SVX日記

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2009-06-04(Thu) ムキィーッときて、バキッっと抽出

  突然だが、我慢の限界に達してしまった。

  ここんとこ、Wiiのバーチャルコンソールに「オイラ好き」するゲーム達が続々とエントリしてきているというのに……

  「ジョイスティックがないんだァーッ!!」

  ……元々、オイラはアーケーディアンなので、せっかくのゲームも、パッド類では100%楽しめないのである。例えるなら、デーンと鎮座する巨大なステーキ(=攻略しがいのあるシューティングやアクション)を、プラスチックのナイフとフォークで食っている……シナってイライラして、せっかくの料理も味どころではないッ!! そんな感じだろうか。別に、パンケーキ(PRG)やポテトサラダ(パズル)なら、食器は選ばない。あくまで、微妙な操作が必要とされる状況に限ってのハナシだ。

  しかし、アレだ。ジョイスティックは、PCのキーボードと同じく、手に馴染んだものを、末長く使うべきだと思うのだが、ゲーム機の機種が変わる度に、再購入を強いられるという現実がある。んなもん、USBに統一するべきやん、と、思うのだが、ゲーム業界には、ゲーム業界の都合があるようで、そうなってはいない。ナンタルチア。

  そうなると、自然と(?)自分で作るゼ!! となるのだが、せっかくなら最高のモノを作ろう、と思って、いろいろ調べると、パーツ自体、結構高い。個々にはそんなに高くないのだが、合算すると、4,5千円してしまう。既製品を買っても変わらない値段というのは、非常にオモシロくない。

  つーわけで、以前に買って遊び倒した「Namco TV Classics - Ms. Pac Man」を再召還するのである。出でよォ〜ッ!!

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  実は、一度、音がちゃんと出なくなり、電池室にラインジャックを付けて配線をやり直し、ついでにACアダプタ仕様にしたが、それでも直らなくって、仕方なく寝かせてあった(4年間だ!!)、という経緯があるのだが、コイツのレバーを移植してしまうのである。

  部品の質としては最高とは言えないが、決して悪くもないし、なによりタダである。オマケに、レバーを(パドルのように)ヒネると、アナログ入力が可能という異質の能力を持っている。これは、再利用しない手はない。

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  バキバキいきます。レバーの玉が取れないので、ナナメにブッチャく。レバーの下から可変抵抗が出てきた。なるほど、こうやってアナログ入力を実現していたのね。ふみふみ。

  基板とボタンもバラしつつ、肝心のレバーは逆に再構成する。当面の目的は、Wiiで使えるジョイスティックを作ることなので、基板は捨ててしまおうかと思ったが、一応、確保しておくことにした。

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  しかし、暑さを増す今日この頃、完成はいつになることやら…。


2009-06-07(Sun) ヴァリアブル・ジョイスティック「JS-1V」完成

  時期的には、扇風機を、早々に完成すべきなのだが、職場が「日中寒め」のせいで、イマイチ、モチベーションが上がらず、こっちを優先してしまうのであった。ちゅーか、いい加減……

  「エアコンの設定温度」でエコエコいうのはやめれぇッ!!

  ……といいたいッ!! 28℃ならば28℃でまったく構わんが、それは「室内温度を基準に設定」すべきだろう。まったく、機械に使われているアホの最たる例である。

  さて、ジョイスティックの製作を優先してしまうのには、もうひとつ理由がある。というのも「完成がみえると、興味がなくなる」の法則である。一応、C言語で、シリアル送受信、PWM制御、LCD駆動、ロータリエンコーダ処理のまで、各要素自体は動かせちゃったんだよね。

  そう。別に、心から扇風機が必要というワケではなく「作ってみたいから作る」のが趣味というモノなのである。これは「山があるから登る」のと同じである。また「そこにヒコーキがあり、オイラはライセンスを持っているのに、なんで近くでハンバーガを食わねばならんのだ」と、ハンバーガを食べに隣の空港まで飛んでったツワモノの例もある。まさに「手段のためなら目的を選ばない」のが趣味人として正しい姿なのである。

  そういう意味では、今回のジョイスティックの自作は「気分よくゲームをする」という「目的」のためである。だから「完成すること」が重要であり「趣味」よりは「作業」の側面が強いのだ……と、ひととおりノーガキをタレたら、買い物に行こう。

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  今回、木箱にデカい穴を空ける必要があるため、ホールソーを買いに行く。100円のダイソーである。別に穴を空ける手段はホールソーに限らないが、さすがに「100円で買えるんなら買うっきゃない」のである。ついでに、使えそうな工具やら、パーツやらを大量に買い込む。品質に期待はできなくても、ないよりマシという工具は、いくらでも存在するのである。

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  さらに、大須で主要なパーツを買い込む。レバーは再利用するが、ボタンはゲーセン仕様のモノをオゴる。ブツは三和のOBSF-30である。幾度となく千石で見かけた品だが、大須だと350円もした。高い。だからというわけではないが、3つだけにしておく。オイラはあまり格ゲーをやらないので、グラディウス可能レベルを達成する3つで十分なのである。しかし、黄色が売っていたのは幸いであった。もちろん、ナムコカラーにちなんでの黄色である。

  脇の赤いボタンは適当なもの。1P/2PやSELECT/START用をイメージ。ブレッドボードは後述。電池ボックスは後述。アダプタジャックは単なる在庫補給。スペーサ群は後述。足は足に使う予定。

  一方で、肝心の「Wii乗っ取り」用の部材が入手できなかった。仕方ないので予定を変更し、材料が揃うまで、まずはレバー提供のドナーとなったゲーム機の機能を復活することにする。

