SVX日記
2021-03-18(Thu) シン・センミナイ・エヴァンゲリオン≡ε:‖
昨日は『感想を述べるあなたにとって「エヴァってなに?」ということだ。何を期待しているのか、それを明らかにした上で感想を述べるべきじゃないか』と書いたが、思いっきり「エヴァも使徒も舞台装置」と、自分と正反対の表明をした上で、絶賛している感想を見た。一方で「第11使徒はどうなってんだ!?」ってのも。まぁ、それはそれでいいんじゃないですかね。
一方で「監督はエヴァに飽きてた」という意見には納得。いやもうこれがホントなんじゃないかな。間違いなく興行収入は得られるんだから、既存のピースを並べ替えるだけで、みんなが納得しそうなハッピーエンドで納得してもらおうかなと。「Q」みたいに奇をてらうと叩かれるし、「破」の王道っぽい展開はウケたんだから、君たちこんなのが見たかったんじゃないの? と。
しかし、それにしても「村のパート」なんて延々と見せられて、みんなよく怒り出さないよね。しかも、手元のキャラクタを適当につがいにしただけなのに、そこに意味があると思えるのにも感心する。ぬぼーっとしたエンディング曲も適当に取って付けただけだし。
あるところに「スッゲェうまいラーメン屋」があったそうな。
<中略>
ところが、この店主がまた変わり者で、ある日突然このラーメン屋をたたんでしまった。
しかし、文句を言おうにも当の店主には二度とラーメンなど作る気などなく、
すでにぜんぜん別の事業に着手してしまっているのだ。
ラーメン作れと強要するわけにもいかない。あきらめるしかない。
ところが、映画で真実が明かされても、まだ文句を付けていた人がいた。
<中略>
しかし、文句を言おうにも当の監督にとっては完全に終わった話で、
すでにぜんぜん別の作品に着手してしまっているのだ。
作りなおせと強要するわけにもいかない。あきらめるしかない。
全部付き合ってしまった時点で、何をいっても監督の勝ち。