SVX日記

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2005-10-04(Tue) ガスが出ずして、反省す

  家に帰ると、カミさんに、ガスレンジに火が着かない、といわれる。ウチのガスレンジは以前から調子が悪く、まったく火が着かなくなったり、ボタンから手を離すと火が消えたりする。しかし、今日はちょっと様子が違うようだ。シューっというガスの出る音さえしない。どうも、ガスが元から止められているような感じ。

  当然、元栓は開いてある。カミさんからの追加情報で、そういえば風呂場で足を洗う時にも湯が出なかった、ともいわれる。どうも、ウチの部屋全体のガスが止まっているようだ。うーむ、オイラは朝風呂原理主義者なので、今晩は困らないとしても、明日の朝、風呂に入らずに出勤するのはちょっと気持ち悪い。

  画像の説明

  とりあえず、部屋の外のメンテナンスハッチ(?)を開ける。アッチが電気で、ソッチが水道。で、コッチがガスだ。バルブらしいものは開位置にある。ガス漏れランプも消灯している。やっぱり問題はなさそうである。しかし、なんだ、コレは? ハッチの前に直径2cmほどの、見慣れないゴム栓のようなモノが落ちている。こんなものが落ちていれば、昨晩にでも気がついているだろうから、何かあったのではないか?

  ガス会社に連絡する。24時間対応らしく電話がつながった。よかった。え? なに? ボタンを押す? ガスメータのボタンを押せと指示される。押すとガスが出るようになった……が、数秒で鎮火。どうやら、配電盤で言うところの、ブレーカが落ちている、という状態のようである。ガス漏れでないとすると、ガスメータの故障が疑わしいらしい。

  とりあえず、駆けつけてくれるというコトなので、待つ。深夜で悪いが、兄ちゃんが来てくれた。ガサゴソとガスメータの辺りで作業している。ん? ガスレンジを着けてみろって? 着いた! 解決? なんでも、ガスメータが新品に交換されていて、初期設定の不足だったそうだ。おいおい、交換したのはアンタんトコの人間だろ……。

  深夜に駆けつけてくれた兄ちゃんに、悪いなぁ、という気持ちは薄れてしまった。ガスメータはガス会社のモノかもしれないが、ウチの部屋のモノでもあるだろう? それをなんの連絡もなく交換しておいて、トラブルとはどういうコトだよ。やはり、ハッチの前に落ちていた見慣れないゴム栓のようなものは、ガスメータを交換した際に生じたゴミかなんかだったんだな。まったく、もぅ。すぐに直してくれたからいいようなモノの、そんないい加減な理由で、翌朝に水風呂に入るコトになったら、勘弁ならんトコロであった。

  しかし、なんだ……どーにも、心に引っかかる事態だなぁ。なんだろう? この感覚は? お客さんのシステムをちょっと改造するコトになって。改造ついでに、ちょっと潜在していたバグを修正しちゃおうかなぁ、なーんてスケベ心を出しちゃって。お客さんにだまって、コッソリと修正しモジュールに入れ替えてパッチを出したら、ちょっと配慮が足りなくて、なんだかシステムがアチコチが動かなくなっちゃって、夜中に電話がかかってきちゃって、駆けつけるハメになって……あ……あ゛ぁーッ!! あれッ!? あれれれぇッ!? オレ!? それ、オレ!?


2005-10-06(Thu) ワンキー・ラン・コマンズ

  ネタがない。ネタがないので、スッゴくクダらないながらも、オイラがスゴく気に入っているTIPSを公開して、お茶を濁すことにする。基本的に「TERATERM」経由で端末作業を使っている人のためのTIPSであるが、その他の環境でも考え方は参考になるものと思う……その他の環境といっても、工事現場では役に立たないと思うが。

  さて、お仕事であちこちのサーバにログインして作業をする場合、自分の環境を設定することが困難である。自分の環境とは、例えばエイリアス。オイラは基本的に、lsは常にls -lrtFであって欲しいし、cpは常にcp -pであって欲しいのだ。そして、プロンプト。オイラがずっと気に入って使っているのは「PS1='\[\033[1;1m\]\n<\u> \d - \t\n$HOSTNAME:$PWD[\!] \$ \[\033[0m\]'」で、若干クドいものの、コマンド間の切れ目がわかりやすく、必要十分な情報が含まれている。

  画像の説明

  世の常として、こーゆー設定は「.bashrc」に書き込むものとされている。しかしながら、サーバの台数が増えるたびに個々に設定しなくてはならないのは非常に面倒だ。イチゲンサンサーバとわかっていれば、設定をFTPでコピーするなどという面倒なことはしないだろうが、こういうサーバに限って、往々にして再度ログインする機会があり、余計なストレスを抱えることになるのだ。

  とはいえ、そうやって毎度コピーするのは面倒ではあるものの、できないコトではない。しかし、新たにちょっと便利なエイリアスを思いついた瞬間に、この努力も一気に破綻するのだ。全てのサーバの「.bashrc」を書き換えなくてはならないからである。機会を見つけて徐々に設定するという気の長い方法で対処するか? 結局、コッチで使えて、アッチでは使えないから……とかやっているうちに、面倒になってそのエイリアスを使わなくなるのがオチである。

  そんな時に、非常に便利に使える機能が「TERATERMのキーマクロ」である。早い話、あらかじめ設定した文字列を、自動的にガシガシと打ち込んでくれる機能だ。その定義ファイルに、好みの設定を書き込んでしまえばいいのだ。そして、ログイン後に実行させるのである。設定を持っているのは、あくまで端末側であるから、どのサーバにログインしても有効である。

  例えば「C:\Program Files\TTERMPRO\profile.ttl」というファイルを作り、その中に以下のようなマクロの記述を行う。

wPrompt     = '$ '
wPrompt2    = '# '
bash        = "bash"
sendln         bash
wait           wPrompt wPrompt2
env         = "export LANG=ja"
sendln         env
wait           wPrompt wPrompt2
alias       = "alias ls='ls -lrtF'; alias cp='cp -p'"
sendln         alias
wait           wPrompt wPrompt2
uuenc       = "function uuenc () { gzip -c $1 | uuencode uuuuuuuu.gz | sed 's/$/!/g'; }"
sendln         uuenc
wait           wPrompt wPrompt2
uudec       = "function uudec () { cat $1 | sed 's/!$//g' | uudecode; gunzip -N uuuuuuuu.gz; rm $1; }"
sendln         uudec
wait           wPrompt wPrompt2
prompt      = "PS1='\[\033[1;1m\]\n<\u> \d - \t\n$HOSTNAME:$PWD[\!] \$ \[\033[0m\]'"
sendln         prompt

  ちなみに、オイラはメニューからキーマクロを起動するのさえも面倒な、ちょっと小粋なハイパーズボラニアンなので、ワンキーでこのマクロを実行できるように設定している。具体的には「C:\Program Files\TTERMPRO\KEYBOARD.CNF」の末尾「[User keys]」の下に以下のような記述を追加する。

; Ctrl + F1 key: Executing a macro file
User1=1083,2,profile.ttl

  こうしておけば、端末にログイン後「Ctrl + F1」キーの一発で、瞬時に自分の環境を構築することができるのである。非常に便利なので、オイラと似たような境遇の人は、ゼヒお試しあれ。

  あ。ちなみに、今日の日記の表題の「ワンキー・ラン・コマンズ」であるが「.bashrc」の「rc」が「Run Commans」の略であるコトから来ている。コレ、知ってた?


