SVX日記

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2008-02-02(Sat) 買い物

  大方の予想を裏切って、帰りは自由席、ちょうど飛び込んできた700系に飛び乗った……のはいいが、なんと喫煙車。以前は吸ってたオイラだし、座った当初はさほど気にならなかったのだが、あちらこちらで噴煙が吹き上がると苦痛になってきた。アカン。2時間は持たん。例によって、ずっと前にレンタル(?)した「ゆれる」を観始めたトコだったのだが、席を立ってしまった。隣の車両の自由席の空きに賭ける。よかった。どうにかスベり込めた。

  ココんトコ連投だが、夕方の秋葉を巡る。100円ショップで、3代目のワイヤストリッパと、行方不明のラジペンの代理を購入。秋月では、売れ残り在庫があるコトを祈りながら、ネット上からは在庫払底扱いになっている「あるパーツ」を探す。あったッ!! AD7820ッ!! 表面実装だったコトは想定外だったが、イキオいで4つも買う。イキオイが落ちずに、高速オペアンプまで買う。4ケタだとサミしい気がして16セグを追加購入。制御用のPIC用の40ピンソケット

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  <かきかけ>


2008-02-03(Sun) ハイビジョンをマウントする

  先週、リサイクルショップに取り置いてもらっていたテレビ台が届いた。今度のテレビは「超厚型」なので、以前に使っていたテレビ台に載らないのだ。だが、中古のテレビのために、テレビ台の買い換えが必要になって、それに数万円というのでは、いかにもバカバカしい。安い台を探して数軒のリサイクルショップを巡ったが、どうにか値段の割に悪くない台を見つけた。

  カミさんとふたりで拭き掃除をしていたら、ふとした隙にイッペイが参加。とりあえず、なんでもマネしてやってみたいようだ。妙に楽しそうなので、気の済むまで掃除してもらう。

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  狭い選択肢の幅の中で買ったテレビ台だが、コードを納める穴が上面にも空いているし、中の容積は大きいしで、結構いい買い物だった。また、これを機に、HDDレコーダとテレビをD端子ケーブルでつなぎ、プログレッシブ出力を有効にしてみた。劇的な変化は感じられないが、違うのはわかる。しばらくして戻せば、改善度合いに気づくかな。

  さて、テレビ台が変わっても、イッペイは何事もなかったかのようにDVDを入れ替えている……のはいいが、何を思ったか、DVD数枚をテレビ台の下のスキマに押し込んでしまった。しかも、止める間もないほどに素早く……な、なんでぇッ!?

  ちょっと工夫してみたが、DVDは救出できなかった。残っているDVDから判断するに、遭難したDVDはイッペイのお気に入りのハズなのだが……重量級のテレビ設置の直後だけに、今日のトコロは救出する元気は残ってない。救出は後日……ったくもぉー。

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2008-02-05(Tue) 500系を我が手に

  今日は出張で朝から田町。しかも直帰だ。

  田町駅前のビルの目的の会議室に着くと、窓から田町駅の全景が見渡せる……っと!! あれは500系ッ!! 日に4往復しかない500系に出会えるとは、茶柱が立つより運がいいではないか。

  一発目の講習会は、昼前に早々に終了。午後の二発目までかなり時間があるので、秋葉にでも行こうかと思ったが、往復の金がもったいないので(どうせ帰りにまた通る)、田町で時間をツブそうと駅前の地図を見ると、三田の図書館を発見。寄ることに。

  三田の図書館はごくフツーの図書館。とりあえず、SFマガジンが置いてあったので、ザッとバックナンバを流すと雪風の載っている号を発見。ジャムの機を鹵獲したという内容だ。フムン。しかし、いい意味で予想を裏切り続ける展開だなぁ。常に新展開の連続には驚愕だ。すげぇ。これは早く単行本で読みたい。以前に買ったハードカバーがグッドラック、そして次に買うハードカバーも雪風になりそうな感じだ。

  田町でソバ食って、二発目の講習会。これもサクッと終わり、例によって秋葉へ。

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  最近、連投しているが、またもや秋月。なんとなく、PIC16F887(250円)x2、直径10mmとやたらデカいオレンジ色のLED(3つで200円)x1、オーディオアンプTA7368P(100円)x1、ロータリーエンコーダ(200円)x2、高速コンパレータLM319M(5個で100円)x1、ハーフピッチの蛇の目基板と低いピンヘッダ、つまみ各色(40円)x4、8ピンのICソケットx10。千石でハーフピッチ変換基板ICB-010(3連で340円)x2。

