SVX日記

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2017-06-10(Sat) 高機動高火力スピーカユニット「デンドロビウム」ロールアウト

  先日、既成のブックシェルフスピーカをモバイル仕様に改造したのだが、目指す完成形は、ほぼスピーカ単機での楽曲再生能力、および、Bluetoothスピーカとしての任務をも果たすことなのであった。

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  というわけで、かなり前にアリエクに発注し、既に届いていたmp3/flac/Bluetoothオーディオアンプモジュールを、アレコレと当てがい、最適な実装の形を模索しつつ、最終的には秋月から購入した透明なプラスチックケースの中に、aitendoの3.7V/850mAhリチウムポリマ充電池と共にパッケージングしたのであった。

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  実は、アリエク以前に、同じ用途のためにコレも入手していたのだが、IRのパターンにセンサをつないでも、既存の赤外線リモコンに反応しないようなので、赤外線リモコン付属で安価なアイテム2点(もう1点)を手配していたのであった。

  結果、リモコンの信号は、いずれも既存のものと同じで、手元に同じリモコンが3つ存在することになってしまった。まぁ、別にいいんだけど。

  動作のテスト中、microSDカード関係でひと悶着あったが、特に問題なく動作した。このモジュールは、ちゃんとflac形式も再生でき、曲の再生中に電源を切ると、次に電源を投入した場合には、その曲の頭から再生する仕様である。残念なことに音量は記憶してくれないが、とんでもなくデカい音で起動するわけではないので、まぁ、問題ない。動作モードの読み上げも、中国語でなく、英語音声だ。

  動作が確認できたので、モジュールを装着する。場所は、左スピーカの側面だ。つまり、見た目、線のつながっていないピュアスピーカなのにガンガンと音が鳴っている、というアイテムのできあがりなのである。リモコン一発でBluetoothスピーカにも変化。右スピーカの付け外しもサクッとできる。これは使い勝手がいい。

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  まさに、システムの中核をなす極小のユニットと、それに比較して巨大なスピーカとで構成されるスタイルは、某「サウンドフォース」というレベルを超越し、もはや某「デンドロビウム」なのであった。

  ちなみに、電源を切った状態にすると、上部のピンフレームがイネーブルになり、そこからリチウムポリマ充電池に充電することができる。充電器は以前に作ったもので、充電風景はこんな感じ。コンセントの近くにスピーカごと移動する必要があるが、ハンドル付きなので機動力抜群であり、何の問題もないのであった。

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  うむ、ほぼ思い描いた通りのオーディオ機器に仕上がったといえよう。バージョン2、完成!