SVX日記
2025-10-19(Sun) 復帰ライダーレンタルアンコール
いい季節はここ数週間だけだろうからさぁ、などと理由をつけつつ、先週に続いて、またバイクを借りてみた。今回は以前に同僚が乗っていたというRebel250。ちょっと店まで距離があるがホンダで借りてみるというテストも兼ねてだ。
先週から妙にバイク熱がブリ返してしまって、アレコレとネットで検索していたらokomotoというサイトが見つかった。これがまたオモシロい。理想的なブレーキ操作による停まり方、お作法のチャンク化、危険性の啓蒙など、持論を述べつつも、その結論に至る理由もしっかり書いてあって納得性が高い。これはスゴい。有益。というわけで、やっぱり多少の防御も必要か、と思い直し、インナプロテクタの上と下、手袋のインナを手配してみた。
当日の朝。ホンダまでは自転車でヒト山を超える必要があるのだが、早速、汗ダクになってしまった。秋なのにコレかよ。夏に借りるの無理じゃん。服装も、漕がなければならない自転車と乗っているだけのバイクでは違うべきだ。とはいえ、バイクに乗って走り出せば汗は引くだろう。
Rebel250とご対面。要するにアメリカンだ。このタイプには初めて乗る。アメリカンというと、後傾の姿勢でブラ下がるように上に手を伸ばすイメージだが、これはそこまでではなかった。座席が低いので足付きには問題ないが、ニーグリップができないことには不安を感じる。走り出すとそれほどの違和感はない。んが、どんなもんじゃろう。250ccにしてはそれほどのパワーを感じない。つうか、エンジン音はやや派手なのに、タコメータがないので、どの辺りを常用すべきなのかわからん。なんでないんだ。つまらんやんか。
田舎の方に抜け、コンビニで休憩。駐車場の枠ではなく、駐輪場っぽい場所に停める。昼飯を食べたら、三河湖へ。そこから、奥はちょっとした険道。そこで発見。当たり前かもしれないが、アメリカンは小回りが効きにくい。低速走行にも向かない。後傾までいかなくても姿勢が直立なので、全体重が尻に乗り、尻が痛くなる。これは自分には向かないなぁ。筋トレで尻の脂肪が減ると尻の耐久性が減るのだ。
何度も通ったことのある道ではあるが、ナビがないので右往左往しながら、そろそろ帰路につかなければならない時間になってきた。帰る方向に向かいつつ、ロードスターではもう通りたくないけれど、バイクなら通ってみたい狭い道を見つけたので通ってみることにした。んが、林の中を通る道なので、ほぼウェットで落ち葉も多い。バイクには厳しい道が延々と続く。というか、特にアメリカンに厳しすぎるのだ。ものすごく慎重に操縦する。2速の穏やかな加速挙動が望ましいが、遅すぎてエンストしたら逆にコケそうでヤバい。狭さは記憶どおりだが、長さは記憶の倍以上あって、抜けたときは心底ホッとしてしまった。