  で、イッキにくみ上げた。一応、これで完成だ。

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  表面的にはシンプルそのものだが、箱が必要以上に大きいのもあって、かなりの安定感だ。素材が木だけあって、妙に温もりのある手触りも悪くない。

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  中を開けるとこう。ミソは後述するブレッドボードである。

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  レバー部分のアップ。実は、いったんは廃棄したドナーのトップカバーの一部を切断して取り付けている。というのも、レバーのパーツのネジ穴のフランジが、取り付け高さから微妙に距離のある位置、オマケに4カ所のうち1カ所は特別に距離のある位置にあり、強度に不安を感じたためである。

  そこで、ドナーのトップカバーに元通りレバーを取り付け、そのネジ止め位置のすぐ脇にネジ穴を開け、トップカバーを取り付けステーとして利用するのである。ただし、特別に距離のある1カ所の部分については、トップカバーを破壊してしまっているので、まったく別の部分の「柱」をカジり取ってきて、長さを調整、一方に3mmのネジ穴タッピングして取り付けた。

  というわけで、中は結構アクロバチックなことになっているが、表面的にはスッキリだ(ネジの位置はやや微妙だが)。レバーのボールが外せないので、大きな穴を開ける必要が生じたが、目隠しに金色の厚紙(ブランデーの箱の内装)を入れてゴマかしてある。

  配線は全部やり直した。上下左右と共通GNDと、ヒネりを検出する可変抵抗の3本で、全部で8本。熱収縮チューブでまとめ、先端はすべて半田メッキ加工する。

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  ボタン部分のアップ。自然に自分の手を置いて、指の位置を中心にボタンを並べた。まさにオーダメイド。そういえば、どこかのサイトで、ジョイスティックの自作用に、既存のジョイスティックのパネルの図面を配布していたが「それは逆」じゃないかと思う。自作するからには「自分の手に合わせる」絶好のチャンスではないか。

  メインは3つのボタンの右2つ。ゼビウスや魔界村では、このふたつを使う。一番左のボタンはグラディウスのパワーアップなど「ここ一番」用に少し離した。一方で、1P/2Pボタンはワザと近くした。押しが固いので、通常の利用には適さないが、3つ以上ボタンが必要な場合に限って、流用も可能なように考えてのことである。

  なお、1P/2Pボタンは、裏からネジで取り付けたが、大きな3つのボタンは、29mmのホールソーで開けた穴に押し込んだだけ。それでも、ガッチリ固定された。

  配線は各ボタンごとに独立GNDとした。一応、アナログボタン対応(抵抗をかます)を見込んでのこと。全部で10本。レバーと同じく、熱収縮チューブでまとめ、先端はすべて半田メッキ加工する。

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  ブレッドボード部分のアップ。これが今回のミソ「ヴァリアブル」のネーミングのモトである。昨日のエントリに書いたように、ジョイスティックは、PC のキーボードと同じく、手に馴染んだものを、末長く使うべきである。そこで、ゲーム機の機種が変わっても、速やかに対応可能なよう、回路の大部分をブレッドボード上に構成してしまう仕様とするのである。

  これならば、ゲーム機の機種が変わっても「乗っ取り」基板を交換するだけで、ジョイスティック側の工作は不要になる。また、A/Bボタンの反転はおろか、スペハリの上下逆などの、奇妙なアサインも設定し放題。なにしろ、線を「植えればいい」だけなのである。オマケに、マイコンを載せれば、連射装置やコマンドマクロも組み込みも、その取り外しも容易だ。うっしっし。

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  最後に、今回は「Wii乗っ取り」用の部材が入手できなかったので、ドナーとなったゲーム機の機能を復活する。基板をどうやって載せようか迷ったが、これまた、いったんは廃棄したドナーのボトムケースに基板をネジ止めする形にし、扱いを容易にしてみた。出力は再度RCA端子化し、ケースに組み込む。基板側の配線も、あらかたやり直した。やっぱり、熱収縮チューブでまとめ、先端はすべて半田メッキ加工する。

  電源はブレッドボード経由で外から取れるようにしてある。今回は電池ボックスをブレッドボードに接続して供給。これまた、ハンダ不要で、流用も可能。極めて、合理的ではないか。

  さて、今回の製作費だが、ほとんどが流用なので、恐ろしく安い。現在、装着されている部品だけだと、大きなボタン(350円)3つ+小さなボタン(130円)2つ、ブレッドボード(409円)、電池ボックス(84円)のみ。シメて1803円。今回、新たに購入した工具、ホールソー(105円)2種や、ハンダ、ケーブル、ネジ、スペーサなどのコマゴマしたものを入れても、2500円はかかってないだろう。自作するなら、こうでなくては。

  早速、ゼビウスで遊んでみる。うぅむ、ソルバルウの機動の鋭さが違うというものだ。これなら、以前は為しえなかった、16エリアのクリアも可能かもしれない。満足満足。

  しかし、アレだ。ひとつだけ致命的な事実に気づいてしまった。ゲーセン仕様のボタンは非常によいフィーリングなのだが……

  家で叩くと異常にうるさい

  ……のであった。これでは、夜に思いっきり遊べんわ。ぐぬぅ。


2009-06-09(Tue) ダイソる

  とりあえず

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2009-06-10(Wed) 「JS-1V」Wii対応化

  肝心の「Wii乗っ取り」用の部材が入手できず、いまだ「既存のゲーム機のガワ交換」に過ぎない状態の「JS-1V」であるが、本日、Amazonからイケニエバーチャルコンソールゲーム用コントローラが届き、いそいそと工作を始めるのであった。

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  購入したブツはコレだ。この製品には、元祖ファミコンカラーを含む4色がラインナップされているが、正統にWiiらしいヤツを選んでおいた。というのも、将来的に「JS-1V」を元祖ファミコン対応にする際(!?)に混乱しないための配慮である。