2005-10-08(Sat) みりんを飲んでみりん

  先日、流山市を散策した際、流山図書館に併設されている博物館を観て回ったトコロ、流山市の特産は醸造モノ、酒、味醂、醤油、味噌等だということがわかったが、特にオイラの興味を引いたのが「味醂」。つまり「みりん」であった。

  みりんという名前を知ってはいるものの、料理といえばペヤングを筆頭に「茹でモノ」程度しか嗜まないオイラにとっては、まったく未知の調味料である。一体、どんなモノなのだろう? 特に、展示の中に発見した「昔の女の人は、味醂を酒代わりに呑んでいた」という記述には、かなり興味をひかれ、もーそりゃ、興味津々である。それからずーっと、どうにかして、一度は呑んでみたいと思っていたのであった。

  そして、そこにタイミングを合わせたように、オイラの好きな理科番組「所さんの目がテン」が「みりん」を取り上げたのであった。へー、へー、へー。煮崩れ防止効果の他に、9種類の糖による……細かいハナシはオイラが書くより「目がテン!ライブラリー」を、各自に読んでもらったほうがよいだろう。しかし、アレだな。このページ、異様に詳しくまとめてあるな。番組を観る必要性が薄れてしまうほどに。

  あ、ちなみにこの「みりん」を取り上げた回は、6月12日放送分であるが、オイラが視聴したのは昨日である。サーバに大量に録り貯めてあるので、なかなか消化しきれていない嬉しい状況であり、かなりのタイムラグが生じている。

  さて!! そんなみりん日和の中、ふらりとスーパーに買い物に行けば、みりんをチェックするしかないじゃないか!! あった!! 本みりん。500ml程度の商品が3種類おいてある。ココは一発、地元びいきで「万上(マンジョウ)」のモノを購入である。価格は200円程度。なんとか、ネタのためだけにでも購入できる価格である。

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  ちなみに、このみりん。法律上はレッキとした酒である。実際、アルコール度は15度近くあり、日本酒と同程度だ。おー、ワクワクする。番組の中で、所ジョージが試しに呑みつつ「グッと呑むにはキツい」というようなことを言っていたが、さぁ、オイラにはどうか……

  「甘゛ッ!!!!!!!!」

  ……サラサラの液体ではなく、ちょっとトロみがある。そして糖が9種類かどうかはともかくとして、強烈な甘味。チビチビと50ccほど呑んでみたが、確かに酒っぽい味もするものの、甘味に消されてあまり感じない。なにしろ、甘い!! 甘い!! 甘い!! ガムシロップに蜂蜜と酒を混ぜたような味である。糖尿になりそうな不安感があるが、決してマズくはないぞ。醤油を飲んだり、味噌をナメたりするよりは、十分にイケる味である。

  昔の女の人が酒代わりに呑んでいた、というのも理解できる。ちょっと薄めれば、十分にカクテルテイストだからだ。「杏露酒(しんるちゅう)」と対して変わらない状態になる気がするぞ。実際、1対1に割って、カクテルにしたら、十分に呑めるのではないだろうか? 「ゴールデン・ミリーン」なんて名前をつけ、氷を入れて出したら、みりんを薄めただけのモノだとは気付かずに、みんな呑みきってしまう気がするぞ。

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  そして、予想通りというかなんというか、今晩のおかずは煮物であった……が、みりんを呑んだ後で食べても、味がせんっちゅーの!! あ、確かに煮崩れはしてないけどね。ごちそうさまでした。


2005-10-09(Sun) 雨のカッパ橋ブルース

  今日は小雨が降っているが、ちょいと合羽橋まで散歩に出かけるコトにした。例によって、つくばエクスプレスでの出動である。ポンポンと、浅草まで。しかし、駅に着いてから、外に出るまでが長い。地下鉄のホームが妙に深い位置にあるからだろうな。次に新線ができたら、マントルが見えるんじゃないだろうか?

  いまさら説明するまでもないが、合羽橋は「食器」の商店街である。主に業務用であるが、プロユースの食器、調理器具を扱っている店がズラっと並んでいる。商売相手はプロがメインなので、通常は平日営業であるが、今日は「道具街まつり」というコトでどこの店も営業している。というわけで、今日に限ってはターゲットは一般人である。あー、ある意味、アレか、秋葉と同じだ。

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  プロユースということで、どの店に入っても「濃い」のヒトコトである。売り場に置いてあるものの密度が違う。たとえば「おたま」。微妙に大きさが違うのか、数が揃っているのか、見渡す限りのおたまである。春の田んぼでもココまではうじゃうじゃにならない……今の子供にはわかんないか……思わず、オヤジクサいコトを書いてしまった。

  オイラはあまり食器に興味がないのだが、そんな人を含め、誰もが目をひかれるのが「サンプル」の店である。いわゆるレストランのショーケースの中の料理の見本が置いてある店だ。他の店のイメージカラーが「白」や「銀」の比較的モノトーンなのに対し、この店だけは妙にカラフルで異彩を放っている。

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  なにしろ、どれもウマそうだ。食えないのはわかっているのに、ウマそうなのだ。ビールのサンプルなんて、容赦なくショーケース一杯につまっている。パッと見「ビール専門店(?)」なのかと思ってしまうし、実際に喉が鳴ってしまうほどだ。アイスクリームやクッキーのコーナーなど、さほど甘いものが得意ではないオイラには、圧力を与えるほどの威容を放っているし、てんぷら、丼モノ、江戸前寿司の3段攻撃には、素直にヨダレをたらしてしまうのである。

  ちなみに、このサンプルの店。合羽橋の中でも一般ウケする店の筆頭であるコトは想像に難くないが、ちゃっかりと一般客層に向けた商品作りをしている。手のひらサイズの小型のサンプルや、底にマグネットをつけたり、携帯のストラップをつけたりした商品が目立つ。オマケに店の外では、無造作にカゴに放り込んで、特売なんてコトまでしている。オイラ的にはスパゲティかチャーハンでも買って、机の上に無造作に置いておきたかったのだが、ちょっと値段が高くてあきらめた。ちなみに、どのサンプルも数千円単位である。食えないくせにちょっと高い(?)。

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  合羽橋の端まで行くと、デカい顔がある。かなりデカい。おそらく、実物のガンダムの顔よりデカい。ウケを狙うのが好きな会社なのだろうな。素直にウケてしまう。ちなみに、写真の右端には、ベランダの部分がコーヒーカップになっているビルもある。デカい顔と同じ会社っぽい。うぅむ、やるな。そういうノリはキライじゃないぞ。