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  そして、サンコーレアモノショップで骨伝導ヘッドホン(9,800円)。ちょっと値は張るが、ちょっとした目的のために思い切って購入。ちなみに、以前にコイツを試聴した時はちょっとした感動だった。期待しすぎなければ、骨伝導ってスゲェぞ。

  最後は、ヨドバシで500系のプラレール入門セット(2,180円)。前回、500系で帰省した時、オイラの親に「これでイッペイにお土産を買ってあげて」と、金を渡されたのだが、どうせなら土産の適当なオモチャではなくガツンとしたモノを、というワケで購入。

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  帰宅してイッペイに渡すと「カンシンセンッ!!(新幹線)」と喜んだものの、中にオモチャが入っていることまで気が回らなかった(単なる新幹線の絵の描いてある箱と認識した)ようで、これ幸いと晩飯を済ませる。

  食事の後、改めて箱を開けると改めて大興奮。だが、このセット、わずかな上り下りと鉄橋があるせいで、レイアウトに一切のバリエーションが効かないコトにガッカリ。んが、とりあえず、まだループも作れないイッペイには問題ないかな。

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  とりあえず、電動で走らせると「ハヤァーッ(速い)」とか、喜んでいたが、しばらくすると手動で転がして遊びはじめ、スイッチを入れても、即座に切ってしまうようになった。なんだか、イッペイはイッペイなりに、遊び方にも微妙なコダわりがあるようだ。こーゆートコ、なんだか妙に「オレっぽく」てニヤついてしまうのだよなぁ。


2008-02-09(Sat) パルスを数えまくる

  長らくチマチマと作業を進めてきた、家庭用電源の50Hzで時計を作るプロジェクトであるが、とりあえず50Hzをカウントして時刻を表示する、というところまできた。ずっと疑問に思っていた電源の50Hzの精度であるが、脇に腕時計を置き、秒単位のズレを目視で確認した限りでは、1時間で0.5秒程度のズレが生じるようだ。

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  予想よりもかなり正確だという印象だが、もしかしたら完璧な精度を持っているかもしれない、とも思っていたので、その意味では予想を裏切られた。

  しかし、1時間で0.5秒ということは、24時間で12秒、5日で1分、1ヶ月で6分……うーむ、100円で売っている腕時計でも、平均月差は30秒程度だろうから、ちょっとイマドキの時計としては使い物にならない感じだ。でも、敢えてコレで行ってみようかな、と思う。日や季節によっても多少は違ってくるかもしれず、それを体感してみたいという気持ちもあり……

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  ……こっちの「コレ」で容易に時刻修正ができるようにしてあるなら、それはそれで修正作業自体がちょっと楽しめるんじゃないか、と思ってのことだ。

  その「コレ」とは、ロータリーエンコーダ。ふたつのパルスを読み取ることで、回転方向と速度を検出するセンサだ。かなり前にアルカノイドのパドルコントローラを作ろうと思って実験用に購入しつつ、放置してあったパーツだ。

  扱いは難しいんじゃないか? 秋月ではそれだけのキットも出ているくらいだし……と、ちょっと腰が引けていたのだが、実はムチャクチャ簡単である。実は、以下の十数行のコードでハンドリングできるのだ。

RotaryDecode
	SWAP	(GPIO)>A
	AND	A, 0000_0011b
	LD	(BUF), A
 
	RR	(BUF)>A			; 観測値を正規化
	AND	A, 0000_0001b
	XOR	(BUF), A>A
	SUB	(LAST), A		; 前回 - 今回
 
	BIT	0, (LAST)
	JP	Z, RotaryDecode1	; 不動 or 無効
 
	SKIPRES	1, (LAST)
	INC	(VAL)			; 正転
	SKIPSET	1, (LAST)
	DEC	(VAL)			; 逆転
RotaryDecode1
	LD	(LAST), A

  珍しく電車の中で組んだコードがそのまま動いた。先日完成した7セグモジュールに値を出力させてみる。クリクリクリ。おぉー、気持ちいい。

  ロータリーエンコーダは、ボタン等のスイッチに比べると、非常に人間のフィーリングにマッチするインタフェイスだ。これから積極的に使っていこう。

  さて、ハードウェア工作とは何の関係もないが、最近、ウチのサーバがよく落ちる。

  messagesをみると、OOM-Killerが動いているので、何かのプロセスのリークか何かだろうと判断し、たいして気にもせず強制再起動で回避してきたが、最近、落ちる頻度が増してきて、リセットボタンを押すのがうっとおしくなってきた。特に設定をイジっていないのに頻度が増すということは、内部要因ではない可能性が高いということだ。どうにかせねばなるまい。