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  なお、事前の噂で、妙に十字の押しが固いと聞いていたが、確かにかなりの固さであった。しかし、乗っ取るんだからオレには関係ない。連射を有効にすると全ボタンに対して作用してしまうという制限があるようだが、連射回路はそのうち自分で作るつもりなのでオレには関係ない。また、正式な任天堂ライセンス製品ではないらしいがオレには関係ない。むしろ安いのならば大歓迎……と、動作確認が終わったところで、作業に移ろう。

  改造に当たっての着目点は、容易にガワが開くことと、信号を引き出すためのリード線とハンダを乗せる箇所があること、なのだが……

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  ……ガワがゴクフツーのネジ止めであるばかりか、基板上にパッドまで存在しているーッ!! まさに、乗っ取ってくれといわんばかりの親切構造ではないかッ!! 一本取られたな、こりゃ。素直に利用させていただくことにしよう。

  本体から出ているケーブルの根本の両脇に、ピンバイスでφ3mmの穴を開け、パッドからの配線を引き出せるようにする。左脇からは、上下左右, SELECT, L, GND の7本。右脇からは、ABXY, HOME, START, Rの7本。

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  ちなみに、TURBOボタンは無視した。今回の改造では、元通りフタを閉め、単体コントローラとしても利用できる形態にするので、どうしても連射機能を使いたければ、フツーに本体のボタンを押せばいい。

  で、加工完了。元通りフタを閉めた。上部からコードがなびく状態。この状態は、RC-004レトコン・ナドレと呼ばれ……たりはしない。

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  コントローラの本体は、ジョイスティック本体の箱の中に収めるので、内部に固定するためのプラ版をくっつける。両面テープでもいいけど、せっかくなのでネジ止めにしよう。本体の裏側にタッピングツールで3mmのネジ山を掘る。厚みがわずかなので短いネジが必要になるが、ここで先日購入した電工ペンチがリングに上がるのである。ボルトカッターって、こーゆーモンなのか。ネジ込んでバチンなのね。思ったより力も必要なかったし、加工もキレイだ。今後は、切断を前提に、長めのネジを買っておくことにしよう。ダイソーで400円の工具だが、これはお勧めかも。

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  完成したら、早速、ダライング。んが、最初、ボムが出ないことに首をヒネってしまった。いろいろ試したところ、不思議なことにジョイスティックのフタを閉めるとボムが出なくなる。少しでも浮かすとボムボタンが効く。ホンの少し……であっても浮かせば効くぅ!? ……ん?あーッ、ジョイスティックの内側の部品が、ちょうど中のコントローラのAボタンに当たって押しっぱなしになってんじゃん……アホな理由。

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  よしッ、これはイイッ!! シルバーホークが手足のように操れる。バーチャルコンソールのPCエンジン版ダライアスは、最初にダライアス・プラスが出たときに飛びつき、後に出た戦艦26体が出現する完全版はダウンロードしてないのだが、このジョイスティックで遊べるのならば、改めてダウンロードする価値があるといえよう。

  遊ぶのが久々のクセに、挑発的に「A-B-E-H-L-R」というコースを通ったせいで、Lでタコってしまったが、Lの地形が縦に狭い部分をスイッと抜けることができて快感。これは、ジョイスティックならではだ。これはイイ。やっぱイイ。最高。

  そういえば、いまだカバードコアが抜けられない、PCエンジン版グラディウスIIも、このジョイスティックならばなんとかなりそうだ。PCエンジン版だけに、せっかくの3ボタンが活用できないのは残念だけれども。

  それはそうと、オイラが初めて正式にファミコンを入手したのは、ファミコン版のグラディウスIIが出た時だったりする。でもって、その時もファミコンの十字コントローラにムキィーッときて、バキッっとやって「ムリヤリに自己流でジョイスティックをつなげてた」りするんだよね。

  調べると、ファミコン版のグラIIの発売は1988年12月とある。もう、20年以上前だ。今とは、工作精度も知識も格段の差があり、当時は、コントローラをオシャカにしないまでも、かなりハデにバキッとやってしまった記憶があるが……

  「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」

  ……というよりは……

  「やってることが20年以上進歩していない」

  ……といえよう……えぇい、こうなったら、いっちょファミコン版のグラディウスIIもダウンロードしたろかいッ!!


2009-06-11(Thu) カバードコア撃破

  というワケで、ようやくカバードコアを撃破した。つーか、PCエンジン版グラディウスIIって、いろいろAC版より激しくないか?

  目立つのは、怒りモアイ。ボスのビックモアイともども、なにも、そこまで怒らんでも。AC版以上の数を吐いてきている気がする。とても、8ビット機の仕事とは思えんくらいのリング量だ。

  それから、ボスラッシュ面。のっけから、ザブはヤバいくらい出てくるし、ビックコアはフェイントかけてくるし、ゴーレムは微妙に速くて追い詰められそうになるし、テトランは腕の先から出す弾が避けづらいし、ガウは堅めで長期間レーザーの雨を避けなきゃならんし、イントルーダも分離してから今一歩ネバるからアセらされるし、カバードコアのミサイルに至っては当たり判定がデカい上に速度が速い……気がする。

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  なんにせよ、カバードコア撃破は喜ばしい……がッ!! タイトルがゴーファー撃破でないトコロを察してくれ。サボッてボタンのアサインを逆にしてたせいで、ポーズして写真撮ったこの直後、ミサイル発射するつもりで、オプションを装けちまった……

