SVX日記
2016-07-10(Sun) 両ブロック塀スピーカ改装完了
先日、残っていた接着作業を済ませた。早速、鳴らしてみる。
うーむ、やはり、ここんとこしばらく、比類なき重量を誇るリアルタイプのブロック塀スピーカで聴いていたので、強烈な箱鳴りスピーカであることを再確認してしまった。とはいえ、これはこれで別にいいんじゃないかと思える。片手でつまんで場所を移動できるという、リアルタイプにはない利点があるし。
ついでに、リアルタイプの方も、振動しがちなバックパネルを補強してみることにした。最初は細い木材でも貼り付けようかと思ったが、やるならガツンとやるべきだと思い直し、ホームセンタにあった極厚のMDFの端材をカットサービスで切ってもらって、木工用ボンドで貼りつけた。材料費400円チョイ。
結果、明らかに変わった。当然ながら、より落ち着き度が増す方向に。演奏中にバックパネルに触れても、ほとんど振動を感じなくなった。細かいことを言えば、上部の端子付近はそのままだが、知覚できるほどの影響はないと思う。まぁ、気休めに後ろにフェルトを垂らしてみてもいいけど。
それよりは、フロントのバスレフダクト(?)にフェルトを詰めるかどうかで、それなりに音が変わるのが面白い。フェルトを詰めると、わずかにこもった感じになるが、ドラム系の音がおとなしくなる。同じ低音でも、ベースギター系はあまり変わらない。ノイズかトーンかの違いのような気がする。曲に合わせて詰めたり外したり、好みの詰め具合を試行錯誤するのもいいかもしれない。
ちなみに、何気なくポツンと写っている基板は、秋月の3Wx2のD級ステレオアンプ(PAM8403)だ。単三乾電池2本で試してみたが、スピーカを十分な音量で鳴らすことができた。うーむ、特に音質の比較などはしないが、こんなちっこいのでも十分にスピーカを鳴らせるとなると、高価なコンポが微妙に見えてくるな。
なお、さりげなくスピーカの上に載っているCDはこれだ。元祖、7、Fときて、Δはメインビジュアルの初見で「さすがにいまさらこれはイタすぎるだろ……」と思ったにもかかわらず、ガキと本編を観ているうちに、一周まわって歌にまでドハマり……毎度ながら作り手のデカルチャーな手腕には感服させられる。
デルタは挫折しますた。<br>ジョジョは見てるぞー