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  合羽橋を後にして、ちょっと遅い昼食である。以前にヒイキにしていた、とある御徒町のラーメン屋が撤退し、ショックを受けてから数年。どうやら合羽橋のデカい顔の反対サイド付近に、その本店があるということで向かってみるのである……あった!! 入谷ラーメン本舗!! 御徒町店は、冷やしラーメンが食いたくてネットで検索しまくって、オイラが自分で見つけた店だ。山形の冷やしラーメンとは毛色が違うが、独特のウマさで気に入っていた。数年ぶりだなぁ。しかし、なんだこの店の造りは? 歩道に直接カウンターがあるわ、2階はベランダライクだわ。ま、それはともかく、今日は雨で肌寒いので、食べたかった冷やしラーメンはあきらめ、入谷ラーメンを注文して、2階に上がった。

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  2階がこれまたヘンだ。ベランダライクなトコロに、透明なテーブルであるから、いわば「空中ラーメン庭園」である。目の前を車が右へ左へ走るのを見ながらのラーメンである。うむ!! 懐かしい!! この甘辛で挽肉タップリのクドいスープ。あっという間に平らげてしまった。よかった。このラーメンが絶滅してなくて、ホントによかった。夏になったら、冷やしラーメンを食べにくることにしよう。エラく先の長いハナシではあるが……。

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  帰りは浅草にちょっとお参りする。おみくじを引くのと、お参りをするの、どちらを先にしたらイイものか悩みつつ、ポストおみくじ方式を採用することにした。ささやかな「お願い」をしてお参りした後、おみくじを引くと……「凶ッ!!」。しまった!! お参りをした後におみくじを引いて凶が出たら、さっきの「お願い」を否定されたも同然ではないか!! やはりポストお参り方式を採用するべきであったか……フンッ!! こーなったら、神様なんかにゃ、頼まんわいッ!! わしゃ、最初から神頼みなんてキライなんじゃ!! 実力でどーにかしてやろーじゃねーか!!

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  ちゅーわけで、またつくばエクスプレスに乗って帰る。さりげなく、快速の止まる駅をデジカメにメモしておこう。では、また。


2005-10-10(Mon) 絶対無保証サポートという仕事

  オイラが転職して、3ヶ月と少し過ぎた。プログラマという絶対保証が必要な仕事から、Linuxのサポートという絶対無保証(ABSOLUTELY NO WARRANTY)なプロダクトをサポートするという仕事に移ったワケだが、意外とコナせている……少なくとも本人はそう思っている。「Linuxに関しては完全なる趣味人」であったのだが。まぁ、前回の転職の時の「IT業界に関しては完全なる趣味人」の時に比べればマシかもしれないが。

  日々、お客さんからは、アレがワカらん、コレはナンだ、ソッチがオチた、コッチがカタマった……などと、怒涛の質問攻撃が押し寄せてくる。別に「そんなのどーでもいーじゃん」なんて思う質問もあるが、お金を取っている以上、回答しないというコトはありえない。必死で調べて、答える。それによって、LinuxというOSについての理解を深めていくコトることにつながるし、また、質問が来るより先に理解の曖昧な部分について積極的に理解を深めていこうという意識につながる。

  プログラマはガンガンとモノを作るという仕事で、とても楽しかったが、いかんせん、作業スパンがとても長い。数ヶ月単位の時間をかけ、モノを作る。数ヶ月経って動かしてみて、動かないと地獄である。バグなんてものは、作り方が悪いと、絶対に直らない場合もある。いわゆる、作り直したほうが早いという状態である。あいにく、そういうモノを作ったことはないが、そういうモノを作り直したことはある。あれは、ハードな日々だった。必要以上にガッチリとしたプログラムを作るという経験は、非常にイイ経験にはなったが。

  そういう意味では、今の仕事はとてもスポポンである。例えるなら派出所だろうか? 道案内から、殺人事件、なにしろ突拍子もない問題がどんどん降りかかってくるような状態。しかも、ありきたりな問題は事前にフィルタリングされるので、あまりこない。どれも、それなりに手応えのある事件ばかりである。ある意味、こういう「飽きにくい仕事」を求めているオイラであったから、実はかなりピッタリなのかもしれない。プログラマのように数ヶ月スパンでハマり込むことはなく、ほとんどの問題は一週間以内に解決する……というか一週間以内で解決しなければならないから、アトクサれがないのもいい。プログラマという前歴も、適度に生かすことがデキるしね。

  しかし、アレだ。奇妙なのは「絶対無保証なプロダクトをサポートする」という点である。LinuxはGNUの精神が基本であるから、タダだよ、プログラムの中身も勝手に見ていいよ、バグがあったら直すけど、直すかどうかは保証しないよ、もちろん使って何かが起こっても知らない……そんなプロダクトである。だからそのサポートも、ホントに真の意味でのサポートである。面倒は診るけど、解決するかどうかは保証しないよ……てなもんである。まぁ、あまりに役に立たないサポートであれば、競争他社に淘汰されてしまうから、そうはいいつつも、スルドい回答を返すべく、日々ガンバっているのだが。

  まー、そういうGNUな大原則も、一部のお客さんには理解してもらえず、まれにコジれたりするコトもあるのだが、それはまぁ、お互いに不幸であったといえよう。自身が努力して補完しない場合は、これほど「タダより高いモノはない」というコトワザが当てハマるモノもないのである。

  さて、そんなこんなで、ウチのサーバである。今のDebianにリプレースしてから1年以上経つが、ひとつだけ大きな問題を抱えていた。RedHat7.2の時には実現できていた「Sambaによるプリンタ共有」が、どうしてもウマくいってなかったのである。しかし、ヒトサマのLinuxの面倒まで診るようになって3ヶ月強。いい加減に、どーにかするべきではないか。医者の不養生ではないが、我ながら少しハズかしいのである。ちゅーわけで、ひとつ取り組んでみる。

  以前はSamba側に問題があると思っていたが、この数ヶ月の実戦で、そんなレベルからはスッカリとキレイに脱出できている。swatを一通りイジって「/tmp」の下にプリントデータが生成され「/var/spool/lpd/lp」の下にデータがスプーリングされることを確認。lpqの実施により、プリントキューの状態が正しいことを知る。ココまでできていれば、Samba側の問題ではない。

  こーなると、問題はlpデーモンの先だ。「/etc/printcap」の中を見てプリンタの設定を確認する。ヘンなトコロはなさそうだ。じゃ、デバイスか? 「cat /var/spool/lpd/lp/xxxx > /dev/lp0」でデバイスに直接データを送ってみる……なに? 「-su: /dev/lp0: No such device or address」とな? ちゅーことは、デバイス自身がおかしーんじゃねーか。こーなれば、起動ログの確認である。「dmesg | less」して「lp」関係のログを探す……あった!! 「lp: driver loaded but no devices found」コレだ!! ドライバはロードしたけど、デバイスがないよ、だってなんてこったい!!