  「グラIIは20年経っても、まだまだ遊べるってことよッ!!」

  ……これは文化だ。国営マンガ喫茶の次(?)は、国営ゲームセンタを、ゼヒ。


2009-06-15(Mon) 「JS-1V」大工する

  一応の完成をみた以後も、我ながら「JS-1V」への愛着に驚いている。似たような工作をしている人は、ネット上に多数いるようだが、それらと比べても、最高のコストパフォーマンス&最高の見た目ショボさを誇る、我がアイテムながら、今までの工作物にはなかった愛おしさを感じている。

  いわんや、お金をかけていそうな愛機に対して、他の方々が同じように抱く愛着は、きっと想像以上のモノがあることだろうな。遊ぶ道具とはいえ、体の一部ってことなんだと思う。ハーロックの「レビC12D」みたいなモンかもしれない。

  つーわけで、今日も少しイジる。先日、ダイソーで買った「蝶番(ちょうつがい)」でハコ部とフタ部をつないでみた。今後は、イザという時にフタ部がズレてシルバーホークが撃墜されるコトもなくなるというワケだ。

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  フタがソックリカエったちょっと先で固定され、メンテがラクにできるように、刺繍糸を配する。これは、いい。

  それから、電源ジャックと電池ボックスも取り付ける。昔のラジカセよろしく、ジャックインすれば、電池ボックスからの電源供給は停止し、電源が切り替わる。組み込みのゲーム機や、将来的に連射装置等に供給する電力に利用する予定だ。動作はあくまでブレッドボード上の回路に依存するが、今のところ、右奥に装備したトグルスイッチで、電源のオン/オフできるように組んである。

  あー、なんか、これだけ調子よく作れる上、楽しく使えたりすると、もっとちゃんとした、2号機を作りたくなってくる……んが、大抵、このパターンでは、実際に2号機を作ると、今度は全然、愛着が湧かなかったり、使わなかったりするんだよな。

  せいぜい、グレードアップにとどめておくことにしよう。


2009-06-17(Wed) ギアボックスを自作?

  ずーっと、前から……

  「清く正しいパドルコントローラ」

  ……で、中年力を鍛えたくって、アテもなくロータリエンコーダを買ったりジャンクのパドルコントローラを買ったりしつつ、あーでもない、こーでもないと考えていた。

  我ながら、数年に渡って考え続けているコトにも感心する。そりゃ、パドル同梱のDS版アルカノイドが出ているのは知っている。しかし、オイラはオリジナル版(に近いヤツ)をやりたいのだ。そうなると、コントローラは自作するほかない。

  ロータリエンコーダをUSBマウスに直結するのは容易だ。しかし、安いロータリエンコーダにそこまでの分解能はない。失礼ながら、私にはこうなってしまうことは想像がついていた。昔のゲーセンのゲームの画面解像度は200〜300ドット。一周で数十カウント(=数十ドットの移動)ではゲームにならない。せめて、10倍くらいに加速しなくては。

  つーわけで、安いロータリエンコーダを「単なる軸」として使い、「ギアボックスを組んで」マウスのロータリエンコーダを駆動してしまうことを考えた……んが、これには工作精度が要求される。かつてない難度の工作になりそうな予感だ。

  まずは、歯車を入手する。以前に、イッペイに買ったオモチャを引っ張り出してきて、マブチで後輪を駆動している部分の歯車をサルベージする。オモチャとしては、歯車を3つ使った減速機が組まれていたが、3つまでは不要であろうと判断し、2つを逆に使った加速機を組むことを目論む。

  ロータリエンコーダをバラし、裏ブタの部分にドリルで穴を穿ける。小規模ながら金属加工になるが、できるだけ丁寧に作業する。一方で、ロータリエンコーダの軸側のプラの中心にもドリルで穴を穿ける。そこにシャフトを通し、歯車を駆動するという寸法だ。

  ケースには、缶コーヒーのオマケにアルファロメオのミニカーが入っていたプラスチックのパーツを使う。最近、ケースに流用できそうなゴミは取っておくクセがついたが、これが意外と役に立つことも多いんだよね。

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  ロータリエンコーダの軸側にシャフトを突き刺す。ハンマで軽く、トントントンと……うむ、悪くないんじゃない?

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  しかし、ケースに収めて軸を回転させてみる……と、軸が微妙にフラついてしまう。うーむ、工作精度が足りないということか……そりゃ、目分量でピンバイス使ってるんだもんなぁ。しかし、根本の方ならフラつき量は許容範囲だろう。とりあえず、作り直さずコレで行こう。

  次に、ジャンクボックスにUSBのボールマウスを探しに行っ……たが、そんなものは存在していなかった。最近は光学マウス全盛だし、そもそもオイラはワイヤレスマウス好きだからなぁ。ワイヤレスマウスも悪くはないんだけど、ここは確実にワイヤードを使いたいシチュエーションといえよう。

  週末にでも、大須にジャンク漁りに行ってこよう。運がよければ、100円くらいで入手できるだろう。

  おっと、重要なことを忘れていたッ!! イッペイに「壊しちゃダメじゃん!!」と怒られないように、オモチャを片付けておかないとッ!!


