SVX日記
2006-10-15(Sun) 恐れ多くもプロジェクトマネージャ受験
何を思ったのか、どどーんと情報処理試験の「プロジェクトマネージャ」区分を受験してしまうのであった。昨年、アプリケーションエンジニアに落ちたにもかかわらず、なんでさらにレベルを上げてプロジェクトマネージャなのか? そりゃあ……報奨金が「20万円も」もらえるからであるッ!! アプリケーションなんか受かったって、同ランクの資格(ネットワーク等)を既に保持しているからという理由で、わが社の規定では15万円の半分、7.5万円しかもらえないのだ。こりゃ、どう考えたってプロマネるしか無い状況なのである(じゃ、なんで昨年受けなかったんだ? という話もあるが……)。
基本的にオイラは「お金目当て」だったので、プロマネ区分の受験を決めて約半年、早々に参考書は購入したものの、そんなに気合を入れてなかった。しかし、数日前からガゼン気合が入ってきて、昨日などは近所の図書館で数時間勉強するという、世にも奇妙な行動を起こしてしまったほどである。いったいナゼか? それは、オイラが神と崇める上司に「プロジェクトマネージャは持っておくべき」と言われたからだったりする。
ちょっと前から、オイラはLinuxのOSサポートで食っているのだが、その尊敬する上司に「ウチのサポートサービスは『プロジェクトマネージャ』を相手にすることが多いしねぇ」と言われてしまったのである。相手がプロマネなんだから、コッチもプロマネの資格程度は持っておく……「よく考えたら、よくわからない論理」ではあるが……イイのだッ!! 資格を持っていて損になるコトはないのだッ!! そして、ある意味これはオイラに向けられた挑戦なのでもあるから、プロマネの資格くらいスポンと取ってみせたいのだッ!! オイラはいつか「あの人に勝ちたい……」のであるッ!!
例によって午前はサクサクだが、一度、満点を取ってみたいので、無駄に力を入れ、制限時間一杯まで粘ってみた。そして昼休み。近所であることを最大限に活用し、試験会場の隣のオープンカフェでカミさん、イッペイと合流。たこ焼きで優雅なランチタイム(?)を過ごしてから、イッペイの応援を受けて、午後の試験に臨む。
午後はもうアレだ。脳みそがちぎれ鼻血も吹き出さんほどに集中して取り組む。実のトコロ、情報処理試験の上位資格は、理論よりも精神論みたいなもんだ。コツといえば、論文を書く時に使う筆記用具くらいかな。ちょっと柔らかめの芯を、グリップのよい太めの軸のシャープペンに装填して挑むといい。オイラは何も考えず、かれこれ20年くらい愛用している赤いシャープペンにFの芯を装填して挑んだトコロ、この組み合わせは書きにくい上に消しにくく、まったくもって最悪だった。