  こういう場合に役に立つのが、ちゃんと動いている別のマシンである。クラッシュダンプを取るためにFedoraCore4をインストールしつつ、放置してあったマシンの起動ログを確認すると「parport0: PC-style at 0x378 [PCSPP(,...)]」「lp0: using parport0 (polling).」なんていうログがある。自然にlp0が有効になっている。こりゃ、BIOSの設定でもマズいのかしらん?

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  Debianサーバは、このSVX日記のWebサーバであるから、あまり落としたくはないので、できるだけ手早く作業し、あとでゆっくり検討できるようにデジカメを片手に、バチバチ画面を撮影しながらBIOSの設定をイジる。やはり、プリンタポートはデフォルトの正しい設定になっているようだった。最近のプリンタは双方向通信がデキるのだが、それが有効になっている。しかし、無効にしたからといって何も変化しない……ちょっと煮詰まってきた。関係するページをググる……コレか? プリンタの双方向通信ドライバのカーネルコンフィグってヤツ?

  そういえば、ウチはキャプチャカードSAA7133を使うために、見ヨウ見マネでカーネルパッチを当てたりして、妙なカーネルを使っている。見ヨウ見マネで「make menuconfig」もしたので、一部のドライバの組み込みを外してしまったかもしれない。しかし、今、快調に動いているカーネルをまるごとコンパイルするのは勇気がいるなぁ……そっか、モジュールとして組み込めばいいのか? よっしゃ。

  「make menuconfig」して「Parallel port support」の下に下りて「PC-style hardware」チェックを「M」にする。そうしておいて、抜く手を見せずに「make dep」「make modules」「make modules_install」「depmod -a」「modprobe parport_pc」と怒涛の攻撃である……するとなんと、その場でsyslogに「parport0: PC-style at 0x378 [PCSPP(,...)]」「lp0: using parport0 (polling).」が現れ、それと同時に、つないだプリンタが動き始めたではないか!! キューに溜まっていたプリントテストのデータが吐き出された瞬間、1年越しの解決である!!

  しかし、問題はまだある。このプリンタは結構古いため、如何にクリーニングを繰り返そうが、ノズルが詰まりまくっていて、ロクなカラー印刷ができないのである。というワケで、近々、カミさんの実家からプリンタを下取りする予定なのである……当然ながら、セントロ接続なんて古いガジェットであるハズもなく、USB接続である……つまり、今回のlp0ポートに対する奮闘は、プリンタを替えた時点で水泡に帰すのである……だけど、いーのだ!! 問題は解決するという楽しみのために存在するのだから!!


2005-10-11(Tue) ふぁいばー、かむ、ほーむ!!

  15時すぎ、我が家のwikiのチャット欄に「工事終わってるよ」という発言が現れた……出た……出たぁ……来たァッ!! とうとう光が我が家にやってきた!! これで300kbpsソコソコというナロードバンド生活ともお別れである。しかし、待てよ? ウチはマンションタイプであるから、ファイバーは管理人室(?)までしか来ておらず、そこからはVDSLで既存の電話線に信号を乗せる形で……手っ取り早く言えば、管理人室からの極短距離ADSL状態なのである。Yahoo!BBが解約できていない状態で、重ねて光を契約してしまったが、まだ通信ができている……つまり、両方使えているというコトだ。これならサーバの落ちる時間を限りなくゼロにすることができる。うぅむ、ラッキーといえよう。

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  しかし、家に帰ると22時30分。ココからは時間との勝負である。こんな時に限って、カミさんがCDをレンタルしてきて……もぐもぐ、ゴハンを食べな……「cdparanoia -d /dev/cdr -vQ」……がら……あ、失礼。ウチは「cdparanoia -d /dev/cdr -B」で、CDをリッピングしてるんで……ウグッ。CD-Rに焼くのと、mp3化は明日でいーよな? あー、忙しい!!

  しかしながら、ウチはDebianサーバにイーサカードを2枚挿ししてルータをやらせてるもんで、その設定変更がやっかいなのである。今までのYahoo!BBはDHCP接続だっが、B-FletsはPPPoE。接続方法がまるで違う。多少は下調べしておいたものの、予行演習できるワケもなく、接続の試行錯誤を開始するコトにする。

  まずは、PPPとPPPoEのパッケージをインストールする。これは「apt-get install ppp pppoe」の一閃である。次に、よくわからないが「/etc/network/interfaces」をイジってeth0側をDHCPからSTATICに設定変更する。アドレスは適当でいいらしい。でもって「/etc/ppp/pap-secrets」に、プロバイダのアカウントとパスワードを設定する。最後に「/etc/ppp/peers/dsl-provider」にPPP接続の条件と、なぜか、再度プロバイダのアカウントを記述して設定完了……のようである。

  画像の説明

  おっと、ここでCDのリッピングが終わった。縁起物なのでYahoo!BBのマツゴのスピードテストをしてみよう。信号がダブルで来ているハズだから、これまたかなり遅くなっているハズ……だ……が……遅いッ!! テストにどれだけ時間がかけるんだ!! ……と!! やっと、出た!! なんと、150kbpsである!! モデムの3倍である。なんちゅーこった。

  ココでYahoo!BBのADSLモデムからのLANケーブルを抜き、B-FletsからのLANケーブルを挿す。「ifdown eth0」「ifup eth0」でネットワークを上げなおし「ifup ppp0」でPPPoE接続を開始する……って、素直に開始するわきゃない……なに? 「If PPP was included as a module, try `/sbin/modprobe -v ppp'.」? あ、そーか、pppのモジュールが入ってないのね。こりゃ、面倒だ。早速だが、昨日のプリンタ設定と同じく、カーネルモジュールだけコンパイルしてやらねばならない。

  とりあえず「cd /usr/src/linux」「make menuconfig」……はいいけど、どれがそのモジュールなんだろう? メニューの階層を上へ下へ。どうやら「Network device support」の中の「PPP (point-to-point protocol) support」がそれっぽい。それのチェックを「M」にして「make dep」「make modules」「make modules_install」「depmod -a」「modprobe ppp」……ん? ダメ? pppってモジュールはない? 「/lib/modules/`uname -r`/net」して、インストール済みのモジュールを確認する「ppp-generic.o」ならあるぞ。「modprobe ppp-generic」して……入った。でも「ifup ppp0」できない。なんでだ?

