SVX日記
2007-01-03(Wed) 新年早々サーバ立ち上げ
最初は見よう見まねで、ハウツー本を片手に構築したRedHat7.2。ハードは余っていたAthronの600MHzマシン。よく覚えていないが、覚えたばかりのPerlで自分用のサービスをいくつか立ち上げていた気がする。
2代目が現在のサーバ。RedHatのサポート打ち切りに失望したので、OSはDebian3に変更。ハードは以前に主力で使っていたCUB-XマザーのCPUをPentiumIIIの1GHzに載せ替えたもの。獲物をRubyに持ち替え、ラジオの録音やら、テレビの録画やら、自製のグループウェアやらを載せて、イジリ倒している。これは現在運用中。
最初は適当なLinuxディストリビューションを入れて運用すればいいやと思っていたが、できれば仕事で使っているRHEL互換のCentOSで運用したい。そのためにx86互換CPUを積んだWRAPボードを選んだのだ。だが、そいつのストレージとする玄箱HGまで、ppc版RHELを導入したくなってきてしまった。ちゅーわけで、ネチネチと作業中なのである。
結果、できた。ちょっと苦労したが。最初はどうにかしてanacondaを立ち上げて、とか、擬似的にcdromブートして、とかを試したが、ギリギリのトコロで動かない。結局、FedoraCore6の導入事例を参考にして、空の状態に各RPMを貼り付けていく方法を取った。
で、こちらは一歩先にRHEL4を導入したWRAP。改めて起動を確認して、クロージャに収めた。基本的に、ルートファイルシステムは玄箱からNFS経由でアクセスするので、ディスクレス。今となっては絶対に手に入らない8MのCFからカーネルをブートする仕組み。クロージャはWRAP専用の赤いヤツ。しばらく前に購入したのでネジをどこかにやってしまってアセって探しつつ、クロージャの作りが甘いのでシリアルポート付近をリーマでウリウリやったりしつつしながら、どうにか収める……ううむ、シンプルでカッチョイイ。
こちらも見た目はフツーの玄箱HGだが、RHEL相当のLinuxで駆動し、WRAPを起動するためのx86環境も入っているというシロモノに仕上がっている。奇妙なことにフタリとも揃って266MHzで128MBというスペック。協力して533MHzで256MBというワケである(?)。
このフタリをつなぐのは、LANケーブル。完成形ではWRAPがルータの役目をするので、DMZに当たる場所に玄箱をつなぐのだ。DMZには玄箱しかつながない予定なのでクロスケーブル、しかも非常に短いヤツが欲しいトコロなのだが……というわけで、ジャーン!! 先日、秋葉の某所で買ってきたLAN工事用のペンチ。探し回った挙句、なんと1,029円で入手したアイテムである。モジュラプラグも10個で261円。貧乏くさいことこの上ないが安さは正義だ。
で、導通テスト。当然ながらケーブルテスタなんぞ買ってない。ジャンクショップで入手したモジュラジャックのパーツ。RJ45とRJ12が並んでいるばかりかLEDまで付いていて1個10円である。そいつとテスタでチマチマと導通チェック……1日に100本も作るんでなきゃ、これで十分なんじゃ!! ……オッケェイッ!!