SVX日記
2024-12-16(Mon) なんとなく亀岡へ走り出す
いろいろな意味で遂に仕事に見切りをつけてしまったので、少し休むことにした。丸々一週間。理由は、充電でも、自分探しでも、仕事探しでも、有給消化でも、メンタル不調でもよいが、有給に理由はいらないのだよな。特段の理由はないが、あえて言うなら「時間を食べるテスト」だろうか。
そのテストならば、ずっと家にいる方がよいような気もするが、せっかくならロードスターの相手もしたい。なんとなく、嵯峨嵐山のトロッコ列車を思い出し、行ってみることにした。今回はあえてユルい計画で行く。決めたのは亀岡の駅前の宿だけ。トロッコ列車に乗るかどうかも気分次第。
ユルい気分が過ぎたのか、カメラも布チェーンも忘れてしまう。ある意味で計画通りか? 23号から421号へ、石榑トンネルを抜け、昼時になったので、道の駅「奥永源寺渓流の里」へ。鹿カレーというのを見つけたので食う。意外と肉が多くて得した気分。
平日なので市街地は常に渋滞気味だ。近江大橋を通り、山中越で京都市街へ。っと、そこで左から目の前に車が飛び出し、ABSが作動するほどのハードブレーキ。こっちは見ていたので、まだ余裕はあったが、1秒先を走っていたら避けられなかったかも。アホタレが。
金閣寺の横を抜け、道を間違えて清滝トンネルへ。福井のトンネル群みたいな信号があったので、先が行き止まりと知りつつ長らく待って通ってみたが、やはり廃線トンネルの転用らしい。戻りは上の峠を通ったが、恐ろしく凸な道路をメクラで通らされた。後で見たら上にミラーがあったらしい。そんなの気づかんて。その後、そこそこヤバげな道を抜け、保津峡駅へ。
特段、なにがあるわけでもない。トイレを済ませて北へ。ここから西、亀岡方面へは、線路はあるが道路はないので、かなりの大回りが必要なのだ。引き続き、そこそこヤバげな道が続くが、いきなり集落が現れる。水尾という町らしいが、スゴい場所もあったもんだ。さらに先に進むと、路肩に雪が現れ始める。ちょっと焦ったが、どうにか北へ抜けた。
特段の当てはないが、SFでも読みたい気分なので本屋へ。文庫を作者名順に並べるのはヤメろよ、と思った矢先、ハヤカワ文庫が平積みされているのを見つけた。珍しいこともあるもんだ。「AIとSF」というアンソロジを見つける。安野貴博、野崎まど、野尻抱介と並んだら買うしかない。ちょっと高いがレジへ。新品の紙の本を買うのはしばらくぶりだ。にしても、ちょっと厚すぎないか。