SVX日記

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2005-07-24(Sun) 御在所でカメラについて考える

  さて、ココんトコ、実家でホゲホゲしておるし、たまにはオヤジと出かけるのもよいかと思い、ふたりで御在所岳にでも登山に行くことにする。

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  本来ならオイラのSVXでビューンと行きたいトコロではあるが、SVXは埼玉の某所で車検中である。だからといって、代車で行く理由はどこにもないので、オヤジの運転するVitsで山に向かう。大人がふたり乗って、エアコンつけたら、スピードが出ないコトこの上ない。高速道路が高速道路になっていない。

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  山に近づくにつれ、霧はどんどん深くなる。面白いくらいに深くなる。こんなんで山に登って遭難しないか? ま、遭難するほどの山とも思えないが。とりあえずふたりで登り始める。

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  この山は妙に岩石質な山である。土の場所もあるにはあるが、巨石が積み上がっていて、ロッククライミングみたいなトコロもある。花崗岩質のトコロもあったな。非常に脆くて、蹴ると欠けて飛び、指で石が剥がすコトもできる。うー、昔は地質もちょっと仕事だったのだけれど、こっちの石には興味ないなぁ。

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  で、1時間強くらいで、登頂。汗だくでハァハァいっていると、向かいからとても登山してきたとは思えない女の子たちの笑い声が!! それもそのハズ、この山はリフトで頂上までスンナリと来れる、観光用の山なのだ。ちっ。

  頂上では、オタクっぽいニイちゃんが、巨大なデジカメをヒョロヒョロの三脚に乗せ、自分記念撮影をしていた。ついでなので、オヤジとふたりで写真に写ろうと、ニイちゃんにカメラを渡して撮影を頼む。はい、サンキュ。

  で、別にどーでもイイコトだし、このニイちゃんに限ったコトではないのだが、なんでカメラを渡して撮影を頼むときは、決まって「ココ、コレを押すだけです」なんて頼むのだろうか。カメラのシャッターボタンなんて、どーしたって一目瞭然である。ボタンだらけの高級一眼レフだって、シャッターボタンがどれかくらい、オバチャンでもわかる。よって今後、オイラが撮影を頼むときは「じゃ、お願いします」だけにすることを宣言する。頼まれる方も「はい、わかりました」とだけ返事するように。決して「ココのコレを押せばイイんですね」などと確認しないように。勝手ながら、強くお願いさせていただく。以上(?)。

  しかし、オヤジとふたり、デジカメを1台ずつ持ってきて、互いに撮り合っているあたり、非常にアレゲな親子である。フツー、一緒に出かけるなら、カメラは一台で十分なハズなのに。そればかりか、互いにデジカメをひととおり自慢したりもするのだ。オカシイ……オカシイよ、オレたちッ!!

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  さて、すぐに下山するのもなんなので、リフトに乗ってみた。リフトの到着した先には休憩所が。そりゃ、休憩する。ビール呑む。タコヤキまで食ってしまう。しあわせ。

  うわ。なんか、なんの主張もない、面白くもない日記になってしもた!! んが、帰りにオイラの趣味である「鉄塔観察」を行ったので、明日はそれを披露しよう。んじゃ。