SVX日記

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2017-05-01(Mon) お風呂BluetoothスピーカV2とリチウムポリマ充電池対応

  お風呂スピーカの稼働率が高くなるにつれ、電池の交換が面倒くさくなってきた。そんな時は充電池……なのだが、イマドキならば、リチウムポリマ充電池なわけで、でも、それはひとつ間違うと爆弾なわけで。

  そんな気分でAitendoを見ると、ひと通り揃っているんですな、これが。リチウムポリマ電池(3.7V/110mAh)[SX-3.7V-110MAH]と、充電用IC[MCP73831T-2ACI]と、ピッチ変換基板[SOT23-B]。ついでにBluetoothオーディオレシーバ基板[BK3254P9]まで買ってしまう。

  Bluetoothスピーカ化は既に済ませているのだが、USBメモリ形状のものを無理にくっつけているのがイマイチ。たまたま既存の極小MP3モジュール[M2801002]とピンアサインが似ているので、似たような形状に合わせることにした。同じようにチョンチョンと空中配線で2.54mmのピンヘッダにハンダ付けしてモジュール化する。

  画像の説明

  ……が、なんだこれ。電源入れると中国語らしきボイスが流れるんですが……ペアリングにちょっと時間がかかるものの、特に何の操作をしなくてもペアリングされるのはいいが、その時にも中国語らしきボイスが流れる。まぁ、使用には問題がないからいいんだが、ちょっと微妙だ。

  さて、本題はリチウムポリマの方。米粒のようなICをピッチ変換基板に載せる。手配してから気づいたが、充電電流によっては結構発熱するので、できるだけ放熱しやすいピッチ変換基板をチョイスしたほうがいいみたいだ。今回の充電対象は110mAhの容量なので、1Cで100mA程度の電流量であり、たぶん問題なさそうだが。

  ハンダをドバっと乗せてから、はんだ吸い取り線で吸い取る形でハンダ付け完了。ブレッドボード上に周辺回路を組む。たまたま、USBのmicroBの変換基板を買ってあったので、それを経由して充電することに。PCのディスプレイ横のUSB端子から、USB電流モニタを介して、ドキドキしながら充電を開始!

  画像の説明

  PROG端子には、10KΩをつないだので、1時間強で充電完了予定だ。テスタで電池電圧を計測しながら、USB電流モニタを眺めつつ、防爆用(!)のドーム型ルーペを横に、充電状況を見守る。

  基本的な充電戦略は、4.2Vに達するまでは一定電流(今回は100mA)で。4.2Vに達したら、それを超えないよう電流量を減らしていくように電圧を微妙に上下するようだ。実際に計測した充電の経緯は以下。

時刻電池電圧充電電流累計充電量
14:203.90V0.11A0mAh
14:323.95V0.09A24mAh
14:434.00V0.08A40mAh
14:524.04V0.08A53mAh
15:014.08V0.07A66mAh
15:104.13V0.07A76mAh
15:194.19V0.07A88mAh
15:234.19V0.00A92mAh電流値が0に(測定器の問題)
15:304.19V0.00A96mAh
15:434.19V0.00A96mAh
15:484.17V0.00A96mAhLEDが消灯

  ほぼ思った通りの挙動を経て、無事、充電が完了した。

  試しにお風呂スピーカの電源端子につないでみたら、問題なく音が鳴った。単三x3本をこのサイズに置き換えられるのかぁ。これは、ちょっと危険とはいえ、使い倒したくなってくるねぇ。