SVX日記
2022-06-27(Mon) テトラン完了
と、いうわけで、回転機能を使ってテトランの腕をレンダリングし、実装してみた。
腕の動きは360/64度キザみで再現した結果、だいぶガタついているのだが、回転パターンは360/16度キザみで十分だろう、との判断で実装してみた。そう。回転パターンはリアルタイムレンダではなく、プリレンダである。しかし、想定のとおり360/16度キザみで十分であった。
人間の目は、明るさには敏感だが、色調には鈍感である。YUV記録方式ではこの特性を利用し、情報量を低減している。これと同じく、人間の目は、動きには敏感だが、絵柄には鈍感なのではないか。動体視力、とかいう概念もあるしな。結局、人間は動いているものは、それほどよくは見えていないのだ。発見だなぁ。
そして、さらに発見。原作のグラディウスIIIのテトランをしげしげと見ていたら、腕の光のハイライトが逆になっている状況が散見される(わかる?)。これは、グラディウスIIのテトランも同じであった。最初はパターンをケチっているせいかと思ったが、逆のパターンも表示されているので、そういう理由ではなさそう。
自分が再現したものは、光のハイライトの方向は合わせてある。まぁ、光源を想定するならば、それもホントはおかしいのだが、それをおかしいというのなら原作もおかしいことになる。結局、理由はよくわからない。しかし、ゲームの場合、絵はだいぶいい加減でも気づかないものなのだ、ということはわかった。