私の親友から電子メールが届きました。中身には数枚の鉄塔の写真が添付……実はコレ、地球のウラ側、南米はチリの鉄塔の写真なのです(彼は現在、海外青年協力隊でチリに派遣されているのです)。

　しかしまぁ、えらく心細いひょろひょろの体つきではありませんか。一応、トラス構造になっているとはいえ、主柱は垂直に2本。イッチョマエに送電線を6本を抱えている割にはタヨリない感じです。

　横から見るとこんな感じ、ホ〜ント、ペラッペラです。

　よく見ると、動物などが鉄塔へ登って悪さをするのを防ぐためか「ねずみ返し」のようなものを、ちゃんと装備しています(シンプルですが)。

　また、黄色のプレートのようなものが掲げてあるのも見えますね。やはり「サンチアゴ線258号」とか書いてあるのでしょうか？

　チリという国は南北に4000km以上もの長さをホコる非常にホソナガ〜〜〜イ国です。日本と違ってそんなにしっかりした鉄塔を建てていたら、お金がいくらあっても足りないからかもしれません。

　しかし、ま〜っすぐな道路に沿って果てしなく続く、ま〜っすぐな送電線……思わず引き込まれる風景ですねぇ……。