  それ以前に、お客のLinuxサーバをどうにかすることで飯を食っているのに、自分のサーバをボコボコと落としているというのは、カッコ悪い。まさに医者の不養生なので、どうにかするコトにする。まずは、ロギングツールを稼動……した途端、都合よく、すぐ再現した。どれどれ。

  なんと、バカみたいにhttp要求を連続(秒間20とか)で投げ続けるアホがいた。rubyのcgiプロセスが溢れかえっていて、落ちる寸前にはロードアベレージは数百に達している。tdiaryはかなり重く、メモリも食うので、秒間1アクセス程度にしてもらわないと困るんだがなぁ。どうしようかなぁ。いくつか案を考える。

  1. アホのIPをハジく
  2. Apacheに負荷制御モジュールを入れる
  3. ユーザの同時プロセス起動数を制限する
  4. iptablesに連続アクセス防御ルールを書く

  1はアホが複数現れるとイチイチ面倒。2はモジュールを入れるのが面倒。4は画像が多いウチのサイトには適応しづらい。というわけで、3がいい。連続でCGIにアクセスされた場合、CGIの起動を故意に失敗させ、Apacheには内部エラーとして処理させる。結果としては負荷制御になるワケだ。

  ユーザの同時プロセス起動数といえばulimit -uのmax user processesなのだが、これは環境変数みたいなものなので、CGIが起動してから設定しても遅い。そもそも、CGIの起動を抑制するという目的に合わない。Apacheの起動時に指定してしまう手もあるが、Apache自身に制限が加わるのは困る。

  とりあえず、現在の設定値を確認しよう。CGIの中に以下の1行を追加する。

print `/bin/bash -c 'ulimit -a'`.gsub(/\n/, "<BR>\n")

  CGIをリロード……うむ。max user processesは数千だ。これじゃ、負荷制御にはならない。

  ただ、これをApacheから変更させるのは難しそうだ。ほかの方法を探すか……あったぞ、RLimitNPROC。Apacheの設定パラメータだ。これをhttpd.confに書けばいいのか……

RLimitNPROC 20

  ……っと。Apacheを再起動。これで設定は有効になったはず……なのだが、確かめようがないな。ん? もしかして? と、思って、さっきのCGIをリロードしてみる……

max user processes (-u) 20

  ……なんと。RLimitNPROCって、内部的にはulimitを設定しているだけじゃないの。

  実際の効果のほどは、まだわからないが、これでしばらく落ちなければ効果あり、としよう。では。


2008-02-11(Mon) ゲタを履かせまくる

  久々にSVXネタ。真っ赤なバケットシートを導入してみた。

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  運転席じゃないけどね。

  さて、フラットパッケージの高速A/D変換チップであるAD7820にもゲタを履かせてみる。履くゲタはICB-010。だが、両者を当ててみて気づいた。これ、左右がピッタリでまったく余裕がない。

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  とりあえず、フラットパッケージの左右のピンを微妙に切り落としてハンダ付けしたが、ちょっとバッチョい。ググって発見したサイトには、そのままハンダ付けしている様にも見える写真があったので、スキマにハンダを吸い込ませるようにしても付けられるのかな。次回はそれを試してみよう。


2008-02-15(Fri) 味見回路を試作

  先日から、なにやら含みがちに制作をしているが、思い切って書いてしまおう。実はオシロを自作しようとしている。

  手持ちにはosziFoxがあるのだが、完全には壊れてはいないものの、非常に不安定で使い物にならない。挙動は日によってバラバラだが、平均的な故障モードとしては、液晶画面が表示されず、PCへのシリアル出力はある、という状態。使いづらいったらありゃしない。

  秋月のアナログオシロは魅力的だがデカすぎる。デジタルのヤツもまだデカい。USBオシロも悪くないが、専用ソフトが必要という点で萎える。まだLinuxで使えればいいけど、どうせWindowsのみ対応だろ? 壊れるまで使えるはずのハードウェアが、OSの載せ替えと心中だなんて、個人的にはありえねぇ。以前、気に入っていたシートフィードスキャナ、PAPERPORTのWin2kドライバが出ないのにショックを受けてからというもの、心底、懲りた。