2009-06-18(Thu) 技術書についてブッてみる

  先日、そんな金があるなら買いたい本がある、などと書いたが、本屋で立ち読みしたDebug Hacksが想像以上に面白そうで、これを機に詳解Linuxカーネル第3版と併せて買ってみることにした。いやなに、オライリー・ジャパンから直接購入する場合、1冊だけだと送料300円かかってしまうのだよね。オイラは、普通ならなんでもかんでもアマゾンで買うのだけど、今回ばかりは、その筋の関連でオライリーに直接に注文すると割引が効くもんで、欲しい本が2冊揃うまで待ってたような、そうでないような。

  それはそうと、私の目に止まった限りだが、アレゲな連中はやたらと技術書を買い漁るものらしく、昼飯を削ってまで、とかいうカキコミをよく見る。しかし、個人的には、何をそんなにまでして買いたい本があるのだろうと不思議に思っているのが正直なトコロだ。事実、ここ数年、オイラは本屋に行っても、欲しいと思う本なんてほとんどないのだよね。

  もうちょっというと、一冊読んでも「まったく得るものがない」ということはないだろうが「ヒトツやフタツくらいなら金を出すのは惜しい」といった感じか。

  まぁ、興味のない分野が多いというのもあるんだろう。OSはLinux、環境は各OSS、言語はRuby、マイコンはPICと、ひととおり習得してしまうと、オイラが何かをやりたくて、それに伴って、新たに本で仕入れなければならない体系的な知識というものは「もうほとんどない」のだ。いずれも、資料はオープンになってしまっているし、いくらでもWebから情報が得られる、このご時世だし。

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  ちなみに、オイラの机の上はこんな感じだ。ウチの守備範囲には、OSのみでなく、各種OSSも含まれるが、個々のOSSの本は買わない。共用の本棚にはあるけど、オイラはほとんど読む必要を感じてない。

  逆にいうと、詳解Linuxカーネル第3版に関して言えば、共用の本棚にもあるけども「敢えて買った」ということになる。本棚に取りに行くのがオックウだから調べない、というのを避けたかったからだ。事実、第2版も、同様の状態で敢えて買い、十分に活躍してもらっている。

  なお、オイラのコダワリは「買ったらサッサとカバーを捨てること」である。話によると、あのペラペラとしたカバーは「本屋の流通の都合」で付いているものらしい。返本された際、汚れていたら交換して「見た目を復活」させ、再度、書店に並べるためだとか。

  読んでいるとズレたりし、戻すのに手間取ったり、スポーンと抜けて床に落としたり、イラつくコトこの上ないので、時間や脳力の節約のためにも、みなさんも買ったらサッサと捨てることをお勧めする。カーネルの本などは、かなり厚さであるから、下手にスポーンするとツマ先を骨折する可能性もあるし。

  ちなみに、Binary Hacksは、実用というよりは、読み物として非常に面白かった。奇しくもOh!mzクサいというべきか。

  その下の、プログラミング言語Cは、振り返ると中古で再入手したものだが、結局のトコロあまり読んでない。これも、ヒマな時の読み物としては面白い。

  一番下の、ADSLによるLinuxインターネットサーバー構築ガイドは、オイラが初めてLinuxをイジる際に買ったもの。なかなかどうして、始めるに当たっては過不足なく十分に練られた内容で、なかなかの名著である。Linuxにおいては、私の知識のベースなので、縁起物として一番下に敷いてある(?)。

  ……などと、ブックレビューのつもりが、書籍媒体の否定に近い内容になってしまったが、なにしろ電子工作が好きで、本屋では頻繁に関連コーナーを眺めつつも、未だに購入した書籍は、電子工作という趣味自体を始めるに当たって購入した図解・わかる電子回路「だけ」というオイラだからなぁ(雑誌は除く)。これは今でも時々は読み返す……いや、面白い本があれば買いたい気持ちがないワケではないんだけどさ。


2009-06-20(Sat) ジャンク狙い打ち

  つーわけで、週末なので大須にジャンク漁りに行った。「イッペイもいくー」というので、イッペイも連れて行く。

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  まずは運よく、オモワクどおりUSBボールマウスが100円で入手できた。一方で、プレイステーションのコントローラも200円と激安。上下ボタンの反応が悪いという「好条件」付き。店員から「部品取り用ですが」と確認されたので「部品取り用ですよ」と答えて買ってきた。ほくほく。

  あとは、ケース用の座金付きLED。200円くらいはすると思っていたら、黄色ばかりながら、見切り品で50円だったので、6個も買ってきた。一方で、くやしいのは、サンワのゲームボタン。前回、買った店のすぐ脇で、こちらも見切り品ながらφ30が150円、φ24が90円。そのくらいで買えていたならば、6ボタンにはしないまでも、また、違った構成にしていただろうに。

  リード線は大量に使用したので補給用。580円。ツマミは今回のパドル用に大きめのヤツを買ってみた。240円。逆作用ピンセットは、最近読んだWeb上の工作記事でやたら便利そうだったので安いヤツを買ってみた。622円。

  帰り際、オモチャ屋でイッペイにバスを買わされた。うまいこと千円くらいのヤツで収めようとアレコレ持ちかけたが、ガンとして2千円弱の都バスを離さない。コノヤロ無駄に目が高いな。今回の買い物額の半分近くがバスかよ。まぁ、仕方ねぇなぁ、ボーナスだ。

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  帰って、早速マウスを分解し、作戦を練る……うむ、どうにか行けそうな気配。ボールの当たるローラの部分をチョン切って、ヤスって、ギアをハナクソボンド接着する。

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  とッ!! ここで中年力を発揮してみる……いやなに、単にハナクソボンドが乾くまで待つだけのことなのだが……昔は、ここで待てずに失敗したもんだ……

  「坊やだったからさ」

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  ……さて、今晩はグラIIでもやって寝よう……とッ!! ようやくクラブを抜け、ゴーファーへ。いやはや、結構、長い戦いだった。やはり、PCエンジン版グラIIのカバードコアのミサイルの判定は自機の後ろに大きすぎだ。今回、完全に回避を確信しつつ当たってしまい、思わず奇声を上げてしまった。ここに「PCエンジン版グラIIのビッグバイパーの後方排気炎には機体構造が含まれているから敵弾回避には気をつけろ」という遺言を残しておく……では。


