SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|

2017-01-03(Tue) Re:アンプパイルダー

  特に初工作と改まるわけでもなく、なんとなく工作を始める。ネタは、ちょっと前から考えていたパイルダーの作り直し。別にジェットへの換装目的ではない。

  画像の説明

  とりあえず、フロントパネルから作り始める。なかなかの精度で仕上がった。ウフフ。

  画像の説明



2017-01-12(Thu) お風呂mp3スピーカVer.2.0完成

  先日「お風呂mp3スピーカVer.1.0」を完成してから、素晴らしく快適なお風呂タイムを過ごしている。ホイとツマミをヒネれば、すぐさま数百曲の中から好みの音楽を流し出せるという仕様は素晴らしく快適だ。お風呂タイムだけでなく、ちょっとした作業の折に、脇で音楽を流すのにも活用している。

  ちなみに、数百曲というのは、文字通りの数百曲だ。mp3の再生機器にありがちな問題に「フラッシュメモリ中に記録されている曲数が増えると、起動してから音楽が流れ出し始めるまでの時間が延びて使い物にならない」とか「UIに問題があり、数百曲の中から目的の曲に移動するのが苦痛で使い物にならない」とかいうものがあるが、このaitendoのmp3モジュールに関しては、まったく当てはまらない。

  現在、フォルダ分けしつつ400曲近くを放り込んであるが、起動してから音楽が流れ出し始めるまでの時間は瞬時だ。前回に書いたが、リモコンの数字キーで直接にnnn曲目までジャンプできるので、後ろの方に入れた新曲へも即座にアクセスできる。さすがに目的の曲がnnn曲目であることは事前に知りようがないが、曲の頭を聴いて当たりをつけ、早送りボタンを連打すれば、ちゃんと押した分だけレスポンスよく先の曲に進むので、まったく苦痛はない。

  ちなみに再生順はFATエントリ順。追記すれば、後ろに並ぶ感じ。意図的に再生順序を変えたい場合は、ディレクトリ内のすべてのファイルを一時ディレクトリに移動し、再生したい順に、元のディレクトリに移動しなおせばよい。個人的には、この仕様も気に入っている。

  こういう使い心地って、実際に入手して試してみないとわからんのだが、今回のモジュールに関しては、各機能の作り込みのレベルにコダワリを感じさせるほどの、素晴らしいプロダクトであるといえよう。もう何セットか買っておこうかしらん。

  さて、そんな絶賛稼働中の「お風呂mp3スピーカVer.1.0」だが、「Ver.1.0」てことは「Ver.2.0」があるのである。「Ver.1.0」完成当時から「バスレフ型」のスピーカにしたかったのである。

  画像の説明

  以前にも同様のタッパーを使って「密閉型」から「バスレフ型」へ変更した経験があり、音の変化を体感したことがあるのだが、やはり、この程度の容積で「密閉型」にすると、コーンの動きが制限を受けるのか、どうにも息苦しさを感じさせる音になってしまうのだ。

  前回はバスレフダクトにラップの芯を使ったが、今回はお風呂での使用が前提のため、紙素材は使えない。そのため、事前にホームセンタでバスレフダクト向けの塩ビパイプを探していたところ、いい感じの長さの「VPソケット」という部品が見つかったので買っておいた。たった38円。本来の用途は塩ビパイプ同士を接続するもののようで、内側に僅かなデッパリがあるのだが気にしない。そもそも、バスレフダクトの太さや長さも適当だ。以前に、多少の長さの違いが音質に影響しないことは自らの耳で確認済みだし。

  さらに、割り箸によるエンクロージャの補強も施してやる。補強前はスピーカの側面に触れると低音の響きがそのまま伝わり、盛大に箱鳴りしていることがわかるが、この補強により、それがかなり低減する。つまりは、バスレフ経由での低音出力が増し、ビビる感じが減ることになる。

  もうひとつ、バックパネルにコルクシートを貼ってやる。気休めではあるが、スピーカの背面がフタとして取り外し可能な構造上、側面とは違い、背面はツッパリ棒による補強ができないので、せめて厚みを増してやるのである。

  画像の説明

  ここまできて「お風呂スピーカ」なのに、バスレフ型になんてしたら、そこから湿気が入ってしまい、本末転倒ではないのか? という疑問もあろうが、そこは……こうするのであるッ!

