SVX日記
2016-04-03(Sun) 遅ればせながら、戦車道、観戦します!
実は、先日、通常版のガールズアンドパンツァーは観ているのだが、デキが良かっただけに4DX版で観たくなってしまったのであった。映画を劇場で2回も観るのは2回目だ。前回、アバターの2回目をIMAXで観て以来。あれもIMAXという付加価値付きで、もう一度、観てみたかったという経緯で、状況は今回とよく似てはいる。
映画本編は、かなり「思い切っている」と思う。「オマエラが観たいのはコレだろッ!!」といわんばかりの砲撃戦、砲撃戦、砲撃戦、砲撃戦。途中、わずかばかり、入浴シーンと伏線が入るくらい。あとは、コネタ。キャラを生かしてクスッと笑わせるセリフを挟んでくる。それがすべて。
要するに、砲撃戦、コネタ、砲撃戦、コネタ、入浴シーン、伏線、砲撃戦、コネタ、砲撃戦、コネタ、砲撃戦、コネタ、砲撃戦、コネタ、砲撃戦、砲撃戦、砲撃戦、砲撃戦、砲撃戦、コネタ、伏線回収、エンディング、って感じ。
で、席に着いて驚いた。「一番前のド真ん中」という思い切った席を選んだのだが、なんと4列目だ。前3列分、通常の席が並んでいるのだ。4DXでない上映用らしく、そこは空席。実は、一番前ってのもちょっとマズったかな、と思っていたので、中川コロナの4DXに関しては、ベストな席だったといえよう。ちなみに、延長上映なのに、席は7割以上は入っていた感じだった。そら、上映期間を延長するわ。
で、心配だったのは、4DX用に後付けされた動きだけに、ミスマッチがあるのではないか、というところだが、ほとんど問題なし。最初から最後まで、ちゃんとキッチリとシンクロして、違和感はほぼなし。エンジンの振動、戦車のサスの効き、砲撃の振動、着弾の衝撃、砲弾が切り裂く空気、そして、なんといっても、丘を駆け抜ける風! 基本的には扇風機なんだろうけど、一方向からじゃなく、方向も強弱も複雑に渦を巻いて、自然に吹いている風を感じさせるのがいい。扇風機の風の不自然さに不満のあるオイラとしては、感動モノだった。家庭用に欲しいなぁ。