SVX日記

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2015-12-12(Sat) シルフィ到着して、バランスチェアを考える 

  というわけで注文したシルフィが届いた。どうやって届くのかと思ったら、配達員がトラックの荷室内で梱包を解き「そのまま」の形を担ぎ上げ玄関の中に納品してくれた。

  既にウレタンキャスターに交換してもらってあるので、そのままフローリングへ。必要ならチェアマットを敷こうと思ったが、必要なさそうな印象。

  画像の説明

  パッと座った感じは、当然ながらショールームと同じ。レビューするにしろ、何ヶ月かは座ってからのが適当だろうから、今日はここまで。

  ……と、それとは別に、実は前から興味があった「BC-101」というバランスチェアも購入していたのであった。座ってみると、確かに腰が伸びてラクな感じを受けるのである。

  画像の説明

  小学生の頃などには、椅子をナナメに前に倒して座っていて「行儀が悪い」などと怒られるシーンはありがちだが、よく考えれば、ある意味、あの座り方こそが「腰を伸ばしたい」という、身体の自然の要求に基づくものなのである。

  嘉門達夫の小市民という歌には「イスでバランスをとっていて、うしろに倒れる小市民」というフレーズが出てくる。実際、皆がそれをやりがちであるというところに面白さがあるわけで、それを「行儀が悪い」などと単純に片付けてはいけないのだ。そこには商品開発のヒントとなりうる深いニーズがあるのである。

  すると、同歌の中にある「授業中シーンとしてる時にオナラをしてしまい、イスをギーギー言わしてごまかしてる」というのも、深くニーズについて考えるべき余地がある。まさにごまかすために「ギーギー」という音をたてる機能を付けるのは合理的という事になる。むしろ、椅子を少し動かすだけで、しばしば「ぶぅ!」というオナラのような音を出す椅子なら、ごまかす必要すらなくなる。どうすか、オカムラさん!

  別ジャンルではあるが、同歌の中にある「蚊にかまれた跡に、ツメでバツ印をつける」というのも、深くニーズについて考えるべき余地がある。要するに「カユい場所には、カウンタアタックが有効であり、むしろ痛くしてしまいたい」という事になる。悪影響がない程度に痛くしてしまう塗り薬があればいいわけだ。どうすか、製薬会社の方!

  こういうアホな考えって、わかっちゃいるけどやめられない、あーやめられない♪

  ちなみに、バランスチェアは、しばらくはラクだが、良い姿勢を強要されるので、長時間の作業には向かない感じだった。今はガキが食卓で勉強に食事に気に入って使っている……のだが、やはりというか、膝を当てる部分に足を置いたりしてちゃんと座らない。しかし、それを「行儀が悪い」などと単純に片付けてはいけないのだ。そこには商品開発のヒントとなりうる深いニーズが……。