SVX日記
2017-11-02(Thu) 「申し付けテレ」実用化ッ!?
が、それを知ったのは、むしろ残念ニュース。「スマートスピーカが勝手にテレビを消す現象が続発? 原因はテレビCMのセリフか」だと。
まぁ、実際には「音声による指令操作」機能は、テレビ本体ではなく「スマートスピーカ」側に実装されているわけだが、これに限らず、ナイト2000(自動運転車)、フレンダー(ペットロボット)、時祭イヴ(バーチャルアイドル)など……着々と昔みた未来へ歩みを進めていることを実感するねぇ。
■1999年7月9日「テレビ・レボリューション」
<一部略>
でも……実は、テレビならば画期的なアイデアはあるのだ。
このアイデアはどちらかといえば「質的」というより「量的」な変化である。
しかしテレビに取っては革命だと思うぞッ、それはッ!
「音声による指令操作」の採用である。
以前「は~い」という声で電話を受けられる「電話機」というのがあったが、
声で指令操作できるテレビなのであるッ! これは素晴らしいぞッ!
単純なアイデアかもしれないが、これは非常にデカい革命的な進化である。
なにしろテレビはリモコンを使う家電の中でもバツグンに操作頻度の多い機器だ。
例えば「ニッテレ」のヒト声でズバッと4チャンに変われば超シアワセである。
私のように3日に5度はリモコンを捜索する人は、選択の余地なく購入するハズだ。
主要な仕様及び機能は以下の通りである。
「ニッテレ」「フジ」などの局名で電源が入る「ダイレクトパワーオン」機能。
「ショウブアッタナ」「ゼンゼンオモロナイ」「クッサイシバイヤナ」
「ウッ!エグゥ~」などで電源が切れる「インテリジェントパワーオフ」。
スピーカボリュームが「キコエン」でデカく「シズカニ」でチイさく、
「ウルサイ」でミュートするという「誰にも優しい『簡単』操作」。
親の「ハヨネロ」で電源が切れ、次の朝まで子供の声に反応しなくなるという、
「チャイルドロック」機能登載で、お子様のいる家庭にもオススメ。
地方のチャンネル構成を予め記憶した「エリアチューン」機能は、
命令指令の方言変化に対応する「カッペアブソーバ」機能にリンク。
全国各地の現地語での指令が可能。「メンコイ」で「めんこいテレビ」への
チューニングはもちろん「ヤカマシカ」「モウネッカラ」「シバクデ」等も受付け。
スーパードライCM中の「アサヒッ!」で不意に10チャンに替わってしまったり、
某受信料の支払いを拒否する時に便利な不要なチャンネルへの切替えを防ぐ、
便利な「チャンネルロック」機能装備。
画面中にうるさいチャンネル表示のない「チャンネルコール」機構装備。
「チャンネルコールッ!」の指令で「日テレ営業中ッ!」「スカパーッ!」
などと視聴中のチャンネルがオフィシャル音声でコールされる。
兄弟ゲンカを抑止する「タイムシェアリングザッピング」機能装備。
一定時間ごとの自動チャンネル切り替えにより、兄弟間を公平化。
もちろん解除すれば、古来懐しいチャンネルバトルが音声により復活。
音声の登録によりユーザクラスを設定可能な「ビッグダディモード」も登載。
父親に管理者権限を設定することで、その他の音声指令を完全に排除。
安心してプロ野球が楽しめるうえ「強いオヤジ」復活のチャンス。
周囲の破裂音を感知して自動的にボリュームダウンし、夫婦ゲンカの八つ当たりから
テレビを守る、先進の「セルフディフェンス」機能登載。
設定によってはボリュームダウンでなく、場の雰囲気を制御するための曲を流す
「エモーションコントロール」機能としても活用可能。プリセット曲は「ロッキー」
「3年目の浮気」「燃えろいい女」「ふたりの愛ランド」「葬儀行進曲」ほか全10曲。
チャンネルを変えるのが楽しくなる電子ペット「てれびっち」登載(またか(-_-;))。
オナカが減ったら料理番組、病気になったら健康番組にチャンネルを替えて
健やかに育てよう。見せる番組によっても性格が変化するらしいぞぉ!
なお、攻略本「てれびっち読本」はソニーマガジンズから8月の発売。
てな感じの商品。製品名は「申し付けテレ」で決まりダダダッッッ!
というわけで、ソニーさん(でもドコでも)、このアイデアいかがっすかぁ?
当企画は無料提供しますぜぇ。ただし、条件として……
・私の考案した製品名「申し付けテレ」の採用
・「フルタニアンモデル」の限定1000台製作、うち3台を私へ無料提供
・製品CMへの中江有里嬢と「私」の起用(内容は「大幅」に意見させていただくッ!)
……の3点だけは呑んで頂きたい。どうッ?(^o^)/