  画像の説明

  どこかで見たような遮蔽ゴム(!?)による防水処理である。遮蔽したらバスレフの効果なんて無いんじゃないか? という疑問もあろうが、ドラムに合わせてゴム膜が振動する様子が確認できることから、効果がないということはない。少なくとも「密閉型」で発生する、コーンの動きが制限を受けたような、音の息苦しさからは開放される。

  ちなみに、この「ゴム」をバスレフダクトの防水に用いる方法は、80年代のお風呂スピーカオーディオマニアの中では一般的な方法であり、マニアの中には、様々な「ゴム」に付け替えて音の変化を楽しんだり、「ゴム」のエージング方法についても様々な工夫を凝らしたとする記録が残っている(民明書房刊「月刊 オーデヲテック(1984年1月号)」より)。

  さらに「ゴム」を変えると音が変わるのはピュア界では常識で、メーカの違いでも味付けにサがでるようだ。

・オカモト
  やわらかくしなやかな伸び 多少のゴム臭 B
・不二ラテックス
  天にそびえたつような抜け 強い突き上げ感 C
・相模ゴム工業
  より温もりを感じられる ダイレクトな刺激感 A+
・ジェクス
  気持ちのよい深さ 締りがイマイチ B-

  で、上は取り付け深さが3cmの場合の特徴。それより浅く取り付けると上記特徴+マイルドの味付け、深いと上記特徴+刺激的な味付けが加わる……というような冗談はともかく、実際、バスレフダクトの増設より、音の息苦しさは解消された。とはいえ、低音が出るようになったかというと、そこは元のスピーカ自体が、それほど低音を出しそうな感じがしないので、そこそこである。

  今後も末永く愛用していくことにしよう。


2017-01-14(Sat) お風呂Bluetoothスピーカアタッチメント完成

  先日「お風呂mp3スピーカVer.2.0完成」を完成したばかりだが、ふと思いついて「Bluetoothスピーカ化」してみた。

  「Bluetoothスピーカ化」なんて、ふと思いついてできるもんなのか!?……といえば、できるのであった。当初の設計から、これを計画していたわけではないのだが、mp3プレーヤモジュールをピンヘッダによる接続にしておいたのが功を奏した。「電源を受け取って、音声出力を渡す」形のコネクタなので、ちょいと基板に工夫して、既製のBluetoothレシーバが載るようにし、モジュール化することで、単にモジュールの差し替えにより「Bluetoothスピーカ化」できてしまうのであった。ちなみに、使っているBluetoothのレシーバはこれである。

  画像の説明 画像の説明

  当然、Bluetoothは無線であるから、密閉しての使用が前提であるこのスピーカと、とても相性がいい。私はスマホを持っていないが、風呂に持ち込む前提なら、ベストマッチなプロダクトといえよう。

  画像の説明

  と、油断させておいて、こんなものも作ってしまう。

  画像の説明

  ちょっとわかりにくいが「有線接続」を可能にする「裏ブタ」である。通常の裏ブタと交換することで、なんと普通のライン入力のアクティブスピーカとしても利用できるようになるのであった。製作当初に、ミスってひとつタッパーを割ってしまったのだが、ここにきて残された遺族がリングに上がる日が来ようとは、涙なくしては見られない。まさに人間万事塞翁が馬である。

