱臼状態。一応、イメージトレーニングをしておいたので、素早くドッグボーンを復旧しレースに復帰させることができたものの、かなり無残な結果に……結局、15/34番手に落っこち、Bメイン3番手スタートと、念願のAメイン入りは果たせなかった。
んが、Cメインの決勝が始まった時に気がついた。ウチのガキと同様にバギーカーで参戦している選手は全員Cメインだ。Aメイン、Bメインは、ウチのガキ以外、全員ツーリングカー。しかも、ベアリングとタイヤ以外、吊るしのバギーでこの状況って、実はかなりスゴいんじゃ!? まぁ、ハイパワーの車を駆るにも、また違った難しさがあるのだろうけど。
そしていよいよ、Bメインの決勝。スタートで2番手にアップ。んが、序盤にトップと絡んでひっくり返ってしまい、万事休す……かと思ったら、そこに3番手が突っ込んできて運よく復活。しかも、さらっと順位を上げてトップに。周回遅れもそつなく処理し、ミスのないスムーズな走りで独走状態。気づくと、実況がガキの名を連呼している……おぃ、マジか……マジなのか!? 残り15秒……そのまま……そのままいけ……そのままゴールッ!! 思わずガッツポーズ(オイラが)。いやぁ、ここまで興奮したのは久々だ。ここまで嬉しいことも久々だ。よくやった。
思い返せば、ガキは最初からツーリングカーを所望していたが、ロクに走らせられる場所がないだろうということで、最初にオイラからランチアを与えられ、その後、RCスクールでネオスコーチャーを与えられ、ずっとENEOS SUSTINA RC Fで走りたいと言ってたんだよな。今回、そこそこの成績だったら、何らかのご褒美をやるとは言っていたが、正直ここまで「オンロードでのバギーはやりつくした」的な結果を出されると、次のレースに「またこの吊るしのバギーで出ろ」というのは、さすがに酷という以外の何ものでもない気がする。
親の欲目分を抜きにしても、スゴイですね。英才教育のたまもの?
グランツーリスモ3をやらせてたのが効いたのかなぁ。幼稚園児の頃からボロカスに負かされてたし……。