SVX日記

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2008-02-15(Fri) 味見回路を試作

  先日から、なにやら含みがちに制作をしているが、思い切って書いてしまおう。実はオシロを自作しようとしている。

  手持ちにはosziFoxがあるのだが、完全には壊れてはいないものの、非常に不安定で使い物にならない。挙動は日によってバラバラだが、平均的な故障モードとしては、液晶画面が表示されず、PCへのシリアル出力はある、という状態。使いづらいったらありゃしない。

  秋月のアナログオシロは魅力的だがデカすぎる。デジタルのヤツもまだデカい。USBオシロも悪くないが、専用ソフトが必要という点で萎える。まだLinuxで使えればいいけど、どうせWindowsのみ対応だろ? 壊れるまで使えるはずのハードウェアが、OSの載せ替えと心中だなんて、個人的にはありえねぇ。以前、気に入っていたシートフィードスキャナ、PAPERPORTのWin2kドライバが出ないのにショックを受けてからというもの、心底、懲りた。

  つーわけで自作である。PICで作るので、絶対性能は出ないだろうが、大抵は4MHzで動かすPICのデジタル回路が測定対象だから、2us、0.5MS/secも出れば実用的だろう。そのための20MHz水晶、そのためのAD7820である。

  ただし、プローブからの入力を受けるオペアンプ回路から、すべて試行錯誤である。負帰還がアレで、インピーダンスがアレだ。ググって先人の回路も参考にしようとするが、イマイチつかみ切れない。

  つーか、いきなり負帰還のオペアンプに入力したら、測定回路の電圧って下がるよな? まずは、ボルテージフォロアに突っ込む必要があるんじゃないか? でもって、次段のオペアンプで、電圧を反転して戻しつつ、オフセットとゲインを一度に調整すればいいのではないか?

  画像の説明

  ブレッドボード上であれこれやってみるが、自分ではうまく動いていると思っているので、とりあえずコレで行ってみようと思う。あ、今回のエントリにツッコミは無用ということでよろしく。