SVX日記
2011-08-07(Sun) 続々、スピーカ、作る
先日、自作のスピーカユニットキット「FOSTEX P800」を100円のタッパー容器に装着した。もしかしたら、オーディオマニア真っ青の仕打ちといえるのかもしれないが、自分の耳で「キチンと違いを実感していく」という意味では、なかなか遊びがいのある状況であるといえる。
スピーカユニット単体では、スピーカの裏側から回り込む逆位相の波形によって低音がスカスカになるが、エンクロージャに付けることによってそれなりにマトモになること。タッパーのフタをキッチリと閉めてしまうと密閉型スピーカとなるが、どうもコモったような抜けの悪い印象の音になること。フタを少しめくると、その印象が払拭されること。すべて、その違いを自分の耳で実感することができた。スピーカユニットまで自作したのだから、トコトンまで「実感」していきたい。
で、しばらくは、そのまま後方簡易バスレフ型(?)で運用していたのだが、この度、めでたくラップを使い終わり「ラップの芯」という名のバスレフダクトが入手できたので、早速、エンクロージャの前方に穴を空け、バスレフ型での試験運用を開始するのである。