SVX日記

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2009-08-01(Sat) 車検終了

  SVXの車検が終了した。なにせ、平成6年登録という骨董なので、できれば、徹底的に見てもらいたく、今回もSVXに強い整備工場に車検をお願いしたかったのだが……予定が合わず、近所のスバルに持って行くことに。そのせいか、ほぼ最低限の整備費で済んでしまった。実に、前回かかった30万の半額だ。コレはコレで不安だが……。

  振り返ると、今回の車検で15歳か。オイラが購入したのは平成16年だから、これで5年強の付き合いだ。10年落ちを買っておいてなんだが、10年過ぎても機関は好調。オイラ的には、他に欲しい車が「まったく出てこない状況だし」まだまだ元気で走ってもらいたい。たまたま、いまの駐車場はスクラップの脇ではあるが。

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  そういえば、先代の愛車であるソアラのエアロキャビンは、平成元年登録、平成8年購入。平成16年まで乗っていたから、今年が同い歳になるのか。アイツは、最後にエアコンが壊れて、膨大な修理費を余儀なくされ、泣く泣くサヨナラしたけど、今のSVXを迎えに行く道すがら、エンジンの調子のいいコトったらなかったなぁ。

  最近、エコだのなんだのと優遇されてハイブリッドカーが大人気だが、オイラはあんなモノには少しもワクワクしない。ホントにエコなのか疑念があるし、ホントにエコだったとしても、そんなの単に貧乏クサイとしか感じない。どうやら、個人的にも、世界的にも、車自体に楽しさを求める時代は終焉を迎えてしまったのかもしれんね。


2009-08-03(Mon) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・Q

  のんびり回路をデザインしていたが、ようやくハンダ付けの工程に。大した回路でもないんで、一気に基板を完成した……

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  ……んが、動かん。振動スイッチによってFETをキックし、電源をオンオフさせる仕組みなのだが、オンになりっぱなしだ。ゲートには振動スイッチを経由して電源電圧がそのまま作用する設計なのだが、ゲートの電圧が抜けているのにドレインがGNDに落ちっぱなし。FETの破壊モードってどっちだっけ? ショートならば、FETが壊れている可能性を疑うが。

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  よくよく考えると、このチップFET(2SK1772)は、チップ裏面の面積の多くがドレーン端子になっている。このせいで妙なところに導通してしまっているのだろうか? 一度、チップFETを外して、FET実装位置の下のパターン(アニュラリング)だけをコテでウリウリして剥がし、もう一度、実装しなおす……

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  ……んが、動かん。今度は、オフになりっぱなし。確かにゲートの電圧はオンオフしているのだがなぁ。なんで? 仕方ないので、マジメにFETの破壊モードについて調べてみる……一般にはショートらしい。話が合わんやん。

  話は合わんが、チップFETを交換してみることにした。今回の基板に載せたチップFETは、一度、別の基板に載せたことがあるやつだし。こういうのは縁起モンですから。

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  「動いた」

  原因はなんだかわからんが、目論みどおり、基板を傾けることで、電源をオンオフできるようになった。きっとチップFETが壊れていたのだろう。熱を加えすぎたかな。

  さて、残すは送信機への実装のみ。また明日。


2009-08-04(Tue) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・完

  昨日、完成した電源基板を送信機に実装する。送信機本体に実装済みのジャックから、新設した電源基板の入力へとひっぱり込みつつ、新設した電源基板の出力(9V)を、送信機本体の正規の電源ラインにつっ込む形に実装する必要がある。また、送信機本体に実装済みのジャックは、心棒が微妙に太いタイプなので、これを通常タイプに交換する必要がある。

  一番の問題は、送信機本体に実装済みのジャックは、プリント基板として正規の電源ラインに直付けしてあるので、それを切り離す必要がある、ということ。でないと、今回作った電源降圧回路を経由せず、接続したアダプタの電圧が正規の電源ラインに直接に作用してしまう。

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  極めてややこしいが、プリント基板のジャック取り付け部のパターンをカッターで切りつけ、正規の電源ラインから切り離しつつ、そこからの入力を新設した電源基板の入力に接続、そちらからの出力を正規の電源ラインに接続、という、ややこしい作業が必要になった。ああ、ややこしい。

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  で、完成。

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  これにて、本体を立てると電源オン、寝かすと電源オフという「石油ストーブみたい化」および「適当なアダプタを挿してもOK化」の完了である。早速、適当なACアダプタを挿してサイヴァリアである。レッツBUZZ。

  相変わらず到達ステージは4、ときどき5、という晴れのち曇り状態であるが、到達ステージに対する到達レベルが徐々に上がってきている。ステージ6までにレベル100に行けるんじゃないか? ミディアムユニットは攻略記事が少ないせいで、それが普通なのかよくわからんが。

  小1時間遊んで、電源オフのために本体を寝かしたところ、指に異様な感覚が……3端子レギュレータがチンチンになっとる……しまった、アダプタの電源電圧が高すぎたか。(15V - 9V) x 300mA(たぶん) = 1.8W。放熱器なしでのTA7805Sの最大許容損失は2.0W。ギリギリだったわ。TA7805Sの電圧ドロップは2Vだから、11V以上、12Vのアダプタを使うのが無難なようだ。