  パッケージが足りないのか? 「dpkg -l | grep ppp」する。「ppp」やら「pppoe」やらが入っている中に「pppoeconf」なんてパッケージがあるのを発見する。を? これはシロート用のコンフィグスクリプトでは? 適当に「pppoeconf」を実行してみる……動いた。なんだか、自動的にeth0にPPPoEの接続口を見つけたっぽい挙動の後に、いくつか質問してきた。全部イエス。これでうまくいくか? ……ダメだ。「ppp0: error fetching interface information: Device not found」……まったく、よくわからん。

  仕方ないので、どこかにログが出てないかと思い「/var/log」の下をゴソゴソする。「debug」なんてログの中に「read (asyncReadFromPPP): Session nnnnn: Input/output error」なんてログを発見する。asyncってどっかで見たな……menuconfigの中か? もう一度「make menuconfig」してみる。あった。ついでなのでPPPの下の「PPP support for async serial ports」「PPP support for sync tty ports」「PPP Deflate compression」「PPP BSD-Compress compression」を根こそぎ「M」にして、再度モジュールをコンパイル、インストール。適当にmodprobeしまくる。

  改めて「pppoeconf」……ん? eth0のpppoe接続を発見できなくなってしまったぞ? さっき、eth0を落としたからか? 「ifup eth0」して……この際、縁起物なので「iptables」も落としておこう。再度「pppoeconf」……さっきと違う!? pppがつながったっぽいぞ!? 「ifconfig」すると確かに「ppp0」が出ている。よっしゃ!! とりあえず接続はオッケーじゃ!!

  試しにwindowsPCからウェブアクセスしてみる……これはダメ。アレか? 名前解決ができていないのか? 仕方ない「tcpdump -i eth1 port domain」で流れるパケットを見てみよう。一応、応答は返っているっぽいが、サイトにはつながらない。サーバ上で「nslookup www.yahoo.co.jp」すると、ちゃんと結果が出てくる。bindの設定がマズいのかなぁ……今度はwindowsPC上のcygwinから「nslookup www.yahoo.co.jp」……んッ!? 名前解決できてる……??? じゃ、名前解決は問題ないんだ。するとなんだ? 「telnet www.yahoo.co.jp 80」……つながらない……。じゃ、サーバ上で「telnet www.yahoo.co.jp 80」……つながるぞ!! なんじゃこりゃ? ……ルーティング? ルーティングなのか!?

  「iptables -L」すると「/sbin/iptables -t nat -A POSTROUTING -o eth0 -j MASQUERADE」という行がある。コイツを「/sbin/iptables -t nat -A POSTROUTING -o ppp0 -j MASQUERADE」と修正して「iptables.down」「iptables.up」してみる……

  「今度こそ、来たァッ!!」

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  ……とゆーわけで、なんとか光で接続することができた。ぷはー。長かった……とりあえず、この苦労に報いるのは、まずは結果であろう。WindowsPCから、再度ブロードバンドスピードテストを行う。よっしゃ!! 1500kbpsほど出ている。無線LANの「.11b」経由だからこんなトコだろう。じゃ、次はジカ付けのDebian上で計測だ!! 適当に大き目のファイルをwgetしてみる……

 

01:07:10 (433.83 KB/s) - `specspo-9.0.92-1.3.src.rpm' saved [6988448/6988448]

  ……434KB/s!! つまり、3470kbpsですよ!! ……って、あんまり速くないね……光なのに3.5M弱? まぁ、常に無線LAN経由で使うから、光だろうがADSLだろうが、2Mも出ていれば十分なんだけどさ。

  あとは、ブロードバンドケーブルテレビの設定。こいつは、細かく書くとキリがないけど……なんとか設定を終わらせて寝た。久々に2時過ぎだ。あー、つかれた、おやふみぃ……。


2005-10-14(Fri) 久々ににゃごや

  今日はお仕事で名古屋の本社に出張である。出張といえど、新幹線に乗るのは楽しい。残念ながらタイミング的に、弁当を買ってビールを呑みつつというワケにはいかなかったが、名古屋に着いたらちょうど昼飯時というコトで、駅のホームのきしめん屋できしめんを食うことにした。

  名古屋といえば、名物は「きしめん」「味噌カツ」「エビフライ」「手羽先」「ひつまぶし」などが有名である。若干、地元びいきで「手前赤味噌」はあるものの、これらすべて日常的に食べるコトのできるメニューだという意味で、名古屋の名物は素晴らしい。でもって、オイラはこの全部が好物である。名古屋を離れるまで気づかなかったなぁ、地元にはこんなにウマいものが溢れていたなんて。

  駅のホームで立ち食いしたきしめんは、ちょっとばかり今ひとつであったが、やっぱりうまい。ちなみに「きしめん」の由来は、かの織田信長らしく、名古屋城を建造する際、大工に力をつけてもらおうと、うどんに「雉(きじ)」の肉を入れ、そのダシが麺によくカラむように、麺を平たくしたのが始まりらしい。つまり「きしめん」とは「きじめん」のなまった言葉だったのである……ホントかどうかは知らないが。しかしながら、少なくともオイラがホームで食べたきしめんには「雉肉」は入っておらず、この話を聞いてからというもの、きしめんを食うたびに常に納得がいかない心持ちである。ちぇ。

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  余談だが、このきしめんの写真は京ぽんで撮ったのだが、このカメラ、もう少し……いや「かなり」どうにかならんものか? いくらオマケにしても、この画質はないだろうよ……はぁ。


2005-10-15(Sat) にゃごやから戻る

  昨日は仕事を終えてから、名古屋近郊の実家に泊まってノンビリとビールを呑みつつも、今日は午前中から東京に戻るのである。というのも、一応、明日は情報処理試験の試験日なんだよね。今回は、受けるに事欠いて、調子に乗って「アプリケーションエンジニア」なんて試験区分の受験申請をしてしまっている。この区分は「高度」と呼ばれる区分の入り口みたいな位置付けで、技術者というよりは、ちょっと管理者側に踏み込んだ人を対象とした試験である。準備はあまり……というか、一切勉強していないで、今日は早めに帰って少しは勉強するのである。

  ま、試験の細かい話は明日に回すとして、新幹線の帰りである。行きはタイミングが悪くて、弁当は食べられないわ、ビールは呑めないわ、弁当は食べられないわ、ビールは呑めないわ、ビールは呑めないわ、呑めないわ、呑めないわッ!! ……というワケで、帰りはシッカリとリベンジしてしまうのである。

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  で、どーみても「わて、初めて名古屋には寄ったんじゃけん、これがウワサの『みそかつとえびふりゃー』だっぺか? ほな食べとかなあきまへんわ!!」という感じの人を対象とした弁当を買ってしまう。生粋の名古屋人であるから、こーゆーイロモノ弁当を食うのにちょっと躊躇してしまったが、ま、いーか。それなりにウマかったし。

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  一方で、ちょっと名古屋通なアイテムも紹介してしまおう。名古屋のどらやき「千なり」である。昨日に引き続き名古屋びいきではあるが、この千なりはウマい。日本全国のドコのどら焼きよりもウマい。なにせ、基本的には甘いものの苦手なオイラが、お土産用の8個入りの箱で購入し、新幹線の中ですぐさま開けて、食ってしまうほどにウマい。で、特にポイントとなるのが「紅あん」である。紅いあんの入ったどら焼きなのである。その筋の人なら3倍の速度で食ってしまうアイテムである。昔の千なりは「黒いつぶあん」と「白いこしあん」の2種類の商品構成であったが、いつのまにか「紅あん」と「抹茶あん」というラインナップが拡充され「白あん」はディスコンになってしまっているらしい。それにしても、千なりの醍醐味は「紅あん」にあると、オイラは思っている。写真は「つぶあん」である。「紅あん」のスゴさは、買ってのお楽しみというコトにしておこう。スゴいぜ!!

