SVX日記
2024-01-12(Fri) 深谷ドライブ
なんつうか、自分にとってロードスターはペットのようなもので、一緒に遊んで楽しいが、相手をするのが面倒だと思う時もないわけではない。実際にはマシンなので、年単位で放っておかなければ問題はないのだけれど、それでも週末に2連続で乗らないと気が咎めてしまうのだ。さらに時々はどーんと遠出しなければ「ならない」と思えてしまう。別の言い方をすればある種の呪いなのかもしれない。とはいえ、走り出してしまえばそれは全編に渡って楽しい時間なのだけれど。
で、冬なのにもかかわらず遠出したくなり、目的地にレトロゲーセンを選んでしまう。だいぶ前に行ったことがあるのだが、自分にとって定期的なレトロゲニウム補給は必須なのである。事前にライブカメラでチェックしていたものの心配だった雪は皆無で、布チェーンは所持していたものの、使わずにノーマルタイヤでスコンと到着してしまった。350kmチョイを9時間だ。
早速、ロボットへ。おー、ひさびさ、と思ったが、節電のために都度電源を切る運用となっていて、イマイチ心が盛り上がらず。暗い店内で都度インストカードをノゾき込まないと、何のゲームなのかわからない。料理の写真がなくて「ウマそっ!」ってならない、字面だけのメニューを渡された気分。しゃーないんだろうけど。
とりあえずグラディウス。1面の噴火で事故って2ミスしたが、サクッと1周クリア。師匠に倣って6面ボス以外は全編レーザーだ。と、グラミネラルが満たされたところで、腹が減ったので隣のアリオに飯を食いに行く。なんでもバナナジャングルという店があると聞いて食いに行きたくなってしまったのだ。あまりバナナは好きではないのだが、削りチーズ満載のホットドッグと併せ、なかなか美味しくいただけた。
印象的だったのは、食器の返却時。女の子店員に「美味しかったですか?」と聞かれたこと。いま「ごちそうさまでした」と言ったやんか、とは思ったが、その言葉が形骸化してるのも確かなので、笑顔で「美味しかったです」と答える。いや、そういう意識はすごく大事だと思う。例えバイトであれ報酬や上司ではなく、仕事は「客を向いて」するべきなのだ。気分がいい。
ロボットに戻って、ガントレット(ウィザードでソーサラまで)、19XX(2ボス)、エリア88(7後半まで)、ロストワールド(バリアボールまで)。実にオッサンの魂百までっぽい。後ふたつは何度もクリアしてるのだがさすがに忘れてるな。ロストワールドで鉄クサくなった手を嗅いで悔しさを紛らせる。