SVX日記

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2019-02-01(Fri) 勝手にオレ的スピーカまとめ&レビュー

  ちょっとしたキッカケから、これまでに自作したスピーカをまとめてみた。

  スピーカに関して「うしろを覆えばいいんだろ」程度の知識で、その辺にあったCD-Rのスピンドルケースに組み込んだ、乾電池駆動のICアンプ内蔵のアクティブスピーカ。それでも普通に音楽が楽しめる程度の音で鳴った。

  STEREOという雑誌の付録の「スピーカユニット自体を組み立てるキット」を完成させたものを、タッパーに組み込んだパッシブスピーカ。雑誌の記事からスピーカに関する基本的な知識を得つつ、バスレフ型に仕立てた。

  秋月で売っていた安いユニットを「タッパー・ワン」に準じる形で組み込んだパッシブスピーカ。聴き比べると「タッパー・ツー」に比べ「タッパー・ワン」は高音が出ていないことに気づいた。

  「艦これ」で遊ぶ時用にありあわせのパーツを紙箱に組み込んだパッシブスピーカ。艦娘のセリフを聴く分には十分。

  秋月で売っていた安いユニットを発泡スチロールのブロックに組み込んだパッシブスピーカ。後に大きめのツィータを追加し2wayとし、乾電池駆動のデジタルアンプを乗せてアクティブスピーカ化した。発泡スチロールだけに軽い印象の音だが、低音から高音まで気持ちよく鳴る。現在もテレビに接続して稼働中。

  秋月で売っていた安いユニットを本物のコンクリートブロックに組み込んだツィータ付きで2wayのパッシブスピーカ。本物のコンクリートブロックだけに非常に落ち着いた音で鳴る。現在も寝室のミニコンポに接続して稼働中。

  aitendoで売っていた安いユニットを「タッパー・ワン」に準じる形で組み込んだアクティブスピーカ。内部にリチウムポリマ電池駆動のデジタルアンプとmp3プレイヤが組み込んであり、風呂で利用できるほか、パーツの組み換えによりBluetoothスピーカほか、様々な形態に変化する。軽い感じの音だが、低音から高音まで気持ちよく鳴る。現在もほぼ毎日の風呂で稼働中。

  元はノートパソコンのクレイドルに内蔵されていたスピーカを再利用し、乾電池駆動のデジタルアンプと併せてPCモニタの上に載せたもの。低音はそこそこだが、高音はクリアに鳴る。現在もPCでゲームや動画や音楽の視聴などに稼働中。

  ローエンドながらミニコンポへの接続を想定して売っている、既製のブックシェルフ2wayスピーカにリチウムポリマ電池駆動デジタルアンプ付きmp3プレイヤをくっつけたもの。ウーファの径が13cmだけあって極低音から高音までキレイに鳴る。

  画像の説明

  で、番外編。先日ThinkPadを買ったオマケでもらったBluetoothスピーカ。試しに鳴らした瞬間に耳を疑うほどのクソな音。何を鳴らしてもAMラジオっぽい音が出る。低音も高音も出ず、遥かに小さいZEN STONEにも劣る。ウチにあるスマホやタブレットでも、これよりマシな音で鳴る。

  ところが、試しにBluetoothでなく、ライン入力で鳴らしたところ、明らかにマシな音が出た。なんだこれ? かといって、別に積極的に使いたくなるほどの音でもないが。Bluetooth系の処理がおかしいのか? 意味がわからんわ……。

  試しに、スマホで再生音を録音してaudacityで周波数解析にかけてみたところ、唖然とする結果が出た。比較対象は上記の「ズゴック」。まずは、ライン入力で再生した場合。赤がズゴック、緑がJBL GO2。

  画像の説明

  ほとんど一致している。上述のJBL GO2を「ライン入力で鳴らしたところ、明らかにマシな音が出た」という感覚は正しかったわけだ。

  画像の説明

  ところがズゴックをBluetoothで鳴らすと、結構な差が出る。低音域も高音域も痩せてしまうのだ。ユニットは同じなのに、Bluetoothにするだけで、こんなに悪化するとは。

  画像の説明

  そしてそこにJBL GO2をBluetoothで鳴らしたものを加えたところ唖然とする結果に。さっきの痩せ方が気にならないくらいの痩せっぷり。おまけに中音域が謎の太り方をしている。そりゃ「鳴らした瞬間に耳を疑うほどのクソな音」に思えたのも納得だ。

  そうなると、これはユニット的な問題ではなく、ソフトウェア的な問題ということになる。これがミスではないのなら、JBLのチューニングがクソってことだ。以後、自分がJBLの製品を買うことは決してないだろうな。どんないい加減な仕事をしたらこんなレベルものを販売できるっていうんだ。

  自分の耳は、適当に作った自作スピーカが基準なので、決して耳が肥えているなどとは思っていなかったが、ヒドい音を、キチンとヒドいとわかる耳のようで安心した。

  ところが、どこのネットショッピングサイトのレビューを見ても、JBL GO2は、コキ下ろされるどころか、割と好意的な評価を受けている。となると、世間一般には、ヒドい音を、キチンとヒドいとわかる耳を持つ人は少ないということになるんじゃ……聴いてみれば誰にでもわかるレベルだと思うのだが。こと「音」になると計測もせず、カッコつけてオレ感覚を語りたくなってしまう人が多いということなのか。

  やはり、少なくともエンジニア足る者、決してブランドや何やの印象に屈することなく、自分の感覚を信じるべきだ。

  というわけで、今回の件から得るべき教訓は、オカルト的なオーディオグッズは言うまでもなく、ネットショッピングサイトのレビューも、某掲示板で音についてエラそうに語っている書き込みなども、まったく信じるに値しないということだ。

  そして、もちろんこのレビューもだ!