  ちなみに、トランス(重い)タイプのACアダプタは挿しているだけで1W前後の電力を食うらしい。それを考えると、スイッチング(軽い)タイプのACアダプタを利用可能にしつつ、電源もオフにできるようにしたという今回の改造は、非常に有意義だったのではないかと思う。

  なお、チンチンになった3端子レギュレータに触れたとき「アツッ!!」ではなく、思わず「バズッ!!」と叫んでしまったオイラは、既に重度のサイヴァリア中毒患者なのであった。ぽっくん。


2009-08-08(Sat) 部品を切り出す

  ハンドニブラを買うことによって、新たな加工方法を身に付け、ちょっとウキウキな今日この頃。ウズウズと金属加工がしてみたくなり、ずっと放置してあった、SVXの内装の一部を治してやることにする。

  その内装とは、運転者の膝の上、ハンドルの下、両脇にコインケースやミラーの操作パネルが埋め込んである板状の部分のこと。向かって左側内部で金具に引っかけてある「ツメ」が折れてからというもの、左側がブラブラ状態になってしまい、常に2cmくらいの隙間が開いてしまっているのだ。みっともないことこの上ない。

  そもそも、おかしいのは左側に金具がないことだ。右側は裏に金具が付いており、しっかりと車側のネジ穴に止められる仕組みになっている。にもかかわらず、左側には裏に金具が付いていない。金具のネジ受け部分は両側に形成されているのに、だ。オイラのSVXだけこうなのか?

  左側にも金具を取り付けるべく、右側の金具を外し、それと同じモノをもう一個作ることにする。左側の金具の形状が右側と同じである保証はないが、このクソ暑いのに車でガタガタと現物あわせとかしてられんので、バクチで作る。つーか、この内装を外して持ってくるだけで、既に3.3リッターは汗を流してるし。

  材料には厚手のアルミ板を使いたかったが、手持ちに適当な部材がなかったので、スコッチの空箱の底板を流用することにする。

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  底を切って、ニブラの頭を入れるための穴を開ける。そしたら金具の平面形状に従って、ガジガジガジ……っと、やるのだが、ここで誤算。こういう部材は、円形にピンと張ってあるから強く見えるものの、実はかなり薄く、切り出すしてしまうと意外とペラペラなのだ。しかも、ペラペラ余って、ニブラの右側の刃のスキマに巻き込んでしまう。加工しにくいったらない。このニブラは左と前しか信用できないようだ。

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  切り出したら、穴を空けて曲げる。曲げは直角の木材を使って手でエイッと。なお、端部加工は一切してないから、ヘタにさわると手が切れるが、どうせ中に埋め込む部品だからと加工は省略。というわけで、似たような部品が完成した。別途、ホームセンタで同じようなネジも買ってくる。

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  実際の内装の裏に合わせてみた。特に問題なく付く。問題は、この金具と、車側のネジ穴が合うかだが、それは未知数。

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  しかし、それ以前に、この内装、複雑骨折にもほどがある。ツメが折れるとかいう以前の状態だ。そりゃ、新車から15年以上は経っているが、こんな風にバキバキに壊れるのって、なんか、おかしくないか?

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  SVXに乗っていると、時々、プラ部品がポロッと転がっていることに気づくことがあり、その都度、カケラを保存しておいたのだが、それが積み重なって、こんな状態になっていたとは……。

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  ジグソーパズルでもあるまいし、どういうこっちゃ。治すにしても、それなりに強度が必要なんだけど、どうやって治そうかな。ビールのアルミ缶でも切って裏に張るかな。でも、妙に細いところもあるんだよな……とほほほ。

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FHI [久々にSVXネタ多発で嬉しいです。 プラリペアなる粉末アクリルがこの手には良いようです。]


2009-08-09(Sun) 複雑骨折を治癒

  さて、複雑骨折したSVXの内装だが、こりゃ簡単に治りそうも内装……なんてダジャレている場合でもない。一応、ビールのアルミ缶を切ってはみたが、既に補強する相手の強度がまるで期待できないので、ネジとかで止めるのは無理そうだ。あっさり、廃案。

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  順当にハナクソボンドで止めることにした。ちなみに、オイラがハナクソボンドを多用するのは愛用しているわけではなく、たまたま手持ちであるからだ。ホントはエポキシ系とかいうヤツのが頑丈らしいので、そういうのを使った方がいいかもしれない。ただ、いずれにせよ、当初のプラスチックの性質と同様、単なる堅さよりは、ちょっと粘っこい系の強度が必要なので、ボンドの中に針金を泳がせておく。針金は、はるか以前に購入した、ゴッツいジャンクダイオードの足を切ったもの。

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  おそらく、ヤケクソ然に見えるだろうが、まさにその通りである。いいの。どうせ、裏側になるんだから。そもそも、この内装、何だか知らんが裏側が赤い。いまさらハナクソの黄色が少し混じったところでどうということはない。

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  さて、ボンドをジャブジャブに使ったら、あとは放置。ちゃんとくっついたか心配で、触りたくてならないが、がんばって放置。ここ一番、中年力の見せ所である。では。




2009-08-22(Sat) イマドキのドット絵

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2009-08-25(Tue) サイド7、秋葉、日帰り



2009-08-27(Thu) ほぼ初めてのアルミ加工

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ぴょん [これは何を作ったの?]