  つーわけで自作である。PICで作るので、絶対性能は出ないだろうが、大抵は4MHzで動かすPICのデジタル回路が測定対象だから、2us、0.5MS/secも出れば実用的だろう。そのための20MHz水晶、そのためのAD7820である。

  ただし、プローブからの入力を受けるオペアンプ回路から、すべて試行錯誤である。負帰還がアレで、インピーダンスがアレだ。ググって先人の回路も参考にしようとするが、イマイチつかみ切れない。

  つーか、いきなり負帰還のオペアンプに入力したら、測定回路の電圧って下がるよな? まずは、ボルテージフォロアに突っ込む必要があるんじゃないか? でもって、次段のオペアンプで、電圧を反転して戻しつつ、オフセットとゲインを一度に調整すればいいのではないか?

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  ブレッドボード上であれこれやってみるが、自分ではうまく動いていると思っているので、とりあえずコレで行ってみようと思う。あ、今回のエントリにツッコミは無用ということでよろしく。


2008-02-16(Sat) ゴリゴリと進捗

  先日から家庭用電源の周波数を使った時計を試作しているが、せっかくだから実用品にしたい。わざわざ家庭用電源を使うのだから、ダブルミーニング(ふたつの意味を持たせる)を狙おう。目覚まし時計にするのである。

  ビジネスホテルのベッドに備え付けの時計は、コンセントから電力を得て動いている(ハズ)。時計が乾電池駆動だと、いつ切れるかわからないので、どうしても「目覚ましのベルが鳴らない」という事故発生の可能性がつきまとう。よって、マトモなホテルではそうなっているのである。そういえば、ラブホテルの時計もベッドに備え付けのような気がするが……あれは延長事故を防ぐため……かな?

  しかし、どうせ目覚まし時計を作るなら、目覚ましラジオにしてしまおう。寝起きのラジオなら毎日新鮮、かつ、徐々に頭を働かせることができ、スヌーズなアラームよりも目覚めが良さそうだ。

  八潮の100円ショップでラジオを物色する。100円じゃなくても、300円であると噂に聞いたのだが……ない。マトモなメーカだと千円は下らないしなぁ……と、八潮の秋月に行ったら、中国製のゲルマラジオキットがあった。350円。コイルとかバリコンとかを個別に買うより安い。すかさずゲット。

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  早速、作って試す。アンテナをコードに絡ませたら、清く正しく蚊の鳴くような音で放送が聴こえた。どうも、ひとつの局しか入らないような気がするが、なんでもいいや聴こえれば。

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  なお、一応、最終形では、アンプをくっつけてスピーカで鳴らし、アンテナもコンセントにつないで電力線アンテナにするつもりである。こうなると、家庭用電源を使うことがトリプルミーニングになって、より気分がいい。

  さて、オシロの件も進める。オシロのサンプリングスピードは速いに超したコトはないワケで、当然PICは最高の20MHzで稼働するのである。先日、20MHzの水晶を購入したが、あれは失敗だった。設計段階で、かなりI/Oピンがキビしいことが判明しているのと、複数のPICを「同期動作したい」という要求があるので、単独で発振する20MHzのオシレータを購入する必要があったのだ。

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  と、ここで約2年前に取り置いておいた在野のジャンクがリングに上がるのである。なんと、同時に4つもゲットだ。いやー、正直、ホントに役に立つ日がくるとは思わなかったなぁ。

  水晶の出力ではココロモトないのと、別途ANDゲートが必要になる計画もあるので、今度は2003年の後半に購入したと思われる秋月ジャンク袋から取り分けてあったLS7408を取り出す。ANDゲートだが、実際はオシレータの出力を両方の入力に接続して、単にバッファとして使うのだ。そういえば、先日の7segも同じジャンク袋に入っていたヤツだっけ……と思いながら、ブレッドボード上でテスト。キチンと20MHzで(たぶん)同期動作に成功した。

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  調子がいいので、もうひとつテスト。先日、秋月で購入したTA7368という100円のアンプICを試す……と、あっけなくスピーカが駆動した。テスト用の音源はiPodShuffle内の、最近かなり気に入っている後藤真希のGIVE ME LOVE。スゲぇイイ声なんだよなぁ。どうでもいいけど。