2009-06-21(Sun) 「JS-1V」内蔵ゲーム、壊れる

  今日は所用で家族でお出かけ。んで、帰りがけにホームセンタでネジ類を購入。やはり、操作盤の表面には「ステンのトラスネジ」が似合う。6セットで148円。ついでに、フタ部の留め金も買ってみた。88円。

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  いやぁ、日曜大工って楽しいな、って感じ。ところがここで一波乱。

  ゴミ箱に捨ててあった、バキッとやった「Namco TV Classics - Ms. Pac Man」のガワがイッペイに見つかって「壊しちゃダメじゃん、直してぇー」と詰め寄られてしまったのだ。「いや、これは壊したんじゃなくて、直したんだよ」とかなんとか、言い訳しつつ、中身はこっちに入れ替えたんだよ、遊んでみる? ……と、そこまではよかった。

  車好きのイッペイなので、ポールポジションをやらせてみた。レバーをヒネってハンドルを切ることを教えると、意外なほど上手に運転する。んが、一度、コース脇の看板にぶつかって車が爆発すると、それが楽しくなってしまったらしく、コース脇ばかり走るようになってしまった……と、そこまでもよかった。

  爆発する車にますます興奮して、レバーをガチャガチャやり始め、そのうちレバーのヒネりを戻すためのバネが外れてしまい、中央復帰しなくなってしまった……と、まぁ、そこまでもよかった。

  悲劇はその後。イッペイが調子よくコースを爆走するが、その空が曇り始めた……モノクロ化? と、思うまもなく、ちょっと化けパターンが表示されたかと思ったら、そのままブラックアウト。ウンともスンともいわなくなってしまった。

  「電池なくなっちゃったの?」と、イッペイに妙に的確な診断を下され、電池を交換してみたが、直らない。「ちょっと壊れちゃったみたい。また直すよ」などとツクロいつつ、マジでヤバそうな予感も……電源をアダプタに切り替えても無応答だし……ようやく復活させたのに、ロクに遊ぶ間もないままサヨナラか? ……それは悲しすぎる。

  気分を切り替えて、パドルコントローラの製作を進める。ロータリーエンコーダの側面に短いシャフトを、これまたハナクソボンドでくっつけて、ギア同士が噛むようにしてみる。

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  ついでに、回転検出部を配置するための基板をレイアウトしてみる。小さく基板をカットして、基板にタッピングツールでネジ穴を掘る。必ずしもネジ穴を掘る必要はないのだが、ナットを締めるにはちょっと場所が狭いもんで。

  すかさずギアを回転させてみたい誘惑に駆られつつ、ここは中年力を発揮して、ボンドが乾くまで我慢する。代わりといってはナンだが、本体ケースに穴を空けてダイアルを仮止めしてみたりする。おぉ、悪くないイメージ。

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  昼間に買ってきたフタ部の留め金も付けてみた。片側パカパカ状態ともこれでおさらば。これなら、セキュリティに配慮して南京錠の取り付けも可能(?)だ。

  しかし、気になるのは「Namco TV Classics - Ms. Pac Man」の症状だ。イザ壊れると、これまた、自分でも意外なほど愛着を感じていたことに驚く。どうにか直るといいが……。


2009-06-22(Mon) パドル動作、しかし……

  パドルコントローラの製作も大詰め。ジャンクマウスの回転検出部を取り外し、製作基板に移設した。

  ヒトクチに移設すると言っても、足の長さが足りなくて延長しなければならないし、おそらくはそれなりにシビアな位置精度でセンサを配置する必要があるだろう。

  どうにか、センサ側の3本の足と、投光LED側の2本の足をすべて継ぎ足して、それなりの位置にセンサを配置する。さらに、太めのスズメッキ線を針金代わりにし、反対側の軸受けを整形する。非常にプアに見えるが、これだけ軽量な部品の、しかも中心を保持するだけだから、意外とどうにかなる印象だ。

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  回路的には、これで完成。ドキドキしながら、PCのUSB端子に接続し、恐る恐る、軸を回転させてみる……動かん!? いや、動くッ!! 想像通り、センサの位置はかなりシビアなようだ。基板をマシ締めし、センサと軸受けの位置を微調整する……おぉッ!! スムーズに左右に動くようになったッ!! ちょうど、180度の回転で、1024ドットの移動をカバーできるくらいの感度である。デキスギだッ!!

  んが、本体に取り付け、ネジ止めすると、どうにも不調。一定の角度で、ギアがジャムっぽくなってしまう。明らかに、ゲームのプレイには支障が出そうな操作感だ。

  やはり、主軸の取り付け精度がイマイチなせいで、ギアが微妙に上下左右にフラつくのが原因と思われる。もうひとつ、ロータリーエンコーダを出してきて、主軸の取り付けをやりなおすとするか。とほほ。


2009-06-23(Tue) 「JS-1V」内蔵ゲーム、修理する

  先日、突如としてウンともスンといわなくなってしまった「Namco TV Classics - Ms. Pac Man」の「内臓」であるが、捨ててしまうにはどうにも惜しい。なんというか、ここまでいろいろ手をかけてきたのに、壊れてもらっては困る。まさに、困る。直ってもらわないと、困る。どうにも「困る」という気持ちでイッパイだ。

  困ると言えば、作ったあげくにイマイチ動作がシブい、パドルコントローラにも、かなり困っている。ロータリーエンコーダへの主軸の取り付け精度が甘いのが原因なのはわかっているが……ちゃんとしたボール盤があればなぁ……つーか、マキタ製でも、一般向けのヤツならソコソコで買えるみたいじゃん。そのうち買おう。でも、今それがないから困っている。

  んが、単に困っていても仕方ない。まずは、もうひとつ、ロータリーエンコーダを出してきて主軸の取り付けをやりなおそう。別に、新たな工夫があるワケじゃない。単に「気合い」を入れてマッツグに穴を穿けるっつうだけことよ。べらんめい。

