SVX日記
2013-12-23(Mon) 自宅サーバクラッシュ
小屋裏のLinuxサーバの様子を見に行く。ウチはPPPクライアントもルータもLinuxにやらせてるんで、落ちるとネットにつながらなくなるのだ。うーむ、画面に何も映らない。なにが起きたのだろう……Linuxのテクニカルサポートを生業としているオイラとしては、ここは「いとも鮮やかに」サービス復旧させたいところなのだが。
まずはリセットだ。BIOSは立ち上がる。GRUBも立ち上がる。しかし、そのあと画面は真っ暗のまま。なんだ、これは。ハードディスクか? ソフトウェアRAIDは組んであるが、その復旧となるとやっかいだ。ハードディスクに触診する限り、ディスクは回っているようだが。
レスキューモードで立ち上げてみるかな。インストールDVDをセットして起動……しねぇ!? なんだこれ……DVDが腐ってるとも思えんし……うーむ、ハードウェアくさくなってきたな。GRUBが立ち上げるってことは、なんかのデバイスのイニシャライズでストールしているとか。
使ってなかったPT2のボードを外す。うさんくさいPS/2マウスも引っこ抜く。で、GRUBのカーネル起動オプションからquietとrhgbを外してブートしてみる。にしてもGRUB2はGRUBから仕様を変えすぎだろ……大幅に機能向上してそうだが、まったく別モノになっていて、操作からして手探り状態だ。
画面にカーネルの起動メッセージが出るようになった。サーバ用途なら、最初からquietとrhgbは外しておくべきだな……4CPUだけに、4匹のペンギンが並んでいる……おッ! 止まったッ!? USBのHUBの初期化っぽいメッセージで停止している。USBが悪いんかな。カーネルパラメータにnousbを与えたり、つながっているUSB機器を外したり、BIOSからオンボードUSBを丸ごと殺したりしてみる……と、USBのHUBの初期化っぽいメッセージが出なくなり、代わりにネットワークっぽいログで停止している状況に変化した。
起動するようになった。なんと、オンボードNICが腐ったせいで、初期化でストールするようになった、ということらしい。このサーバは、2011年の3月から稼働して4年弱になるが、オンボードNICって壊れるもんなのかよ……。
さて、ここからどう対処しようか……予備のNICがないわけでもないが、何年も前のものだから挿したくはないな……あ……思いついちゃった……半ばギャグだが、いまこそレスキュー用のアイツを取り出す絶好のタイミングではないか!?