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  ますます調子がいいので、コンデンサマイクまでテスト。使い方すら知らなかったのだが、単に微電圧をかければいいだけなのか。これまた、あっけなくプチ拡声器(?)が完成。あー、あー、ただいまマイクのテスト中。

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  最後に、今後予定している、PICのインサーキットプログラミング用のゲタ用パーツを見ツクロって終了。今日は近年マレに見る進捗であった。気分よく、おやすみである。

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2008-02-17(Sun) 箱入りでアートっぽく

  昨日100円ショップで購入した、コレクションケースに各パーツを収める加工をする。

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  ちょっとケースが大きめだけど、なにこの高級感ッ!! 特に350円のラジオのパーツの工業的造形が、100円のケースによって超引き立てられている感じッ!!

  以前から、100円ショップのコレクションケースはガワとしてかなり有用だろうとは思っていたが、ここまでイイ感じに収まるとは予想外だった。見た目だけでなく、底が微妙に上げ底になっているので、皿ネジ加工も不要なのもポイントが高い。

  100円ショップのタッパーも便利だが、完成品が強烈な生活感を漂わせてしまう。その点コレは、ほぼ同額なのに、一切の生活臭を感じさせない。これはイイ。また使おう。


2008-02-19(Tue) またもACアダプタをぶっ壊す

  先日ぶっ壊したACアダプタは、目覚ましラジオに持って行かれたので、オシロ用の電源としてもうひとつ確保すべく、破壊活動にいそしむ。

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  獲物はパッと見つけた6Vの2.1Aだが、今回は前回みたいなラクはできなかった。かなり苦労してバラす。でも、ちょっと電圧がイマイチで結局は却下。もうひとついく。

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  次の獲物は9V300mA。ちょっと容量が心細いが……ん、んん? コイツは珍しくネジ止めだ。しかし結局は、片方しか外れず力ずくで破壊。しかし、コイツはコンセントの差し込みが天高くソビえてしまう仕様。相手がモノだけに、外したり切ったりは無理そう。まぁ、いいや。笑えるし。

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  そういえば、このふたつのアダプタには、前回の獲物みたいに3端子レギュレータはついていなかった。やっぱそうだよな。なんか納得。一方で、ダイオードはすべてバラ。ダイオードブリッジのパーツって高いのかな。

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  最後に、高速コンパレータLM319Mにゲタを履かせて作業終了である。


2008-02-24(Sun) トランスを基板上にトランスファ

  昨日、取り出したトランスを電源に仕立て上げるため、まずは基板に載せる。天高くソビえるコンセントの差し込みがチャームポイントだ。ついでに、先日用意したゲッターパーツ(ゲタ)をケーブルにハンダ付けして、PICのインサーキットプログラミング用のケーブルとして仕上げる。ピンアサインはこんな感じにした。秋月のライタに8pinのPICとして挿して使う。

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  なんとなく、各アダプタから外した電解コンデンサの容量をチェックしてみた。4700uF, 1000uFは規定容量以上あったが、470uFは規定の容量を下回っていた。コイツは最初に壊した、3端子レギュレータを搭載したアダプタに載っていたヤツだ。一応、離して実装されていたけど、熱に当てられて容量が減ったのかな?

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2008-02-25(Mon) 電解コンデンサ圧力臨界ッ!!

  昨日、基板に載せたトランスを電源に仕立て上げる。単純な回路だが、一応、実体配線図を書く。

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  今回、オペアンプを使うので、負電源も取れるようにしたい。ということで、半波整流と全波整流を組み合わせ、両方とも取れるようにしてみた。アキシャルなダイオードはアダプタから外したものの再利用だ。

  サクサクとハンダ付けして動作テスト。基本的にネットリと配線のデザインをして、マッタリとハンダ付けするので、完成したらあまり綿密は導通チェックなんかはしないオイラである。

  しかし、相手はAC100V。ちょっと緊張の一瞬。電解が爆発するとコワいので、なんとなくタッパーの中に納め、軽くフタを被せ、コンセントに接続。

  「な、何か、軽〜く、ニヲうんですが……」

  あわててコンセントを抜いて、おそるおそる基板をのぞき込むと、なんか電解コンデンサの頭がキレいに軽くドーム形状になっている。ヤバいッ、ログラム化現象かッ? スパリオ発射の前兆かッ!? なんて、ゼビウス気分になっている場合ではない。極性を逆付けしてるじゃねーかッ!!

