SVX日記

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2020-03-12(Thu) まさに、アポカリプス、ナゥ

  こんな時なのに、というほどでもないが、だいぶ前にリバイバル上映されると知ってから、ぜひ観に行きたいと思っていた「地獄の黙示録」を、趣味の合う後輩と観に行くことにした。

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  そもそも、20:05〜23:20というレイトのリバイバル上映だから、そう入ってるはずもないと思っていたが、さすがに入らなさすぎではないか。券売機では、選択できる座席が市松模様のようになっているが、わずか3席しか売れてない。

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  チケット買ってからメシを食いに行く。きしめん屋に入ったが、食い終わるまで、客は自分たちふたりだけ。周囲の店も、入っていて2〜3組というところ。ちょっと気の毒なくらいである。

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  それにしても、日本人とは、お上の言うことによく従い、実に統率の効く民族であることよ。自分は人の言うことに従いやしないタイプであるということを再認識させられた気分。

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  映画館のある建物に隣接するグローバルゲートは、それなりの規模の商業複合施設。なぜか、エヴァンゲリオンの立像があるということで見物する。それにしても人がスカスカだ。うん、なるほど、立像だ。6mくらいらしいが、ガンダムほどの衝撃はない。大きさもあるのだろうが、オモチャ感が強い。造形のエッジが立っていなかったり、ディテールの細かい部分がなかったりするのが理由だろうか。

  グローバルゲートには屋上庭園もあるらしいので、施設内を散策しつつ向かう。3階は、上級なレストラン街だが、ほぼ閑古鳥。寿司職人も、鰻職人も、呆然と立ち尽くしている。ある意味、イジメちゃうか。これ。

  案の定、屋上庭園も無人だ。後輩とふたりタラタラと散歩する。まるで、少女終末旅行だ。少女じゃなくてオッサンだけど。いやしかし、なかなかに得難い体験だな、この雰囲気を味わうというのは。本当に「この数ヶ月あまりの感染拡大で、総人口の半分が死に至らしめられた……」場合をシミュレーションしているようだ。何とも楽しい。みんな、過剰にコロナを怖がってないで、出てくればいいのに……といって、実際にそのようになると、この状況自体がなくなってしまうわけなので、強くは言わないが。

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  映画館に戻って、着席。ロビーが完全に無人なのが、笑えるやら、泣けるやら。ポツンとしている係員に券を渡し、最奥のスクリーンへ入場。後輩の好みに合わせて、中央の少し後ろを選んだのだが、やっぱり自分は、前ブロックの最後列あたりで「視界全部がスクリーン」という状況が好きなので、CM中に勝手に移動してしまった。それにしても、IMAXレーザの画質はスゴいな。鮮やかさもコントラストも一皮剥けたようだ。さすがに映画本編は、その古さから、デモ映像ほどではないが、それでもスゴい解像度だ。つーか、ドットがクッキリしすぎて、字幕の文字のジャギーが視認できるほどだ。IMAXレーザの解像度は4Kらしい。つまり、4Kだと、ここまで延ばしてもこのレベルのジャギーに収まるってことか。つまり、家庭用の2Kとか4Kとかは完全にオカルトってことだな。

  一方で音もスゴイ。特に音量が。カミナリなんぞ、本物のように、音の圧力を感じるほどだ。肺に来るのだ。以前に立川で観た極上爆音上映よりは多少マイルドであるが、このくらいで十分である。これでも、人によっては限度を超えているレベルだと思うが、これだけでも、劇場に観に来る価値があると思える。

  映画の内容は、かなり断片的にしか覚えておらず、ファイナルカットとの差を認識できるレベルですらないが、こんなんだったっけ? 前半の活劇は思った以上にワクワクさせられたものの、中盤のフランス人で中だるみし、後半は哲学的な内容になって、あまりの長時間試聴に自分もダレてやや眠くなりイマイチ。でも、こういうのでいいんですよ。

  観終わって、後輩と話ながら、コンビニにビールを買いに向かう。雰囲気的にバドワイザーかと思ったが、反米的な内容でもあるのだからと、ハイネケンをチョイス。残念ながらビンは置いてなかったのでカンで。そして、歩きながら呑みながら駅まで。そう寒くもなく、なんと爽快なことよ。

  帰りの地下鉄では、何度か目で観かけのエンゼルハートを、クライマックス付近までPSPで試聴。これも好きなんだよなぁ。気づけば、乗り換えた先は終電だ。アブねぇ。

  てなわけで、むしろコロナのおかげで、かなり強い印象に残る映画鑑賞経験となった。