SVX日記
2011-12-13(Tue) 10年越しのミル入手
そういえば、プログラマに転職したのは10年以上前になる。その頃から仕事中のコーヒーが手放せなくなり、ちょうどもらったミキサーのミルで豆を挽き始めたものの、プロペラ式のミルだとロクでもないコーヒーしか淹れられないことに気づき、一時期は豆を挽いていたものの、そのうち面倒になり、その後はずっとインスタントに妥協してしまっていた。当時「豆が通過する」タイプの電動ミルは、業務用しか存在していなかったのだ。
しかし、今や、喫茶店のアレがそこそこ手頃な価格で入手できるのだ。「カリタのナイスカットミル」である。ようやく入手できた。10年越しの夢が叶った瞬間であった。
ウチは、ゴマも胡椒も岩塩もミルで挽く。当然ながら、全然、違うのだ。コーヒーにこだわるなら、ミルは絶対条件だ。コーヒーの粉が散らないように作業するにはちょっとしたコツがいるが、当然ながらラクに高品質の挽き豆が得られる。挽いた時のコーヒーの香りもたまらない。あー、買ってよかった。
一方で、ついでに追加購入した「スマートカフェ」というコーヒープレスだが、割と使い勝手が気に入って2個目を注文してから、ペーパードリップのコーヒーを再開し、そこで初めて気づいてしまった。それまで、割といい線いっていると思っていたプレスのコーヒーが薄いことに。ガツンとくるコーヒーを淹れるにはプレスでは無理のようだ。
とはいえ、想定外だったのが、この濃いめの赤と黒のコンビネーション。なんとも往年のX1を彷彿させるではないか。単なるマグとしてだけでも、悪い買い物ではなかったかもしれないと思ってみたり。