  それに伴って、ロータリーエンコーダの上側のガワが交換になったので、側面にハナクソボンドでくっつけてあった短いシャフトが取れてしまった。再びハナクソボンドでくっつけなおす。例によって、中年力を発揮し、明日まで放置。

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  そこで、すかさずゲーム機の面倒を看に戻る。まずは、本体の箱の中からゲーム機の内臓部分を取り出す。ついでに、内側に取り付けたパドルコントローラの部品と、ブレッドボードが微妙に干渉するモンで、ブレッドボードも外し……てしまうと、ソコソコ整然とパーツや配線が設置してあった「JS-1V」の中身は、もうグッチャグチャである。ビジュアル的にかなりショックな状態。そもそも「JS-1V」自体、ジャンクパーツの集合物なのだが、ホントにゴミみたいな見た目になってしまった。ここ何日か、入れ込んでいるだけに、かなりの精神的ダメージ。ううぅ。

  しかし、近日の復活を夢見て、前向きに作業しよう。ゲーム機の基板に、5Vのアダプタから電源を供給し、様子を見る。ビデオ端子とオーディオ端子はテレビに接続してあるが、何も映らないし、何も聞こえない。ただし、電源を入れると、画面の右上の「ビデオ4」の文字が微妙に乱れる。まったく信号が行っていないというわけでもないらしい。

  仕方ない。回路を追う。ここからこうきて、と……LEDには直列に330Ωが配置してある……ん? そういえば、いつしか電源LEDの点灯が薄ボンヤリな発光状態になっているような……?

  つーか、そもそもこのゲーム機の動作電圧はいくつなんだ? 使う電池が単三4本なんだから、自然に考えれば5Vだ。LEDに直列に配置してある抵抗が330Ωというのも、供給電圧がその前後であることを裏付けている。

  電源を入れて、デカ目のコンデンサの両足の電圧を測ってみる……1.7V前後……1.7V前後ぉ!? いくらなんでも、そんな電圧が必要な理由がわからない。回路を見直しても、複数のデカ目のコンデンサが太いパターン上に載っており、これが主の電源供給ラインであることに間違いはない。

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  つーことは、5Vのレギュレータチップが死んだのか。いかにもそれらしいチップが電源供給ラインの端の付近に位置している。あやしいのはコイツだ。コイツがイカれて、電源電圧が低くなってりゃ、現在の症状もわからなくはない。

  しかし、こんな表面実装の部品を取り替えるのは難儀だぞ。そもそも、まだ、それが原因と決まったわけでもない……どうしたら確かめられる? ……そっか、とりあえず、デカ目のコンデンサの足が電源ラインなんだから、そこにアダプタから直接5Vを供給してみるか。

  故障しているにせよ、5Vのレギュレータチップに取っては逆電圧になるが、どうせダメモトである。ICクリップで直接5Vを供給してみると……

  「映ったッ!!」

  ……つーわけで、別に電源回路を用意してやれば、ゲーム機として復活できそうな予感。今日は、上向きの予感にワクワクしつつ、おやすみである。


2009-06-24(Wed) ワレ目標を完遂セリ

  昨日、パドルコントローラの主軸の取り付けをやりなおし、ハナクソボンドが乾くまで待っていたわけだが、今日になってイジってみると、明らかに主軸の取り付け精度が上がっていた。かなり、回転がスムーズになっている。

  ブツは全部できているので、周辺部品を組み直した。一応、シクったロータリーエンコーダも、主軸を外せば、通常のロータリーエンコーダに戻せるので、中古パーツとして再生する。

  無駄に長くしてあった、パドルコントローラとマウス基板との間のケーブルを切り詰め、両端をハンダメッキ。完成したパドルコントローラ本体、ブレッドボード、および、マウス基板を本体内に固定し、ブレッドボード経由で双方を接続、マウス基板から延びるUSBケーブルをPCに接続する。

  まずは、ダイヤルを回して、マウスの動きを確かめてみる。うむ、前回より、数段、スムーズだ。これはイケるかも。おもむろにmameを立ち上げる。落ち着け……いや、落ち着けねぇ。なにしろ「4年越し」の野望の実現だ。んが……

  バウスがキーボードでしか動きません

  ……おいおいッ!! んな、アホなッ!! んなわけアルカッ!! ナイドッ!! ……などと、ダジャレている場合ではない。必死でヘルプとかを読む。paddle_device!? これかッ!? ちがうッ!?

  結局、以下で動いた。

sdlmame0132 $ ./mame -dial_device mouse arkanoid

  ダイヤルデバイスって指定が必要なのは意外だった。もしかしたら、いわゆる「ボリューム」が「パドルデバイス」で「ロータリーエンコーダ」は「パドルデバイス」なんだろうか? まぁ、どうでもいいか。

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  と、なかなかのフィーリングで動くことを確認したところで、もう寝る時間。本格的なお楽しみは、明日ッ!! 目指せッ!! 大山のぶ代ッ!!


2009-06-25(Thu) コトバにできない……

  遂に、自作のパドルコントローラが完成した。早速「アルカノイド」をプレイしてみる。うんうん、ちゃんとパドルが動くぞ。なかなかのフィーリング。しかし……

  2面が抜けられない

  ……そッ、そんなバカな……いくらなんでも、オイラ、こんなにヘタだったっけ? 4年前には、ワンコインで5面まで行ったという記録があるぞ。ほ、本気を出すか……

  20回以上コンティニューしても2面が抜けられない

  ……なッ、なぜだッ!! いくらなんでもおかしい。しかし、バウスはちゃんと動いている。ちょっと動きが鈍い? いや、感覚として鈍くはない。エミュレーションだから? 液晶ディスプレイだから? USB接続だから? いろいろ考えても、コレという理由は見つからない。パドルの感度を上げてもやっぱりダメ。正直、かなり、ツマらんッ!!