  というわけで、mp3プレイヤ、Bluetoothスピーカ、有線アクティブスピーカ、と、3ウェイの活躍を見せるこのスピーカ。我ながらなかなかのアイテムである。


2017-01-23(Mon) 赤外線リモコンの信号解析回路をリニューアル

  ひょんなことから、ウチにはブルーエアの空気清浄機270E450ESenseと、計3台もあるのだが、いつのまにか270E、450Eとも赤外線リモコンが反応しなくなってしまった。

  まぁ、操作する必要性自体が低い機器なので、大した問題ではないのだが、寝酒の際にウィスキーの香りに反応してゴーゴーやりだした場合に、寝床から出るのが面倒だ、という一点と、やはり技術者として原因が気になるので調べてみることにした。

  不思議なのは、270E、450Eとも、同一のリモコンっぽいのに、どちらも反応しないことだ。リモコンの電池が切れているわけではない。しかし、受光部側に壊れる理由なんてありゃしないだろうから、やはりリモコン側の問題であろうと想定し、リモコンを分解することにした。

  リモコンはネジではなく、前面に貼り付けてある操作パネルが、そのままケースの一部を構成していた。ペリペリ剥がすと基板が現れる。早速、赤外線LEDの足にテスタを当てながらボタンを押したところ電圧は出ていた。じゃ、被疑は赤外線LEDしかないじゃないかと、既存のLEDをちょんぎって、普通の赤色LEDに取り替えたところ、ちゃんと光る。赤外線LEDではないが、そのままブルーエア本体に向けて光らせたところ反応もする。どうも、赤外線LEDが腐っていたようだ。しかし、ほとんど使ったことがないのだがなぁ。光らせてもいないのにLEDが経年劣化するなんてことがあるのだろうか。

  画像の説明 画像の説明

  LEDを取り替えればよさそうだが、リモコンの出力が低いせいか、もともと反応がよくないので、別途リモコンを製作するため、信号だけでも読み取って保存しておくことにした。で、取り出したのが、以前に製作した赤外線リモコンの信号解析回路。……なのだが、これは標準的な赤外線信号にしか対応していないのだ。

  ここんとこイジり回している、お風呂mp3スピーカのリモコン信号も認識できないので、ここはひとつ、ガツンと改造して、どんなリモコン信号であろうと、読み取り、解析、表示できるようなアイテムにリニューアルしてしまおう、と思い立った。

  ところが、アイテム製作の記録が残っておらず、ソースコードもない。16F819が載っているが、シリアル出力するのに16F819もないだろう、ということで、16F648Aに載せ替えることにした。自ら、実体配線図を書きなおし、ショートピンで信号の読み取り速度をコンフィグできるようにしてやり、信号形状をビジュアルに表示するRuby/GTKスクリプトも書いてやろう。

  画像の説明

  画像の説明

  というわけで、できた。<かきかけ>

  画像の説明

  画像の説明


2017-01-29(Sun) セメントをプチ打設

  ちょっとした用途のため、ホームセンタでセメントを買ってきた。塀に使うブロックの端の穴に、塩ビパイプを固定したいのだ。

  画像の説明

  一応、これでも高専の土木科を卒業しているので、コンクリートのイロハは知っているのだが、たかが塩ビパイプを固定するためだけなので、適当だ……が、ちょっと適当すぎた。モノグサして、2リットルの焼酎の口を切ったものの中でミキシングしようと思ったら、うまく混ざらない。結局、少し水を足す事になってしまった。

  画像の説明

  ちなみに、穴の下側はガムテープで塞いである。セメントを流しこんだら、鉛直をとるため、2方向から家の鉛直部分に透かして微調整する。まぁ、別にそれほどの精度は必要ないのだが。

  画像の説明

  しかし、セメントは少量でいいとは思ったが、まさか、これしきの穴を埋めるのにも足りない量とは意外だった。微量だが水が溜まってしまう。ちょっと失敗だったなぁ。まぁ、許容範囲内だが。

  完全に固化するまでには48時間とのこと。次の作業は来週だな。