  千なりを食しつつ、インターネットから探してきたアプリケーションエンジニアの午前の過去問題に目を通しつつ、ほえほえと居眠りしつつ……ハッ!! っと、気がつくと東京である!! アカン……30問くらいしか目を通していない……というか、解答と解説がないと勉強にならん。基本的に午前問題なんちゅーのは、過去の問題が解答の順番もそのままに出題されるのが多いので、問題をパッと見ただけで「ウ」!! なんて答え方もありなのだが、それではさすがに頭に入らない。

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  ちゅーワケで、秋葉である。明日に試験を控えつつ、前日の夕方に問題集を購入しているオイラである。あー、なーんてナメ切った受験態度なんでしょう、オイラ!! ついでにLinuxのカーネルについて書かれた本も私費で購入してしまう。あー、なーんて熱心な仕事バカなんでしょう、オイラ!!

  と、ココで突然であるが、出版業界にひとつ苦言を申しておこう。即刻、このビロビロする「カバー」をヤメなさい!! オイラは読む前にハギ取ってしまうが、スグに捨ててしまうワケにもいかず、とっても困っているのである。愚かにもハギ取るコトを知らない世間の一般人は、なんとなく不便を感じながらも、それに気付くコトなく、ちょくちょくカバーのズレを直したり、ツルっと抜けて本を落としたり、日々、余計な手間をかけるコトを余儀なくされているのである。そんな作業は人生の無駄づかいなんだよ!!

  フツーに厚紙の表紙をつけなさい!! で、その表紙をビニールコーティングしなさい!! もひとつ言えば、本紙に妙に厚い紙を使うのもヤメなさい!! 裏写りしない程度の薄い紙を使いなさい!! そーすれば場所を取らないし、なんと言っても机の上に「本を開いたまま置いておく」ことができるのである!! オイラにとってはこんな試験対策本なんぞ、ノートに書き写すまでもなくパラパラと4時間ほどめくったらゴミ化する「読み物」だからいいが、人によっては机の上に本を開いてノートに書き写して勉強する人もいるかもしれないだろ!! また、リファレンスマニュアルの類は、PCデスクの上で本を開くコトが多いのである。コタツの上で本を開くなら、カゴの中のミカンを重しにして本を開いておくコトもできるだろうが、PCデスクの上にはミカンが置いてないことが多いのである!! 少しはその本を読む状況を考えて装丁を考えなさい!! 出版業界は頭の悪いヤツの集まりなのか? 著者も少しは装丁にコダわって口を出せよ……ったく。

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  さて、いつもどおりコマかいコトにひととおりブチ切れたトコロで、いつもどおり秋葉をグルっと一周するのである。最近工作をしていないので、ナニを見ても食指が動かない。そんな中でフト見つけたのがこの腕時計だ。2個で100円。以前にコンなモノにちょっと心動かされていたので、改造してナンチャッテアイテムを密造しようと2個を購入。あとは某所で某アタッチメントを購入。使うことがあるかどうか未知数だが、あったらイイなと願いつつ購入。

  つくばエクスプレスで家に向かいつつ、試験対策本に目を通す。こういう本の頭の方は、スゴくバカらしい常識問題が並んでいるので、イキナリやる気をなくさないように、1/3程度のところから読み始める。電車を降りるまでに1/4ほど読破して、家に着いてからビール呑んで、寝っ転がりつつ、最後まで通しで読む。最後まで読んだら、前半の1/3に目を通して午前問題の勉強は終了。午後Iはアレだ。ブッつけでガンバろう。アレは勉強して勉強できるものではない。午後IIはアレだ。ブッつけでガンバろう。アレも勉強して勉強できるものではない。さて、午後I,IIの勉強も終わったところでおやすみである。明日は明日の風が吹くのである。


2005-10-16(Sun) ほえほえとアプリケーションエンジニア受験

  さて、今日は情報処理試験の試験日である。昨日とてもシッカリと勉強した(?)ので、自信満々のオイラだったりする。今回の受験区分は「アプリケーションエンジニア」である。技術者というよりは、ちょっと管理者側に踏み込んだ人を対象とした試験である。まぁ、簡単に言うと、個々の機能に対する要求を整理し、実装方法を考え、数人のプログラマを束ねるといった役割といったトコロか。当然ながら、オイラはそんな大役をこなしたことはない。ま、ロールプレイですな。やったコトあるフリをすればイイのである。あのぉ……そう、アレだ!! ヘボプログラマとしてのオイラをうまく活用してくれた、Tさんや、Iさんや、Mさんになったつもりになればいいのである。

  試験開場は、例によって御茶ノ水の近辺。なんとなく、つくばエクスプレスは高いので、武蔵野線から総武線に乗り換えて向かってみた。しかし、御茶ノ水近辺は、帰りに歩いて秋葉に寄って帰ってこれるのが、ちょうどいい。試験受ける前から余計なコトを考えるなと怒られそうだが、オイラにとっては、受験もひとつの楽しみであるからイイのである。

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  試験開場について、ほげほげと開始を待つ。隣に座っている人の受験票が目に入る。1968xxxx。あ、歳上だ。前に座っている人の受験票も目に入る。1980xxxx。ゲッ!! なんちゅー、若さ!! この歳で、他の試験区分を撃破してきたというのか? スゲェ!!

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  午前の試験が始まる。楽勝。5,6問は、問題を見ただけで答えがわかった。午前なんて、2,3年分の過去問をやってれば、こんなモンである。いつもは見直したりして、時間いっぱいまで楽しんだりするが、今日はなんだか面倒だ。退室可能時間になったら、サクサクと退室する。

  周囲をプラプラと歩いた挙句、面倒なのでマクドナルドでサクッと食う。食ったらヒマだ。午後Iの勉強なんてする方法が浮かばない。ゲーセンでも行こう。お!? 「連邦vsZAFT」があるぞ。新機体のフォースインパルスで出撃じゃ!! なかなか調子よくステージを進めていたトコロに、ソードインパルスが乱入してきた。前半はボッコボコにタコ殴りしていたが、後半はボッコボコにタコ殴りされて終了。「そんなに乱入したいのかッ!! アンタ達はッ!!」

  まだ時間が余って仕方ないので、すぐ隣のゲーセンへ。昼間っから、ハシゴかよ。おぉ、珍しいッ!! 「沙羅曼蛇2」があるぞ。前作に比べて、かなりデキの劣るヌルゲーであるが、ヒマツブシにはちょうどいい。ちょうどいいけど、終わらない……あぁ!! もう午後の試験が始まるからいかなきゃ!! 高速シャッターを抜けて、ラスボスらしきデカキャラに対面してから席を立つ……ちぇ。

