SVX日記

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2024-01-13(Sat) 秩父ドライブ

  九四ドライブ東北ドライブの時の習慣で、宿の朝食は開始早々に摂り、冷たい空気の中を走り出す、ということになっているので、今回もそうするのであった。6時半過ぎに朝食、7時半前に出発である。

  帰りは行きのように塩尻経由ではなく、秩父を抜ける。最初の経由地は長瀞。「MOTER MAN 秩父鉄道」の「長瀞だけにトロトロ走っております」とか「イジらないで、長瀞さん」とかで、妙に心が惹かれる地名なんだよな。「岩畳」という案内が気になってそれに向かってクルマを走らせる。朝早いので道はスカスカだ。「岩畳」とは道路ではなくて、河岸が石のカタマリになっているという意味なんだな。寝覚の床みたいな場所だ。近くまで行ったもののどこも有料駐車場なので降りずに雰囲気だけ楽しんで後にする。そのうち改めて訪れたい場所だな。

  秩父の町を抜けて先へ。以前から「三峰口」って不思議な終端駅だな、と思っていたのだが、神社への観光用の駅だったのだな。雰囲気のいい山岳道路を進み、国道140号を南ルートへ向かう。今回のメーンイベントは故駒ヶ滝隧道なのだ。手前の駐車場に駐めて周囲を散策する。隧道の入り口は塞がれていて、道路はごく普通に先に伸びているが、GoogleMapで事前にチェックしていた自分にはその道路がなかった頃の景色が重なって見える。ちょっと横から見ればだいぶ無理して作られた道路だということが見て取れる。うーん、この隧道は通ってみたかったなぁ。2013年に閉鎖じゃ、通るチャンスはなかったけれど。

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  さらに旧道を抜けて雁坂トンネルへ向かう。すごく立派なトンネルなのにほとんど交通量がない。青函トンネルを思い出させるな。手前のパーキングエリアでも「実は雁坂トンネルはお得!使って!」的なチラシを見かけたが、ETCも使えないし、なんか負け戦的なヤケクソを感じさせる。通ってみると何てことはない普通のトンネル。いや、線形が直線過ぎて半分くらいからもう出口の光が見えてしまうのは珍しいかもな。

  雁坂トンネルを抜けたところにある「道の駅みとみ」で小休止。まだ11時前だったので、先に進んでから飯にしようかと思ったが、6時過ぎに食ってるんだからちょっと早めでも悪くない。「ほうとう」を出す店もあるし、空いてるからここで食ってしまうか、と早い昼飯にすることにした。

  ここは「ほうとう」に「宝刀」という字を当てているが、これは諸説あるうちのひとつらしい。カッコイイけどカッコよすぎるなぁw。とか考えているとブツがきた。デカい。具も多い。が、普段から燃費の悪い生活をしている胃袋持ちなのでペロリである。特段の感動もなかったが、ウマかったな。

  その後は甲府を抜けるのだが新しいバイパスができていてスルリと通過。山道を楽しみつつ、富士の裾野を抜けていく。敢えて富士宮から狭めの峠道を抜けると、ストンと由比に着く。別に観光地でも何でもないのだが、由比も好きな場所なんだよな。

  残りの何度も通った道なので「大崩海岸」を通ってみようと思っていたのだが、経路のチェック不足もあり気づくと通り過ぎてしまっていた。1号って複数あるんだよな。まぁ、時間の都合もあったし、次回で。

  蒲郡ICは工事中のはず、と思って蒲郡西ICから乗ったのだが、既に工事は終わっていたようだ。19時前に帰宅。総走行距離770km。あー、今回も楽しかった。

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