SVX日記

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2009-08-04(Tue) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・完

  昨日、完成した電源基板を送信機に実装する。送信機本体に実装済みのジャックから、新設した電源基板の入力へとひっぱり込みつつ、新設した電源基板の出力(9V)を、送信機本体の正規の電源ラインにつっ込む形に実装する必要がある。また、送信機本体に実装済みのジャックは、心棒が微妙に太いタイプなので、これを通常タイプに交換する必要がある。

  一番の問題は、送信機本体に実装済みのジャックは、プリント基板として正規の電源ラインに直付けしてあるので、それを切り離す必要がある、ということ。でないと、今回作った電源降圧回路を経由せず、接続したアダプタの電圧が正規の電源ラインに直接に作用してしまう。

  画像の説明

  極めてややこしいが、プリント基板のジャック取り付け部のパターンをカッターで切りつけ、正規の電源ラインから切り離しつつ、そこからの入力を新設した電源基板の入力に接続、そちらからの出力を正規の電源ラインに接続、という、ややこしい作業が必要になった。ああ、ややこしい。

  画像の説明

  で、完成。

  画像の説明 画像の説明

  これにて、本体を立てると電源オン、寝かすと電源オフという「石油ストーブみたい化」および「適当なアダプタを挿してもOK化」の完了である。早速、適当なACアダプタを挿してサイヴァリアである。レッツBUZZ。

  相変わらず到達ステージは4、ときどき5、という晴れのち曇り状態であるが、到達ステージに対する到達レベルが徐々に上がってきている。ステージ6までにレベル100に行けるんじゃないか? ミディアムユニットは攻略記事が少ないせいで、それが普通なのかよくわからんが。

  小1時間遊んで、電源オフのために本体を寝かしたところ、指に異様な感覚が……3端子レギュレータがチンチンになっとる……しまった、アダプタの電源電圧が高すぎたか。(15V - 9V) x 300mA(たぶん) = 1.8W。放熱器なしでのTA7805Sの最大許容損失は2.0W。ギリギリだったわ。TA7805Sの電圧ドロップは2Vだから、11V以上、12Vのアダプタを使うのが無難なようだ。

  ちなみに、トランス(重い)タイプのACアダプタは挿しているだけで1W前後の電力を食うらしい。それを考えると、スイッチング(軽い)タイプのACアダプタを利用可能にしつつ、電源もオフにできるようにしたという今回の改造は、非常に有意義だったのではないかと思う。

  なお、チンチンになった3端子レギュレータに触れたとき「アツッ!!」ではなく、思わず「バズッ!!」と叫んでしまったオイラは、既に重度のサイヴァリア中毒患者なのであった。ぽっくん。