  午後Iは、ネットワークやデータベースに比べたら、信じられないほど簡単だった……と思う。時間が余らないまでも、足りなくはなかったし。こんなにデキるなら、ちゃんと論文対策もしておけばよかったかなぁ。なにしろ、ひととおり書く練習さえしてない。

  で、午後II。問アは800文字弱、問イと問ウは合わせて1600文字以上書けって? 解答「用紙」じゃなく、解答「冊子」になっているぞ。これは大変そうだなぁ。そんな文字数、打つならスグだが、書くのはハンパじゃないっすよ。とりあえず「データウェアハウス構築」「負荷対策」「パッケージソフト導入」から「負荷対策」を選んで、構成を考える。

  10分ほどで構成を考えたら、あとはひたすら書く。意外とサラサラ書けるが、時間もサラサラと過ぎる。そんなにキレイな字を書いているヒマはない……お!? なんじゃ!? 前に座っていた若いアンちゃん。脱落です!! やっぱ無理か。プリンターでもない限り、数十分で論文を書き上げることはできない。試合放棄!! 試合放棄であります!!

  しかし、これだけ毎日のように駄文を書きまくっているオイラでさえ、あることないこと、書きに書き続けて、10分ちょっと余っただけだった。これはハードな試験だなぁ。どんなヤツが受かるんだろう。やっぱり、事前の準備が大事なのかなぁ。終わってみたら、オイラの論文は、ちょっとブログスタイルだったかもしれないな。箇条書きとか活用すればよかったか。しまった。

  「終了してください」の声を待って、すかさずズタ袋からデジカメを取り出す。で、論文をバシャバシャと撮影する。がはははは。全部、読める程度に撮影できてしまったぞ。合格発表は年末だが、もし合格していたら、今回書いた論文をココで公開しちゃおうかな。まぁ、こんなインスタンティーブログライクアーチクルで受かるわけないけどな。ふふん。楽しみである。

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  さて、帰りはつくばエクスプレスで帰る。仕方ないから昨日に引き続き秋葉に寄る。なーんにも買うものはないが、4000円の「.11g」の無線LANルータを見て、ちょっと心が動きかける。でも、速度的には「。11b」の2Mbps程度の速度に不満なんかないんだよなぁ。パス。それより、昨日の腕時計が気に入ったので4つほど追加購入。ついでにその店で見つけた「PS2→USB変換ケーブル」を980円で購入。仕事場のノートPCにはUSBポートしかないが、コレを使えばお気に入りの英語キーボードでバチバチとキーが打て、お気に入りのワイヤレスマウスでスイスイとクリックできるようになるかもしれない。うはうは。

  家に帰ったら、ネット上の解答速報サイトの解答例と答え合わせ。これがまた楽しいんだよね。午前は44/55で楽勝。午後Iは解答例が公開されない。ちぇ。


2005-10-26(Wed) CoLinux with White Box Enterprise Linux

  エラく間が開いてしまったが、やっぱり仕事が忙しくていけない。駄文を書く時間なら、電車の中でたっぷりと確保できるのだが、駄文にするネタがないのはイカンともしがたい。とはいっても、ボチボチと小ネタを確保しつつあるので、そのうちまとめていきたいとは思っているが。

  以前も書いたが、現在オイラはLinuxのテクニカルサポートの仕事をしている。別にエラぶるワケではないが、テクニカルサポートとはいっても、すべてのソースがオープンなLinuxであるから、場合によってはトコトンまで調べる必要があって、恐ろしく「濃くて楽しい」仕事である。お客さんからの質問は意外と過去事例と重複することが少なく、その度にOSのディープなトコロを次々と掘り起こすものだから、これが面白くないわけがない。しかもプログラマと違って、自分の責任で生じたトラブルではないから、気に病む必要がないのもイイ。なんとも素晴らしい仕事である。

  しかし、そうなると手元に実行環境が欲しくなる。電車の中でもノートPCでLinuxが使いたい。しかしデュアルブートにして、Windowsを落としてまでLinuxを使うというのはちょっと違う気がする。家なら常時稼動のDebianサーバにつなぎ放題だが、出先ではそうはいかない。京ぽんを使い放題プランにして常時接続にするいう手もなくはないが、例え端末作業だけであっても快適とは言いがたい速度になることは想像に難くない。

  そんな時の見つけたのが「無償のVMWare Playerが登場、VMの作成・編集は不可」というニュースだ。これなら1台のPCの中で、同時にLinuxとWindowsを立ち上げて作業することができる……が喜んだのもツカの間、VMwareは異様にハードウェア要件が高い。いや、世間一般には高くないかもしれないが、オイラにとっては異様に高い。オイラが持ち歩いている、某所から2000円で入手したノートPCは、PenIII600MHz、320Mのメモリ、11GBのハードディスクというスペックである。CPUはともかくとしても、このメモリとハードディスクの搭載量では、まったく歯が立ちそうにない。ぶぅ。これでも、メモリはウチのどのPCよりも多いし、バッテリも自分で入れ替えてから2時間弱持つようになったし、PhotoShopを使うにも不満を感じない、満点のPCなんだけれど……。

  その時、いつかスラドで読んだある記事を思い出す……そうだ「Windows上のUNIX環境はどれが使いやすい?」という記事だ。再読すると、その中での一番人気が「CoLinux」らしいことがわかった。へぇ!! そんなのあるんだ!! じゃ、使うしかないじゃん!! ただ「CoLinux」にはLinuxの新規インストール機能はなく、既存のドライブイメージをそのまま利用するため、あらかじめ用意されているDebianのイメージを使わない場合、別途WindowsPCに一度インストールする必要があるらしい。

  個人的には好きなDebianであるが、お仕事で「Red Hat Enterprise Linux」をサポート対象にしているオイラであるから、せめて「Fedora Core」を入れたいトコロ……と思ったら、なんと、非常にうさんくさいLinuxディストリビューションがあると聞いた。その名も「White Box Enterprise Linux」。なんと「RedHat Enterprise Linux」のコピー物らしい。いや、法律的には問題ないらしいが、やっぱりうさんくさい。うさんくさいがありがたい。それを使うことにした。

  後はインストールをどうするか。ノートPCに一度インストールするのがいいだろうな。となると、なんとかして11GのWindows領域から多少の領域をLinuxに割いてやらねばならない。危険な香りのするパーティションイジりが必要となろう。こんなときは1CDLinuxである「KNOPPIX」のパーティションユーティリティ「QTParted」が使えるらしい。じゃ、最新の「KNOPPIX」をダウンロードだぜ!!

