SVX日記

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2008-02-16(Sat) ゴリゴリと進捗

  先日から家庭用電源の周波数を使った時計を試作しているが、せっかくだから実用品にしたい。わざわざ家庭用電源を使うのだから、ダブルミーニング(ふたつの意味を持たせる)を狙おう。目覚まし時計にするのである。

  ビジネスホテルのベッドに備え付けの時計は、コンセントから電力を得て動いている(ハズ)。時計が乾電池駆動だと、いつ切れるかわからないので、どうしても「目覚ましのベルが鳴らない」という事故発生の可能性がつきまとう。よって、マトモなホテルではそうなっているのである。そういえば、ラブホテルの時計もベッドに備え付けのような気がするが……あれは延長事故を防ぐため……かな?

  しかし、どうせ目覚まし時計を作るなら、目覚ましラジオにしてしまおう。寝起きのラジオなら毎日新鮮、かつ、徐々に頭を働かせることができ、スヌーズなアラームよりも目覚めが良さそうだ。

  八潮の100円ショップでラジオを物色する。100円じゃなくても、300円であると噂に聞いたのだが……ない。マトモなメーカだと千円は下らないしなぁ……と、八潮の秋月に行ったら、中国製のゲルマラジオキットがあった。350円。コイルとかバリコンとかを個別に買うより安い。すかさずゲット。

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  早速、作って試す。アンテナをコードに絡ませたら、清く正しく蚊の鳴くような音で放送が聴こえた。どうも、ひとつの局しか入らないような気がするが、なんでもいいや聴こえれば。

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  なお、一応、最終形では、アンプをくっつけてスピーカで鳴らし、アンテナもコンセントにつないで電力線アンテナにするつもりである。こうなると、家庭用電源を使うことがトリプルミーニングになって、より気分がいい。

  さて、オシロの件も進める。オシロのサンプリングスピードは速いに超したコトはないワケで、当然PICは最高の20MHzで稼働するのである。先日、20MHzの水晶を購入したが、あれは失敗だった。設計段階で、かなりI/Oピンがキビしいことが判明しているのと、複数のPICを「同期動作したい」という要求があるので、単独で発振する20MHzのオシレータを購入する必要があったのだ。

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  と、ここで約2年前に取り置いておいた在野のジャンクがリングに上がるのである。なんと、同時に4つもゲットだ。いやー、正直、ホントに役に立つ日がくるとは思わなかったなぁ。

  水晶の出力ではココロモトないのと、別途ANDゲートが必要になる計画もあるので、今度は2003年の後半に購入したと思われる秋月ジャンク袋から取り分けてあったLS7408を取り出す。ANDゲートだが、実際はオシレータの出力を両方の入力に接続して、単にバッファとして使うのだ。そういえば、先日の7segも同じジャンク袋に入っていたヤツだっけ……と思いながら、ブレッドボード上でテスト。キチンと20MHzで(たぶん)同期動作に成功した。

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  調子がいいので、もうひとつテスト。先日、秋月で購入したTA7368という100円のアンプICを試す……と、あっけなくスピーカが駆動した。テスト用の音源はiPodShuffle内の、最近かなり気に入っている後藤真希のGIVE ME LOVE。スゲぇイイ声なんだよなぁ。どうでもいいけど。

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  ますます調子がいいので、コンデンサマイクまでテスト。使い方すら知らなかったのだが、単に微電圧をかければいいだけなのか。これまた、あっけなくプチ拡声器(?)が完成。あー、あー、ただいまマイクのテスト中。

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  最後に、今後予定している、PICのインサーキットプログラミング用のゲタ用パーツを見ツクロって終了。今日は近年マレに見る進捗であった。気分よく、おやすみである。

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