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  幸い、気づくのが早く、電圧も15V程度とたいした圧力ではなかったからか、破裂も液漏れもせず、下部が十分に盛り上がった程度で収まり、事なきを得た。あーよかった。

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  ちゅーことで、もしやっちまうと、主にニオイの面で大惨事になるらしいので、みなさん回路のチェックは十分にしましょうね。

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2008-02-26(Tue) オペアンプまでぶっ壊す

  ブレッドボード上でオペアンプの動作をあーだこーだしているウチに、単一電源でなく、実際に正負の電源を与えてみたくなって、昨日、完成したばかりの電源から「ICクリップ⇔ワニグチケーブル」で電源を引いてみることにした。

  ブレッドボードには、普段9V電池を貼り付けてあるので、電池スナップの端子をワニグチでカジらせて電源供給……

  「にょ……?」

  ……なんか、オペアンプの動作がおかしくなったぞ。ナゼか、備え付けの3端子レギュレータまで、5Vでなく中途半端な電圧を出力するようになってしまった。もっ、もしかして……

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  ……や、やっちまった……電池スナップのオスメスを間違えた。逆電圧をドカーンと。オイラ的には、パーツを壊すのは結構珍しいコトなんだけどな。ガガーン。昨日の電解に続き、二日連続かよ……しかも、3端子レギュレータはともかく、LM7171って、1個200円もする比較的高価なオペアンプなんだけど、それを2個も同時にオダブツにするとは……。

  ま、壊すコトでスキルが身に付くともいうし、自分がレベルアップしたと思ってあきらめるか……今回の一連の試行錯誤で、オペアンプやインピーダンスのなんたるかについてはガッチリと掴めた気がするし……とはいえ、トホホな出来事であった。


2008-02-27(Wed) インサーキットプログラミング成功

  さて、今回の工作ではICを多層構造にしており、PICが容易に取り外せないため、インサーキットプログラミング用の端子を設けたのだが……

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  ……実際に建設してみたら日照権が奪われているようである。一瞬、どうしようかと思ったが、ここはあわてずL字型のピンヘッダに付け替え、難を逃れるオイラであった。

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  先日作ったケーブルでライタと接続する。プログラミング用の電圧(Vpp)だけは、PICの逆サイドから与える必要があるため、非常にコンジェスチョンな今回の回路では、ピンヘッダに引き出していない。これだけはICクリップで与える必要がある。イザ、書き込みッ!!

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  なぜか、EEPROMだけ書き込みに失敗するけど、ほかはうまく書けた。なんで? ま、今回はEEPROMは使ってないからいいけどさ……と、溢れるスルー力を存分に発揮するオイラであった。あは。


2008-02-28(Thu) 熱でオシレータをぶっ壊す

  インサーキットプログラミングにも成功(?)したので、試しに20MHzフルパワーでPICにLEDを点滅させてみることにする……が、例によってウンともスンとも動きゃしねぇ。クロック端子にテスタを当ててみてもサッパリ電圧が出ていない。またもや、パーツを壊した?

  そういえば、オシレータが取り外し品である都合上、足が短めなので、ハンダ付けにテコズったけど。熱で壊れた? いままで、あまりそういう経験はなかったんけど。

  ヘコんで寝る。ふみぃ。


2008-02-29(Fri) NCじゃねぇ

  昨日、熱で壊してしまったと思われるクリスタルオシレータを取り外す。あら? 他の3つと混ぜちまったよ……面倒くせぇ、ブレッドボード上でPICを稼働し、壊れたオシレータを選別する……

  「どれも壊れてません」

  ……な、なにッ!? んじゃ、昨日はなんで動かなかったのさ。とりあえず、ブログ用に写真を見返して、別のオシレータをハンダ付けしなおす。うッ。やっぱり動かねぇ。も、もしかして……

  「第4のピンはNCではないッ!?」

  ピンアサインがわからないので、まずは京セラのサイトに行ったものの、このパーツに関する情報は見つからず、仕方なく巷のページを参考にしたんだが……このオシレータの第4のピンはNCでなくEnable/Disableなのか? あぁーッ!!  やっぱりッ!! 他の京セラのオシレータは大抵そうなっているッ!!

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  つーワケでGNDとの接続をやめ、ピンをオープンにしたら、何事もなく動き出した。まったく、いつまでたっても、スムーズに工作が進まないオイラであるコトよ。ふもふも。