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  しかし、配布サイトの重いこと……ウチは光を引いたのに0.3Mbps程度しか出ない。これじゃ、ちょっと前のナロードバンド時代と変わらんではないか!! お、そういえば、以前に「BitTorrent」をインストールしてた気がするな。よくわからんが「torrent」ファイルを食わせればいいのか? うわっ!! 速い!! 3Mbpsくらいでグワーっと落とすことができた。概ね満足。ウチはCD-RがLinuxサーバにしか付いていないので、Windowsの「BitTorrent」で落とした「KNOPPIX」のISOイメージをLinuxサーバに再転送。CDを焼く。

  あとはノートPC側の準備。ファイルがグッチャグチャに突っ込んであるノートPCで、しょっちゅうビデオファイルを書いては消してしているから、HDDのフラグメントは最高レベルになっている。そもそも残り容量は100Mを切っている。余計なビデオファイルを消したり、余計なアーカイブを消したりしたら、4G程度の領域を確保することができた。寝る前にデフラグをかける……というわけで今日はここまで。おやすみである。


2005-10-27(Thu) QTParted占い

  朝起きると、デフラグが終わっていた。が、なんだこれは。パーティションの終盤にチョロっとした領域が残ってしまっている。何度かデフラグを繰り返したが、フラグメントしたファイル数が1個になっても、飛び地は解消しない。んー、気持ち悪い。この状態で「QTParted」をかけて大丈夫なのだろうか?

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  なにげに朝のテレビで占いを見たら、今日の運勢は「データの消失に注意」だそうだ。パーティションをイジろうという日に、なんという縁起の悪い!! 今日は作業をヤメようかと思ってしまうぞ。こんなコトでヤメたりはしないけど。

  朝から「KNOPPIX」を立ち上げているヒマはないので、職場に向かう。もちろんノートPCを持っていく。電車の中で、ちょっとブログを書いたり、仕事で取り組んでいる文書を書いたりしつつ、お仕事である。

  家に帰ったら「KNOPPIX」を立ち上げて「QTParted」する予定だが、いずれ「White Box Enterprise Linux」のインストールCDも必要になる。ダウンロードしたり、CD焼いている時間が惜しいので、休み時間に職場から家のサーバに京ぽんで接続して、家のサーバにwgetさせておくことにしよう。家に帰る頃には3枚ともダウンロードが完了していることであろう。

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  で、帰宅。まずはサーバに「White Box Enterprise Linux」の1枚目のインストールCDを焼かせつつ、久々にノートPCをドックに載せて1CDLinuxである「KNOPPIX」でブートする。無事に起動した。即座に「QTParted」ユーティリティを起動する。11Gちょいの総容量のHDDに4Gくらい空き容量を確保してある。3Gくらい割いてやるかな。どうせ、あとでWindowsに戻してしまうんだし。

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  「領域サイズ変更」して後ろに3000MBを空ける設定にしてみる。かなり時間がかかる……ちょっと不安。「確定」が必要なんだな……かなり不安……なんか赤字でエラー出てきたし……や、ヤバいか? 朝の占いの「データの消失に注意」が頭をよぎる……そんなアホな……そんなアホな!! 一応、Windowsで起動してみる……起動した!! よかった!! が、領域のサイズはぜんぜん変わってない。ガッカリしたような、ホッとしたような……再度「KNOPPIX」を立ち上げ「QTParted」する。今度は縮める容量を2000MBにしてみる……ん? 成功!? ほんじゃ、さらに500MB縮めて……成功。さらに500MB縮めて……成功。なんだかよくわからんが、結果として3000MBの空き領域を確保することができた。

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  念のためWindowsを立ち上げて、キチンと領域が縮まっていることを確認したら、イザ「White Box Linux」の起動である。フツーに起動を開始しつつ、インストーラの「anaconda」が「X」を立ち上げると……おぉ!! なんだこの画面の色を微妙に変化させるデモンストレーションは!! 周囲がやんわりと暗く落ち込んで……なに? いつまで経ってもそのままやん!! デモじゃなくて、画面のトラブルかよ!! 今日はもう寝る!! おやすみ。


2005-10-28(Fri) まずはフツーにWBEL導入

  またもや起き抜けにPCを立ち上げる。「X」が立ち上がらないのなら、テキストモードでインストールすればいいのだ。「boot: linux text」で起動して、チョンチョンとインストールを進める。

  しかしアレだ。ちょっとパーティションの切り方をシクってしまった。1Gでは最小構成にもホドがあるだろ!! ……というくらいしか入らない。一応、うまくドライブイメージが作れたら、職場内で活用しようと思っているのでこりゃマズい。文字通り、仕切り直すことにした。

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  再度、インストーラを立ち上げる。ん? そういえば、起動オプションは他にないのか? なにげにファンクションキーをビシバシ押して起動ヘルプを読んでいると、うまくXが起動しないときには「linux nofb」を試せとある。nofbっつーのは、NO Frame Bufferかな? 試してみると……ちゃんとGUI画面が出るじゃないの!! これなら、マウスでチョイチョイと操作できるので、パーティションを切るのもラクに試行錯誤することができる。よっしゃよっしゃ。で、一気にインストール!!

boot: linux nofb
Welcome、Next
Language Selection、Japanese(日本語)、Next
キーボード、Japanese、次
マウスの設定、3ボタンマウス(PS/2)、次
インストールの種類、カスタム、次
ディスクパーティション設定、Disk Druidを使用して手動パーティション設定、次
パーティション設定、
 デバイス	タイプ		容量	開始	終了
 /dev/hda1	vfat		8152MB	1		1153
 /dev/hda2	ext3(/)		1181MB	1154	1313
 /dev/hda3	swap 		340MB	1314	1359
 /dev/hda4	拡張領域	1477MB	1360	1559
 /dev/hda5	LVM PV		738MB	1360	1459
 /dev/hda6	LVM PV		738MB	1460	1559
ブートローダの設定、デフォルトはDOS、次
ネットワークの設定、次
ファイアウォール、WWW(HTTP),FTP,SSH,Telnet,Mail(SMTP)を全部チェックして、次
追加言語サポート、次
タイムゾーンの選択、次
rootパスワード設定、設定して、次
パッケージグループの選択
 エディタ、ただし中身は、vim-enhancedのみチェック
 Webサーバ、mod_perl, mod_ssl, squidのみチェック
 メールサーバ、sendmail-cfのみチェック
 Windowsファイルサーバ、全部オフ
 DNSネームサーバ
 FTPサーバ
 開発ツール、ただし中身は、crash, ctags, cvs, ltrace, pstackのみチェック、次
インストール準備完了、次

  ところが、ココでトラブル発生。なぜか、インストールCDの2枚目を読んでくれず、インストールを先に進めることができなくなった。そういえば、FedoraCore4をインストールしたときも、2枚目を読んでくれなかったんだよなぁ。ドライブがイカれたか? 確かに古いCD-Rドライブではあるが、まだ、CD-Rドライブが値崩れする前の機器、しかもSCSI接続のTEAC製であから、そう簡単に壊れるような品質とも思えないのだが。家に帰ったら2枚目を焼き直すコトにしよう……って、昼休みとはいえ職場でインストールすんなよ!!

  んが、家に帰るとお疲れでおやすみであった。また明日。