  不思議なことに、何がどうおかしいとはコトバで表現できないが、確かに何かがおかしいのは間違いないのだ。

  よく、液晶テレビだから、とか、無線コントローラだから、とかで、遅延がどうこうで(格闘ゲームの)技が決まらない、などというコメントを読んだことがあるが、正直、ホンマかいな、と思っていた。しかし、もしかすると、現在の状況がそれなのかもしれない。

  せっかく、コントローラを自作までしたのに、こんな結末かよぉ……なにげに「アルカノイド Revenge of Doh」に切り替えてみる……

  ワンコイン12面ッ!!

  ……え。えぇぇ!? なんだそりゃ!? そんなに気合いを入れたわけでもないのに、ビシバシとエナジーボールをハジき返せてしまった。PCの仕様上、かなりひどいプチフリが出るのだが、にもかかわらず、である。正直、かなり、楽しいッ!!

  不思議なことに、何がどうマトモだとはコトバで表現できないが、確かに何かがマトモなのは間違いないのだ。

  いやはや、結局、どうにもコトバで表現できなくても「操作感に影響している要素というのは実在する」ということがわかった。なんにせよ、これだけ露骨な結果が出ているコトは認めざるを得ない。

  ホントは元祖をやりこみたかったが、せいぜいRevenge of Dohの方を楽しむことにしよう。改めて、目指せッ!! 大山のぶ代ッ!!

  あ、今日はコトバにもできない内容なので、絵にもできるワケもなく、写真はなしで。


2009-06-28(Sun) 「JS-1V」内蔵ゲーム、修理完了

  先日、イッペイをポールポジションで遊ばせてからというもの、しきりに「クルマのゲームやるー」とプレッシャーをかけられている。いい加減「まだ壊れてるんだ。もうすぐ修理するから、治ったら遊ぼうね」と答えるのが苦しくなってきた。つーわけで、治し方のアタリはついていることだし、日曜の夕方、イッペイが遊び疲れて昼寝に入ったスキに、電源回路を作り直して治すことにする。

  一応、できるだけ理論的な治し方を考えようと、基板の見た目を少し回路図に起こし始めたが、こんなものでも多層基板のようで、早々に限界に突き当たってしまった。先の「あやしい」チップも、三端子レギュレータのようには見えるものの、今となっては正しい出力電圧もわからんし……えぇい、やっぱり、平滑コンデンサの足に+5Vを直結でいいや。

  ちなみに、前回、電圧を供給した場所は間違っていた。これは、平滑用でなく、ビデオ出力のカップリング用のようであった。前回は、確かにココで動かしたんだがな……まぁ、電源電圧はどこからでも回り込むものだし、そういうもんかな……壊れなくてよかった(汗)。

  さて、今回の電源回路用に、端切れ基板をさらに小さく切ったものを用意する。+5Vのレギュレータは、安かったのでやたらストックのある表面実装用のモノを使う。今回はなんとなく、逆電圧防止用のダイオードも入れてみた。それにしても、表面実装の部品を使うときは、裏側が実装面になるので、逆付けには注意だ……

  って、いってるそばから

  ……やっちまった。出入りを逆。テストしたら壊れてツーツーになっちまった。ヘタに紙のメモ書きを頼りに作り始めたのがマズかったか。ちょっとした回路でも、Bschで書いて、反転図面も用意しておいたほうが無難だったな。やりなおし。

  例によって「やりなおした」基板の裏は、それなりにキッタないことになっているが、表の見た目には問題ない。ケースにネジ止めして、動作を確認。うむ。アダプタからでも、電池からでも、ちゃんと+5Vが供給され、問題なく動くようになった。最大の目的であるポールポジションで完走もできた。よしッ!! 修理完了ッ!!

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  しかし、翌早朝、起き抜けに「クルマのゲームやるー」というイッペイに「おうきたッ!! 治ってるぜッ!!」と、遊ばせたところ、1プレイ目で、またもやレバーのヒネりを戻すためのバネが外れてしまった。うーむ、オイラは一度も外したコトないんだけどな。構造的にも、とても外れるようには見えないんだけど……なんでぇ?

  コイツなら、いずれ「炎のコマ」を習得するかもしれない……というか、もしかしたら先の故障は「エレクトリック・サンダー」によるものなのか? そうなのかッ!?


2009-06-30(Tue) エヴァ破

  あまりにも強烈なレビューが多く、ガマンしきれずに、映画館に行ってしまった。

  んが、期待しすぎたせいで、期待ほどではなかった。そりゃ、期待しすぎりゃ、期待に添うのは難しい。あまり、逸脱してはエヴァではなくなってしまうだろうし。ただ「大きく変わっている」というレビューをマトモに受け止めすぎると、既視感の強さに、チョット肩すかしを食らうのではないだろうか。

  それでも、この興奮が他で味わえるかといったら、それはない。

  まとめると……

  エヴァ破=グラディウスIII

  ……って、例えが、ずっと頭の中を駆けめぐっていたな。新しいパーツもあるけど、どうしても既存のパーツが目立ってしまう。悪く言えばセルフパロディにとどまっていやしないか。いわゆるファンに対してはど真ん中なのかもしれないが、個人的にはもっと強烈な意外性を期待したんだけどなぁ……次の「Q」がグラディウスIVになるか、グラディウスVになるか、期待して待とうと思う。

  正直、今回のは、新しいパーツだけで構成されたEnd of EVANGERIONの衝撃には敵わなかった印象。よかったけどね。