京都府から山陰線で北へ北へ。駅のまわりになにがある？　といわれたら、ハテと考え込んでしまうほど駅のまわりになにもない田舎駅。山家。そこで見つけた鉄塔です。

　電柱と見まごうばかりの細身の体に単純な構造。しかも材質はコンクリートです。

　んじゃ、鉄塔じゃなくて、コンクリート塔？　てゆうか、単なる電柱じゃないの？　　うーん、そういわれると、なにをもって鉄塔だと主張したらいいのか困りますけど、　なんというか、確かに鉄塔から直接送電線を受け取っているんですよ、この塔。　たぶん鉄筋コンクリートでしょうから、なかに鉄を使っていることにまちがいありません。　だから、この塔は「鉄塔」ということにしてしまいます(決定)。

　こんなのもあります。例によってさっきの鉄塔のすぐ近くの鉄塔です。「似たようなスタイルの鉄塔は集まっている」法則に当てはまります。

　こんな電柱はみたことないでしょ？　たぶん電線にはそれなりの高圧電流が流れていて、電線が被覆されていないので、絶縁のため電線同士を十分に離しておく必要から、こういう二人三脚状態になってるんでしょう。だからこれは鉄塔なのです(断定)。